進化型のお笑いコンビ『リベラル』

2021年2月12日 18:47

どもー！！　

その日の出演しているどの芸人さんよりも、元気に登場したのは、同じ大学の先輩後輩コンビのリベラルだ。

　赤い派手な衣装を着た巨体の男は”ヒデ”と呼ばれていた。しっかりものの　後輩キャラでコンビのツッコミを担う。

先輩でボケの”タニオくん”は、打って変わりシンプルで可愛らしパーカー姿となんとも対象的なデコボココンビだ。

コンビの強みを生かした掛け合いにジワリ、ジワリと観客にボディーブローを打ち込むスタイル。そして、最後のオチが綺麗に決まると、客席は大きな笑いに包まれた。

その日、コンビは手応えを感じていた。

　先月結成したばかりのコンビは、連日のライブの中、着実に制度をあげていた。そのわけがライブ直後のふたりの反省会なる、おやつタイムから見えてきた。

数々の劇場に立ってきた先輩タニオ君が、丁寧にその日の掛け合いの反省やお客さんの反応、他の芸人さんからのフィードバックを手帳に書き記していた。

一見華やかな、ステージを降りると、そこには地道でチリツモな作業しかない。ネタの細部やキャラ設定、己の課題に頭をひねっている。

　ふたりはネタ合わせの際、ほとんで揉める事はないという。そこで、今回のネタはどのように作っているのか尋ねてみた。

アイディアマンの後輩、ヒデ（秀）がざっくりした設定を提案。その後、先輩タニオくんが細部の掛け合いを練っているという。

そして一つライブを終えるごとに、ふたりでブラッシュアップを続けているという。
この日は３公演をするという。

この成長のプロセスをファンが共有できる事
こそ、このコンビの真骨頂であると断言できる。

その舞台裏までみんなに応援される事こそが
このコンビの人気の理由なのだろう。

次のライブでは、どの部分が新たに手直しされ進化しているのか目が離せない！！

おひまタイムス記者：TAIYO

リベラル次回公演

2/16(火) 新宿バッシュ　15:15〜
2/18(木)なかの芸能小劇場　18:45〜

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