「父から会長へ」 大勢分教会 才加志松太郎


はじめに

 私は現在、天理市にある自教会と岡山市内にある布教の拠点を行き来しながら、布教の合間に御用を御用の合間に布教をさせてもらっている立場です。
 突然ですが、皆様は親を尊敬していますか?
 私は両親を尊敬しています。しかし、信仰の先輩として尊敬して、理の親として立てることが出来ていませんでした。恥ずかしい話です。ですが、半月ほど前に起きた身上を通して僕自身の心変わりがあったのでお話いたします。

花粉症を通して

 ことの発端は、人生で初めて花粉症のような症状がでた2月の中頃。夜は寝付きにくく、日中も水のように流れる鼻水に翻弄されながら過ごしていました。マスクも着用です。
 21日のこと、自教会の月次祭を翌日に控えていた僕に、叔母が花粉症の薬を勧めてくれました。いつも薬を飲みたがらない僕の反応に、叔母は結構強めに勧めてくれました。そんな叔母の気持ちを受けて、僕はすぐに薬を飲む決意はしませんでしたが、「父である会長に3日間のおさづけの取り次ぎをお願いして、治まらなければ薬を飲みます」と決め、その日からおさづけを取り次いでもらいました。
 余談ですが、僕は少し変です。薬は飲みたくないし、両親には薬を勧められるから身上も明かさず、おさづけも頼めない。とても変な考え方をしているでしょう。
 話は戻りまして。先ほどの決意から2日目、自教会の月次祭です。後半下りでは地方もつとめましたが、おつとめの理を頂戴して鼻水に苦しむことなく役割をつとめることが出来ました。そして、不思議と夜になるとまたしんどくなりました。3日目は大教会の御霊祭参拝と大教会祭典の前日準備ひのきしん。鼻水は少々治まりつつ、鼻声がするくらいで、この日も有り難く御用をつとめることが出来ました。

父のおさづけを通して感じたこと

 3日間のおさづけを取り次いでいただいて、迎えた24日の大教会祭典日。この日は、午後から布教所長講習会という行事があり、講師の先生の送迎運転手をお役目いただいていました。なんとか、しんどくない姿で、心配をかけずにつとめたいと思っていたところ、鼻声もなく鼻水に悩むことなく御用を終えさせていただけました。
 父の、いや会長のおさづけは凄い!と、改めて会長の理に感動しました。同時に、教会長の大変さをちっとも知らず、会長に不足していた数々の瞬間を大反省致しました。
 それから現在まで、すっきりとした状態で毎日を過ごさせていただき、本当に有り難い限りと思っています。
 最後に、おさづけの素晴らしさと会長の理の素晴らしさに気づかせてくださった親神様ありがとうございました。
(おさづけには立場によって効能が変わるということは決して無いことは承知の上で、あえてこういった文章にしていることをご理解ください。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?