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30年ぶりの、、、

最初に、あまり良い内容ではなく、一部汚い表現が含まれています、とお伝えしておきます😅


なんと、30年ぶりのアナフィラキシーで救急搬送されました!!


ステロイドの点滴が効いて回復して他ので、症状がでてから4時間ほどで自宅に戻れましたが、このことにワタクシ自身が一番びっくりしております。


昨日は火曜日で、毎週恒例の仕入れDAY。

いつも通りのルートで着実に仕入れを終え、14時過ぎに帰宅。

スーパーで買ってきたお弁当を食べていたら口の中に違和感。

上あごがむず痒くなってきて、それが舌や頬の裏側にも広がり、、、

食べるラー油もかけていたので、それのしびれ系?と思いつつあと何口か食べてみたけど、全然美味しく感じないし痺れが酷くなってきたので「これはアナフィラキシーか⁈」と、半分くらいで食べるのをやめた。

今は、二口目くらいで気付けよ!と言ってあげたい。

ぶくぶく口の中を濯いで水をがぶ飲みして、食べてたお弁当とラー油の瓶を近くにあったビニール袋にぶっ込んで握りしめ、車に乗って一番近所で思いついた5分ほどの距離のアレルギー科へ向かう。

たまたま早く帰宅していて一緒にお弁当を食べた三男坊(ちがう種類のお弁当でした)は同時刻にバスケの練習に出かけたため、自転車にまたがって見送りつつ「何かあったらLINEしてね!」と呑気に見送ってくれた。

いやもう現状が有事なんですけどね。

運転しつつなぜか急に鼻が詰まってくしゃみが止まらなくなり、家を出る直前から下り始めたおなかの痛みも増してきて、くしゃみをするたびに崩壊の危機!!!

いつもの場所がいつも通りに混んでいて、軽くパニクりながらも裏道で迂回しつつぴったり5分で病院の駐車場到着。

なんかいろいろ堪えつつ病院に駆け込み、「すみません、まずはお手洗いお借りしてもいいですか?」(そこはなぜか冷静)と、トイレに駆け込みホッと一息。

パラッパラッパーなら「This is life!」と叫ぶ場面なのですが、過呼吸でそれどころではなく。

震える手で受付に保険証を渡して現状説明。

すぐに医師が出てきて診察室の診察台へ。

左手人差し指にバイタルチェックのクリップ右腕に血圧計のベルトを装着して経過観察に入るも、

医師「アナフィラキシーを起こしていますが、ショック状態には至っていません。でもこの病院では対処できないので救急車で大きな病院へ搬送します!!」

ええー!!
なにそれ?!

このワタクシが救急車に乗ると?
車運転してきたのに?
なんなら自分で運転して移動しますけど?!

という趣旨のことを医師に伝えましたが、断固「救急車呼びます!」と譲らず。


そして救急隊は速やかに到着。

恥ずかしい。
恥ずかしすぎる。

自分で運転してきたのに、救急隊のお世話になるなんて。


人生4度目の救急車。
1度目はワタクシが(まだ父が生きていたころなので)幼稚園児くらいか?
那須あたりへの家族旅行中に中耳炎になって。

2度目は幼稚園児だった長男が出先で引きつけを起こして。
(前に次男坊、後ろに長男を乗せて自転車漕いでたら、長男から返事がなくなったので振り向いたら意識なくしてた。)

3回目はその少し後に、ワタクシが。
胸の痛みが酷くなって呼吸困難起こして。
(原因わからず「ストレスでしょう。」と数時間で帰宅。)


あれから15年。
(きみまろ風に)


なぜかワタクシはパン屋になっていて、ありがたいことに手が回らないほどの仕事をいただいている。


話を戻して、特に内科でかかりつけもないので、救急隊に行き先を決めてもらって移動開始。

車内でシャチョーに電話連絡し、搬送先に直接来てもらうことに。
(早退させてすまん)

たまたまネトフリで「東京MER」視聴中だったもんだから、他人事のように色々観察しつつ病院に到着。

ストレッチャーでカーテンで仕切られた診察室へ移動して、何人かの医師や看護師に事情を話して、食べてたお弁当とラー油の瓶を見せる。

救急隊にも食べてたものを持参したことにめちゃくちゃ感謝されたっけ。

もうここにきて呼吸も楽になってるし、体で痒いところもなし、下唇が腫れてて気持ち悪いくらいまで落ち着いてて。

医師たちの所見も「アナフィラキシー」。

ステロイドの点滴をして症状が治らなければ数日入院してもらうけど、これで治ったらいい帰ってもいいですよ。
その場合はこちらで出すお薬3日分をきっちり飲み切ってね。


とのことで点滴スタート。

ポヨーンと眠くなってうとうとしたいたら、看護師さんに「ご主人到着されましたよー。」と声をかけられ、間も無く点滴も終了。

すっかり腫れもひいていたので、医師からは「帰っていいですよ。もしすごく心配なら入院できますけど、どうします?」とのことで、もちろん

>カエル

を選択。

車が近所の病院の駐車場に置きっぱなしなので、仕事場から直接電車で来てくれたシャチョーとともに電車とタクシーで帰宅。

薬を飲んですぐに寝て、2時過ぎに尿意で目覚めて現在に至る。

食欲がない以外は全くなんともなし。

発症してから帰宅までたった4時間の出来事。

いやほんとびっくりしたわー。

あと50個シュトレン焼かなくちゃならないんで、帰ってこられて本当によかった。

車を運転しながらも、救急車に乗りながらも、頭の中は、お弁当を食べた後にやるはずだった仕入れてきた野菜などの下処理と、明日明後日の仕込みの段取り、日月のシュトレン最終製造の段取りで頭がいっぱい。

それらがぶっ飛んだらヤバい!!後がない!!年越せない!!

って、そればっかりだったのですよ。


あと、仕入れの帰りに自分へのご褒美に買ってきたメグモグさんのケーキを食べてないってこと。

お弁当じゃなくてケーキ食べてたら無事でいられたんだろうか?

今となってはわからない。


ただ、たった今の心配事は、近所の病院の駐車場に置きっぱなしの車の中ある、鮮度抜群でパリッパリだった小松菜2キロの安否なのであります。

(なぜかそれだけはおろすの後回しにしてお弁当食べ始めた)


小松菜よ、どうか明日の朝までご無事で、、、

有機野菜の強さ信じてるよ、、、

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