心明るくお道を通るために 中野学生会 中野みずほ

はじめに

 
私は天理高校、天理大学と7年間おぢばで学ばせていただきました。この7年間でたくさんの人との出会いがありました。私には尊敬し、目標としている人がたくさんいます。大学の学生自治会、学生会などで出会った仲間たちは私にとってかけがえのない存在となりました。学校生活、学生会活動を通して全国各地にお道の仲間がいることを実感することができました。そして、このおぢばで繋がった仲間のことをこれからも大切にしたいと思いました。身近な家族、友人がこれから先も心明るくお道を通るために私に何ができるかを考えました。私にできることは、まず私がお道の教えを知ること、心に治めて実践をすることだと思います。

お道の教えを知ること

私は天理高校、天理大学の講義でお道の教えに触れるが多くありました。高校はみのり寮で生活させていただいていました。担当幹事さんは私が悩み事を抱えていた時はお道の教えや教祖のお言葉で諭し導いてくださいました。体調がすぐれない時はおさづけを取り次いでくださいました。未熟な私たちにお道の教えを伝え、真摯に向き合うその姿に憧れを抱きました。私も担当幹事さんのようにお道の教えを伝えることができる人になりたいと思いました。そのために教えを学びたいと思いました。大学の講義ではおふでさき、みかぐらうた、おさしづに触れ、教祖のひながたについて学びました。講義を聞くまでは原典は難しく、私には理解できないと遠ざけていました。しかし、講義を聞き原典を読み進めると、お道の教えや信仰生活の基本的な心得が丁寧にわかりやすく記されていることに気づくことができました。しかし、まだわからないことのほうが多いです。講義を通して原典をより深く学び、お道の教えがわかるようになりたいと思いました。

信仰実践

私がこれから先も信仰を続けたいと思ったきっかけの一つに仲間の存在があります。私の周りには信仰に対して前向きな人、そうではない人、信仰をしていない人がいます。信仰に対する思いは人それぞれですが、私はみんなが心明るく陽気に日々通ってほしいと思っています。そのために私ができることはお道の教えを実践することだと思います。身上や事情を抱えている人には親身に寄り添い、たすかりを願いおつとめをつとめ、おさづけを取り次いでいきたいです。私が陽気に喜んで信仰を実践している姿で周りのみんなの心も勇む。これが理想のよふぼくの姿です。

最後に

私は3月に天理大学を卒業し、天理教校本科研究課程へ進学します。教えを実践するためにはまず心に治めることが大切だと思い、研究課程で学ぶことを決意しました。これから2年間おぢばで学ばせていただけることに感謝し、心明るく、陽気に勇んで通っていきたいです。

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