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決算書を学んでみた

夏休み、いかがお過ごしでしたか?

旅のお土産にいただいた砂糖菓子が可愛かったので貼っちゃいました。

今回は、とっつきにくいと感じる財務諸表のお話。ちなみに、財務諸表というと、一般的には以下の財務三表のことをいいますね。

・損益計算書(P/L)

・貸借対照表(B/S)

・キャッシュフロー計算書(C/S)

すでに何のこっちゃというレベルの私ですが、以下の本を読んで、学んだことをご紹介します。

スピードテキストは、実際にどのような計算をしているのか、ということを実戦形式にやるにはいいと思います^^;

1. 財務諸表って何のために存在するの?

企業は株主から出資してもらって活動ができています。株主としては、大切なお金を企業という集団にあずけている訳で、そのお金が何に使われているのか、その事業自体はうまくいっているのか、事業以外にもどんなお金が出入りしているのか、枯渇すると倒産リスクのある現金(キャッシュ)がちゃんとあるかどうか、ということが気になるところです。それを株主に説明するためにこの財務三表は存在しています。株主としても、この内容を確認して、お金の使い方や利益の出し方に納得がいかなければ、もうその企業に投資することはやめよう、という判断にも至ります。

1. なぜ、この3つが必要なの?

なぜこの3点セットが必要なのかということをそれぞれ学んだことからかきますね。

・損益計算書(P/L):一定期間(多くの企業は1年間)の間の企業の成績表。事業で売り上がった額から、費用分、税金分を引いた額が当期純利益。この当期純利益は貸借対照表の利益剰余金に毎年加算。

・貸借対照表(B/S):企業のその時点での財政状況のスクリーンショット。事業をするための元手の出処内訳が負債と純資産、元手を事業を行うための何に使っているかの内訳が資産。負債+純資産=資産となってバランスしている。元手(負債+純資産)とその元手由来の事業のための持ち物(資産)の大きさは合致するはずだから。

・キャッシュフロー計算書(C/S):今すぐ使える現金がなくなると会社は倒産する。現金の流れがどうなっているかの健康診断をするのがキャッシュフロー計算書。例えば、買掛金は「金」とつくけど、今すぐ従業員の給与として支払えない。何かあった時にすぐに使える「現金」がある程度手元にあるってこと自体が企業の健康状態としては重要なこと。「ある程度」とは、その企業の業態、規模による。

3. どうやってみるの?使うの?

この財務三表を見るときの視点としては、収益性、効率性、安全性の大きく3点。収益性は、事業をやるのに資金を投下した額に対し、どれだけ収益をあげられたか。効率性は、事業のための企業の持ち物(資産)をとれだけ効率的に使って事業をおこなっているか。安全性は、企業の支払能力の大きさ、財務面で安定感がどれだけあるかどうか。

特に企業は収益性は商売の基本ができているかどうか、という通信簿だと感じました。商売上手っていうのは、少ない元手でより大きな売上を得ることだから。企業活動は、インプットに付加価値をつけ、そのアウトプットに沢山の買い手をつけることが目標だから。

後、収益性の構造は業界、業態によって異なるので、ここをわかってくると財務三表をみるのも楽しくなりそう♬それには一層興味をもってみてみることが必要そう^^;

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