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【2023年3月26日】人に出せるものを作ること

うちの母はとても料理がうまいと私は思っているので、塾を立ち上げたときには、食堂部門をお願いしたいという話をしていたことがありました。

授業が始まるのはどうしても夜なので、腹ごしらえしてからじゃないと集中できないよね、なので、うちの塾ではおばあちゃんのおむすびとお味噌汁を出します、的な。すごく良くないですか(笑)?

食べるのはしょせん子供だし、そんなに大げさなものである必要もないのに、母からは「人に出すものはね〜」と渋い返事。
そういえば、私達姉妹が夫婦で集まる(計5名)ときも、母のおいしい手料理をみんなで食べたいのに、よほどの場合じゃないとあんまり乗り気ではない様子。

私としてはずっと謎だったのだけど、ベーグルを人にプレゼントするようになってから少しわかった気がします。
自分やあざらしくんの食べる用で焼くのと、プレゼント用で焼くのとではまるで緊張感が違います。特に今のように、三ヶ月くらい間があいてしまうとなおさら。

見栄えや味など、自分用なら「まあいっか」でいくらでも済ませられるけれど、プレゼントはそういうわけにはいかない。

先日、プレゼント用のベーグルを講座の合間に焼いていて、発酵が不十分だったり焼成しすぎたりして、とても悔しい結果になったから、来週の本番に備えて、今日は練習をしました。(連日深夜まで残業している工場メンバーへの差し入れになりました)

これって、普段のコミュニケーションなどでも同じことが言えます。
自分がわかることを、相手にもわかるように説明するのって難しいし(でも説明できないのなら本当はわかっているって言わない)。

「自分用」をいくらたくさんやっても、あんまり成長にはつながらないと思います。


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