あなたの町の自然エネルギーが生み出してる付加価値の計算方法

311福島原発事故を切っ掛けにそれ自然エネルギーだと言う事で菅直人くんが「総理の椅子と引き換えに通した法律で日本の各地にそれまでは家庭の屋根にボチボツ載っていた太陽電池がアチコチに増殖した。

それまでは環境に良いことするなら赤字で当然とされていたものが金利の付くお金借りてでも儲かりますよと言う状態になって、それも中にはたったの3年以下で設備投資が回収でき、その売り上げが20年間も保証されると言うことで全国各地にオフサイトの大規模な売電目的の発電所が林立した。

人もの金が出て行った過疎地に目立つその発電所たちがどれだけの売り上げをあげているのか、ほとんどの人達が知らないのでその計算方法を以下に記しておくので興味があったら自分で計算して欲しい。

どれだけ儲けているのかについては、その設備投資額がわかれば簡単に計算できるのだけど、これは聞いてもバカみたいに儲かってるので教えてはくれないだろう。ただ、地方自治体の税務関係者は事業用の設備については固定資産税の算定データを持っておられるだろうからこれで計算すればその儲かり具合がわかる。一度計算してみられれば良い。

では、どの様に計算するのか・・・

先ずは自分の住む町にどれぐらいの設備があるのかについては、経済産業省のHP、「なっとく再生可能エネルギー」から見つける事だ。。

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/

このページの「設備導入状況の公表」

https://www.fit-portal.go.jp/PublicInfoSummary

と言うところから辿れる「エリア別の認定・導入量:と言うところから落とせるデータで大体の導入量から概算でその売り上げが計算できる。その多くが太陽光発電なのでその導入量✖️1000✖️40でほぼ誤差はあるもののその売り揚げは出てくる。

これを何と比べるか・・・。

地域経済にとってはこの新たに出来た産業がどれ程の規模であるのかを比べるのに、その町での電力料金と比べると良いだろう。これは、今では公表されていないので概算でしか出せないのだけど・・・

電力料金の日本全体での金額からザクッと計算してみる。日本全体での電力料金の総額は約18兆円なので、これを国民一人当たりに割ってみると一人1ヶ月1万円ぐらいになると言う計算になる。

と言う事だと人口2万の町だと年間24億円ものお金を地域がいにし払ってることになるわけだ。

この数字から私が住む宮崎県の人口2万足らずの町の太陽光発電のおおよその売り揚げが計算出来た。その結果は下記のファイルにまとめてあるので参考に見てもらえればいい。

さて、ではこの売り上げの出し方はわかったと思うが、これが地域経済に役立ってるかどうか、つまり、その事業者がどこの人なのかどこの会社なのかの調べ方を書いておく。

上記のページから「事業計画認定情報の公表」をクリックすると

https://www.fit-portal.go.jp/PublicInfo 

が出てくる。この下のほうに各県別の認定情報が開示されている。これがエクセルのデータで出てくるので、これをダウンロードして自分の町の部分だけを抜き出してそれをもとに地元か地域外かを分けてみれば、どれぐらいの金額がどこへ流れていくのかを試算する事が出来る。

これで大体の事がわかったら、この新たな産業の生み出してる価値を取り戻す方策を考える事が大事なんだと思う。だって、その価値はあなたの町に降り注ぐ太陽の恵み=町民共有の財産によって生み出されてるという事をよく考えてもらいたいのだ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?