SASUKE 洋明分教会 安藤誠



生きていると 色々な壁にぶちあたることがあります。



なすすべもなく どうしたらいいかわからずに



立ち尽くしてしまうような事も多いし



1つ壁を越えても また次の壁が迫ってきて



人生はエンドレスSASUKE状態だなって最近



感じています。



でもありがたい事に



教祖は「先を楽しめ」といいます。



今は行き詰まっているように思えても未来がどうかはわからないし



今の通り方次第で来週、来年、来世は良くなるかもしれない。



今世で人生が終わりだと思うと



今どうにかしないとって焦るけど



来世もあると思ったら ぼちぼち頑張ればいいかって思えるし



教祖の教えを知っていて本当に良かったなとつくづく思います。



そうは言っても 本当に来世があると信じれなければ



今のような考え方もできないし



結局「信じる」って事がすごく大事な気がしています。



なぜ壁はやってくるのか



壁にぶつかるときは自分が蒔いた種が生えた瞬間だと言えるような気がします。



自覚はなくてもいつのまにか人を困らせていた可能性が。



自分がすごく困っているからといって 人にイライラをぶつけているとまた悪い種を蒔く事になるから未来(来世)でまた自分が困る事になりかねません。



そんな負のループを抜け出すために困った時は 困り事や相手を許して 自分が悪かったんだなと反省する方が良いと思います。



でも 次は困り事を作り出した過去の自分に対して何やってるんだと腹がたちます。



最終的にできることは困る原因を作った自分を許してあげる事なのかなと思います。



どうしてそう思ったのか少しお話しできたらと思います。



私は最近妹を激怒させて泣かせてしまいました。



私の何気ない言動が妹を傷つけてしまったようです。



妹とは一緒に暮らしているので 家庭の雰囲気も一気に悪くなり明るい家庭とは程遠い雰囲気になってしまいました。



妹は 私の日々の態度の大きさにイライラが積もり 最後に私が言った余計な一言がダメ押しとなって爆発したと言っていました。



私は全く自覚はありませんし 怒らせた言葉もそこまで怒るような発言では無かったと思ったのでそんな事でブチギレるなよと腹が立ちそうになったのですが



このような気まずい空気になって困ってしまうということは 私が蒔いた種が生えた瞬間なんだなと思いました。



私がいままで(前世も含めて)妹を困らせた事が今になって自分に返ってきたんだと思い 今度は今までの自分の通り方に何やってんだと腹が立ち、天理教を信仰しているのに妹すら大切にできないダメな人間だなとネガティブになっていました。



でもお風呂に入りながら色々振り返っていると 



待てよ。このように困る事が起こってきたからこそ自分の態度を見つめ直して より性格の良い人を目指せるんだから 別にいいか!とすぐに気持ちを切り替える事がてきました。



そのように悪い種を蒔いた過去の自分も認めて許してあげると前向きになれて 自分を否定せずにすみます。



そうすると意外と素直な気持ちで相手に謝る事ができました。



「自分には全く自覚は無かったけど 態度が大きくなってたみたい。ごめん。これからは気をつけて過ごすけど もしまた気に入らない事があればブチギレて下さい。」と伝えると



妹も「わかった。わたしもちょっと不安定になってたから、自分も言いすぎた。」と謝ってくれてそれ以上溝が深まることはありませんでした。



人の言動も不遇な出来事も自分の言動も 許して認めてあげると 自分の気持ちが穏やかでいれるのかなと思いました。



エンドレスSASUKEを通りきって みんなで笑顔で過ごしていきたいです。

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