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引き継ぐもの、新しいもの


U N B L E C H E DのWEBストア、リフレッシュオープンから10日ちょっとがたちました。
一年ぶり。こんなにご無沙汰したのに、温かい反応とご注文、本当にありがたいです。夏ものをすっ飛ばしたりと、前回のブランドデビューから今までのことは、また追々お話しさせていただきたいのですが…。
兎にも角にも、マイペースで本当にすみません。アイテム数が少ないだけに気持ちが行き届きすぎて、ちょこちょこと修正を繰り返していると、完成度は高くなるけれど、こうして遅くなってしまいます。このへんは今後の課題です。
さて、今回リフレッシュオープンにあたり、お客様への感謝の気持ちを表したいと企画したのが、[Sari Paisley Thanks Set(サリーペイズリーサンクスセット)]。goaで大事にしていたペイズリーのガウンを復活させて、3点セットに。それを、同時代を生きる者として届けたいメッセージ、「H O P E」の文字を入れたオリジナルのトートバッグに入れてお得なセットとしてお届けしました。

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このペイズリーのようにUNBLEACHEDの中に、goaの何を継承するか、またどう進化させいくのかは、いつも頭にある課題です。“ビッグフードジャケット”や“スライダースカート”といった定番は、これは長年育んできたからこそ今も支持してもらえるアイテムで、今もシグネチャーアイテムだと思っています。そして、今回のこのペイズリー柄も、引き続き魅力を伝えていこうと決めて、改めて“サリーペイズリー”と名づけました。

goaから引き継ぐもの、そして刻々と変わる時代の中で、お客様の変化や進化なども感じ、考える女性像もあります。
今回その象徴とも言えるのが、モダンなジプシーをイメージして、先日新作としてアップした[Baby Touch Eco-suede(ベイビータッチエコスエード)]です。

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このアイテム、もともとノマドとかジプシーとかネイティブとか、goaから変わらず持ち続けている土っぽいキーワードを再構築して、新しい形でみなさんに着てもらいたいと思ったのが出発点で、昨年のブランドデビュー時から考えていたものなのです。しかし、エコスエード、合成皮革は奥が深かった。なかなか思い描くようなものにたどり着かず、工夫を重ね今回、やっとお披露目。渾身の作なのです。
UNBLEACHEDとしては、長く着てもらえるものにしたい、というのがひとつの課題。そうなると、「もしも自分が着るなら」というところに立ち返って、ファッションが生活と密接だからこその利便性もクリアしたかったのす。
エコスエード の中でも、着心地のいい伸び、ストレッチがあるもので、家で洗濯をしても風合いがあまり変わらないように。そしてしなやかな自由さと野性みを持つ女性像を描きたい。
その3点を両立するのに、素材とデザインの相性や縫い方などを変えては作りを繰り返していました。
苦労の甲斐あって、撮影現場でもモデルの岩堀せりさんにも「このスエードすごく気持ちいいですね!」と言ってもらったことも自信となって、前出のサリーペイズリーのサンクスセットが完売した今、やっぱりこちらもぜひ着ていただきたいという思いで、調子にのってお得な特別価格でW E Bストアのほうにアップしました。ぜひご覧いただけたらと思います。

最後になりましたが、メンズアイテムのほう、諸事情によりいろいろと遅れが生じていましたが、こちらもスペシャルな気持ちを添えた企画を明日あたりにアップする予定ですので、なにとぞお楽しみに。

待っててくださるお客様がいることがエネルギーになり、リフレッシュオープンをすることができました。
そして、影ながらとても力になってくれた子、紹介してもいいですか。
U N B L E A C H E Dの看板犬。愛犬、エルとサンです。
いつか、わんこのアイテムも作りたいなぁ、なんて…。
可愛いチビたちも、よろしくお願いします。

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