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パチスロ業界を変えた歴史的名機『北斗の拳』復活……も、たぶん業界の再興は無理


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初代パチスロ北斗の拳はギネス記録保持者

今でこそ北斗の拳はパチンコ・パチスロの定番コンテンツとなっており、定期的に新台が発表されているが、我々世代からすると北斗の拳といえば初代のパチスロ台が頂点であり、それ以外は初代が築いた遺産を食い潰しているだけに過ぎない(多分言い過ぎじゃないと思う)。

その初代北斗の拳は2003年にサミーから販売され、60万台を超えるセールスを記録し、これは業界における歴代1位であると同時に、ギネス記録にもなっている、まさに歴史を変えたレジェンド的存在だ。

ちなみに、歴代のパチスロ台の販売数ランキングは、2位が北斗の拳SEとなっており、これは初代北斗の後継機であるクソ台(おっと)なのだが、初代の威光によって30万台以上を売り上げた。

それ威光は初代番長・初代吉宗・ニューパルサー・アイムジャグラーEX・大花火……といった人気機種が続くが、どれも20万台程度であり、初代北斗の60万台↑には遠く及ばない。

数字を見ていくだけでいかに凄い実績かが伝わると思うが、結果としてこの初代北斗のブームの頃が、パチスロ業界が最も賑わった時代であった。

それ以降はあまりの射幸性の高さに当局(警察様)がやかましくなり、パチンコ・パチスロ台に対する規制が強化され、またパチンコホールがロクに宣伝も打てなくなるなど、じわじわとなぶり殺しにされるかのような展開に陥ってしまった。

まあ初代の北斗の頃って本当にパチスロで食えたし、頑張って毎日稼働すればマンションくらい買えちゃったし、どう考えても狂ってたもんなあ……。仕方ないよなあ……。


「初代北斗復活!」落ち目のパチスロ業界が大騒ぎ

と、これまではパチンコもパチスロもどんどん食えない(客が勝てない)ルールにされて行って深刻な客離れが起き、全国的にパチンコ屋が潰れまくる暗黒期が続いていたのだが、ここに来て少々規制が緩和され、昔ほどではないにしろそれなりに射幸性の高い台も作れるようになった(※いわゆる "スマスロ" =どういうものかは各自調べて)。

その途端に「初代北斗を忠実に再現した新台」が発表され、大きな注目を浴びていた。

4月3日が導入日だったため、街のパチンコ屋にはこのような煽り看板が乱舞。遂にみなが待ち望んだ「あの北斗」が帰って来ると、店だけではなくパチスロユーザーも大きな期待を寄せていたようだ。

そして4月3日、私はたまたま仕事で朝から某繁華街にいたので、ちょっと北斗の拳の様子を見てみようと導入店を覗いてみた。

お昼頃だったこともあり、北斗のシマはすでに満席。だが出ている台と出ていない台の格差が激しく、初代と同様に甘くはない仕様のようだ。

https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%8C%97%E6%96%97

どういう台なのかはYouTubeなどに早速実践動画が山ほど上がってるので、それを見てくださいませ。

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