福岡にアートセンターを。記録

提案してきた経緯など、関連リンクをメモしておきます。
※本記事が特定出来る状態での拡散は差し支えないですが、企画内容のテキストの転載は禁止です。二次使用はご一報ください。

note 2014/6/9
現行の公立美術館や劇場(博多座)などとは異なる視点から、福岡を拠点に活躍するアーティストを育成し、国内外の芸術家交流を活発化させ(文化観光的な要素にも対応)る施設。アーティストがもっと生き生きと活躍し、市民がそれをバックアップし、それが街の特徴のひとつとなること。この土地、国、アジア諸国との関係、世界のなかでの位置づけ、未来に向けての希望。
福岡の街としてのアイデンティティはアジア諸国との交流にある。

*2014/6/9時点での構想メモ
A 街のなかでアーティストと市民が接する施設
大名小学校跡をアートコンプレックス(複合施設)に
アーティストが関係する経済的に自立した文化交流施設
 ・アートインフォメーション
 ・ギャラリー、レクチャールーム、小ホール
 ・映画館
 ・小スタジオ、アトリエ、練習室
 ・短期レジデンス施設〜近隣宿泊施設との連携
 ・ショップ、カフェ、レストラン、旅行代理店
 ・外国語講座、市民芸術講座等
 ・老人と子どものためのデイケア的施設
 ・海外旅行客、移住者のための交流施設
B アーティスト村的なアートセンター構想、学問との連動
九州大学箱崎キャンパス跡地をアートセンター(スタジオ)
アーティストと学問が多角的に交わるアートセンター
 ・スタジオ大小、ホール大小
 ・長期レジデンス施設
 ・劇団やギャラリーなどの事務所、常駐オフィスなど
 ・文化芸術と学問の諸ジャンルが交流するような構想
C アート見本市を福岡で展開する
アイランドシティなど湾岸部を会場にしたアートフェス
AやBは比較的日常的な活動であるが、比較的大きな会場を使って、年に1回あるいは福岡トリエンナーレに合わせて3年に1回、複合的なアートフェスをおこなう。
 ・福岡アートフェア〜ギャラリー、福岡・九州・東京・関西・アジア
 ・映画祭、演劇とダンスのフェスティバル
 ・福岡トリエンナーレの別会場として

<過去の提案>
*冷泉藝館 2001年(TAM主催、ミュージアム・シティ・プロジェクト)
http://www.nettam.jp/tam/series/36/
http://www.ne.jp/asahi/mcp/fukuoka/2001/07tam/index.html

*アートセンターメモ 2006年9月開設
http://acmemo8.exblog.jp/

*ネットTAMへの寄稿 2008年8月 ※紺屋2023オープン頃
http://www.nettam.jp/topics/seed/05/

*KEYS FOR KEYへの提案 2013年1月
http://keysforkey.net/idea/

*ART BASE 88ブログ記事より
http://ohazkikaku.blogspot.jp/2013/01/blog-post.html

大名藝術館 企画案 2013/1/11ver (KEYS FOR KEYへの提案と同じ)

2001
年に、福岡市博多区の旧冷泉小学校をつかった、3日間のアートセンタープロジェクト「冷泉藝館」を企画しましたが(ミュージアム・シティ・プロジェクトと
して)同じように街のなかにある小学校跡地を利用した「アートセンター」として、大名小学校の利用を提案します。

<新しいモノに敏感な福岡を特徴づけるアートセンター>

アーティスト、アートに関心がつよい市民や観光客、アートとビジネスを関連づけたい企業や行政をつなぐアートセンター。

存の公立美術館、民間のアートギャラリーをつなぐ役割。若手作家の発表の場としてのギャラリー、小品やグッズの販売ショップ、講座やワークショップ、パ
フォーマンスをおこなうレクチャールーム、アートツアーなどの旅行相談。アーティストが制作するスタジオ(応募制)など。
アジアとの関連も強く意識。
→福岡の活気あるアートやカルチャー、ここにくればわかる、というような場所に。
→業種を超えた連携がおきやすい福岡を活かした「たまりば」に。

1. インフォメーション
展覧会イベント等のインフォメーション、マップ、アーティスト資料、各種企画やプロジェクト案 等
      
2. ギャラリー カフェ ショップ 旅行代理店
作品発表と交流のためのスペース。アーティストによる内装やコンセプト作り。
重要な収入源
イベントスペース利用も想定
   
3. スタジオ、レクチャールーム(レンタルスペース含む)
アーティストが作業するスペース、学校が授業としても使用できるよう。音楽スタジオ機能もあると幅がひろがる。
レンタルスペースとしても運営し、収入の一環に
※アーティストのための語学講座、市民向けのアート講座など
   
4.オフィス
センターを運営するオフィスのほか創造的な企業、非営利団体の入居し、異業種交流を促進。
時間制でつかえるオープンオフィスカフェスペースもつくる(カフェチェーンと提携)。WiFiやコピー機その他もリーズナブルに使えれば出張ビジネスマンや、若いアーティストが利用しやすい。
アーティストの国内外レジデンスをサポートする機能も欲しい。

[参考サイト]
*冷泉藝館 2001年
http://www.ne.jp/asahi/mcp/fukuoka/2001/07tam/index.html
*ART BASE 88
http://ohazkikaku.blogspot.jp/

[学校跡地のアートセンター利用、国内先行事例]
*アーツ千代田3331(東京)
http://www.3331.jp/
*京都芸術センター
http://www.kac.or.jp/

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