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2023/09/28 アジ美AIR今年度1期と2期の狭間

ほんとにお彼岸になると咲くんだな彼岸花。
暑くても関係ないのね。
撮影 2023/09/26

福岡アジア美術館アーティストインレジデンス事業の2023年度1期滞在期間は9/27で終わり。アーティストたちはスタジオから去りました。
のはずでしたが、今期は、地元作家の山本聖子さんは搬出作業が延長されていて、まだ作業しているし、清水美帆さんは10/1の凧揚げ大会に向けてアジ美スタジオにて制作を継続しています。
こういう対応が緩やかなのは、アジ美のいいところやな。と思います。
とはいえ、コーディネーターはノンストップではしんどいため、本日は全員お休みとしました。
区切り大事。

旧舞鶴中学校 校庭 2023/09/24

お城のなかにある、このスタジオが好きです。
まあいろんなことがあるけど。子や孫が思うように育っていくわけじゃないってことなんだろうなあ。
手塩にかけて育てた子が思わぬパートナーを連れてきてガッカリするってこんなことなのかな、とかね。

宮本華子 作品, 撮影2023/09/26

別府藝市で宮本華子さんに綴ってもらったトートバッグ。〇〇のため、の〇〇は自分で決めていいんだって。自分の子どもの名前とか多いんだって。すこし考えてアートにしてもらった。ワザとらしい感じでとお願いした。ありがとう華子さん。
「アートのため」
入手 2023/09/25 トキハ別府店4階

アートのために落ち込むのはやめよう、と決意したのは10数年前。
でもまた久しぶりに胸の奥にイヤな感覚が起き、大事なものを抉られるような気配に包まれた、2023年の9月。
お城の如水さまの居宅だったといわれる御鷹屋敷跡を見上げて、明治期からは陸軍練兵場に使われた広場を歩いて、さらにふるくは鴻臚館での国際交流の華やかさと厳しさを幻想し、こんな小さな想いより、遥かに壮絶な現場があったろうと日々感じ入る。

鴻臚館跡 2023/09/22
三の丸広場 2023/09/24
名島門 2023/09/22
御鷹屋敷下 2023/09/22
三の丸あたりの石垣 2023/09/23
御鷹屋敷方面を三の丸から2023/09/23
伝)潮見櫓と下之橋御門 2023/09/23

落ち込むということは、課題があるということだし、希望があるということかな、と言い聞かせて、また石垣を見上げる。

石垣といえば対馬。
対馬もいまたいへんなことになっている。

毎日新聞 2023/09/27
対馬市長、核のごみ処分場調査に応募しないと表明 議会と判断割れる

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