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会生活をおくる人間にとって、我が道をいくことは根本的に難しい?!! ~社会学を学んで~

こんにちは。

今回は社会心学、および社会心理学の関するこちらの3冊。

社会学って興味はありましたけど、今までやったことのない分野.....

社会学は、社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズ(因果関係)を統計・データなどを用いて分析することで解明する学問とのこと。実際に起こっている事象に関して、何故こういったことがおこっているのかの仮説を立て、それに対してデータを用いて検証をしていく学問という理解をしました。

特に今回、興味深かったのが「結婚の条件」です。日本の晩婚化、非婚化は話題になって久しく、日本は世界一の晩婚国と本文中にもありましたが、それはデータから言っても明白で、著者の所感としては今後も進んでいくとのこと....これは国としても困ることかもしれません(結婚していない私がいうなと言われそうですが💦)「結婚はしたい、でも適当な相手がいない」という状態が日本の晩婚化を促進させており、それは男女、特にクローズアップされていた女性が求める「結婚の条件」の醸成背景、学歴、職歴を背景にした「結婚にもとめる意味・生活スタイル」を女性誌の読者層を例に例え、テンポよく書いていました。

ここで私が考えたことは、「自分で判断した」「自分の意志である」と自身は認識していても、他者、特に両親等の近しい関係の人物や自身が属している集団の判断や意思が、自身の判断に意識していようが、意識していまいが、強く影響しているということです。自身で考えて判断しているようでも、育ってきた背景や今属していると考える集団の考えが自身の心理に影響を及ぼし、選択結果や行動に影響を出すということです。そして、自身の本音をストレートに表現することにためらいや恐怖感が伴うのだということも感じられました。本音や建て前が入り混じるとう人間らしい情動も、これが元になっているのだな、と思いました。

営業を行うなかで、顧客が言っていることの言葉の背景を読み取る能力を上げなくては~と最近感じます。この言葉は、この人が思ったから言ったのか?それともこの人の上司が思っていることなのか?この人のチームの総意なのか?それとも耳障りの比較的良い断り文句なのか?のような、ある意味駆け引きが発生したいりするのですが、人が何故このような言葉を発しているのかというところを考え、察し、仮説をたてながら話していかないと本当に顧客が思っていること、望んでいることを引き出せなかったりするからです。この人が考える「私の考え」の範囲はどこなのか、をとらえながら相手の真意を引き出す練習が今後も必要ですね。

あれ?社会学とはちょっと違うところで着地してしまいましたね..........失礼しました🙇💦

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