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気温が下がる時期の疝痛のリスクを慎重な管理で軽減

この記事は PAULICK REPORT に許可を得てPAULICK REPORTスタッフが
2022年11月29日5:30に公開した

Reduce Cooler-Weather Colic Risk With Careful Managementの記事を翻訳して掲載しています。

気温が下がると、馬の疝痛のリスクが高まる可能性があるのは、よく耳にする話だと、The Horseという雑誌は報じています。しかし、疝痛のリスクを高めているのは天候ではなく、天候の変化が引き起こす管理方法の変化や、馬の行動の変化が便秘疝のリスクを高めているのです。

放牧から干し草中心の食事に切り替えた馬は、水の消費量が減少することが分かっています。馬の食事が急速に変化した場合、馬は食事の変化を補うほどには水分の消費を増やさないかもしれません。そうなると、便秘疝の危険性が高まります。牧草から干し草への移行は、徐々に行う必要があります。

いつも放牧で過ごしていた馬が厩舎や馬小屋に移動させられると、外にいるときと同じように体を動かせなくなります。運動は腸の運動など様々なことに重要なので、馬の運動能力を低下させることは、便秘疝のリスクを高めることにもつながる可能性があります。乗馬、ロンジング、ハンドウォーク、放牧は、どんなに寒くても、運動量を補うのに効果的です。

気温が下がり、バケツや桶の水が凍ってしまい、水へのアクセスが制限されると、馬の飲水量に悪影響を及ぼし、便秘疝のリスクも高まります。バケツや桶を温めるときは、馬が驚いて水を飲みたくなくなることがないように注意する必要があります。

十分な塩分の摂取も、馬が水を飲むのを促し、便秘疝の可能性をさらに低下させます。馬はソルトブロックの塩を舐めて摂取することができますが、馬の飼料に直接加えることで、十分なナトリウムを摂取させることができます。

詳しくはThe Horseでご覧ください。

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