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お金じゃなくてもいいじゃん!#お小遣いの話

こんにちは。KYUちゃんです!(自分にちゃんつけるなよw)
久しぶりに、「こども」と「お金」の話です♪(FPバージョンKYU)
こちらのマガジンでは、お金に関わることを、ママ・主婦・社会人w?としての視点で書いております。

さて、突然ですが我が家では、小学生から一人前の「こども」扱いしておりますw
それまでは、こども練習期間w
一人前のこどもの定義は、あくまで我が家のものなのと、ニュアンスなので分かりにくいと思いますが、「こども」という役割において責任と自由を認めていると言う感じです。もっと分かりにくいかw

で、3年生になるまでにお小遣い制が何度も変化していて、お小遣いはいわゆる「お金」じゃなくてもいいじゃない!ってことに気づいたので、ご紹介します。

※あくまでも、我が家のケースであり、また学年や段階がございますので、個別ケースで当てはまらない場合がありますので、ご了承ください。

「お小遣い制度」に起こりうるいくつかの問題

以前お小遣いの講座を何度かやらせていただいたり、お母さんたちからよく質問を受けるのは、「いくら」あげるのが妥当なのか?と言う質問です。
身もふたもないのですが、「その子によりますよ」と言うのが答えになってしまうのですが、金額を決めるのが難しい

次に、間隔や渡し方の難しさです。金額ともリンクしますが、どのくらいの期間ごとに定期的にあげるのか、それともお手伝いするごとになのか?

あとは、親戚など、子どもたちを取り巻く環境です。

色々ありますが、我が家の失敗例をご紹介しますw

我が家の失敗例

我が家は、定額(決められたタスクをこなしたら渡すもの)と、ボーナス(決まっていないタスクをしたり、難易度が高いタスクに応じて支払うお小遣い)のハイブリッド制にしておりました。
目的は、タスクをこなす役割分担と「ありがとうの対価」を実感してほしいと言うことでした。

しかしながら、改変を繰り返しましたが、以下の理由で一旦「お金」によるお小遣い制を廃止しました。

一つ目:親族が良かれと思ってくれる「お小遣い」や「お年玉」の金額が、破格。また、お菓子やジュース、おもちゃ、服から文房具まで親族がくださると言うことです(ありがたいことですがw)。

つまり、親からもらうお小遣いの必要性とありがたみが皆無(涙)
対策として、しっかり説明して、何度も(かなり何度も)言いましたが、解決しませんでした。かわいい孫のためなら、子から怒られることは大した問題じゃないようですねw

ちなみに、ジジババが勝手に購入したお菓子やおもちゃは娘のお小遣いから差し引くと言うかなり強固な手段にも出ましたが、それでも改善しませんでしたw

二つ目は、兄弟差別化問題です。上の娘(小3)はお小遣い制なので、「自由に買えるけど、自分で買わないといけない」。下の息子(幼児)は「自由に買えないけど、母を説得できれば買ってもらえる」と言う事象から、意外とお小遣いが釣り上がってしまったり、結局買ってあげることになったりでした。
あとは、お小遣いで買ったものを弟に取られてしまうと、かなり悲しいということらしいです^^;

兄弟で年齢差があると、同じに扱うのは難しいし、別に扱おうとすると不公平感が充満します(汗)

三つ目は、低学年でルーム通いの娘の場合、そもそも使う場面が極端に少なかった。なので、使えない(使う機会のない)お小遣いをもらうことの嬉しさよりも、お小遣いとタスクを放棄する(娘が怠惰なだけかもしれませんがw)ことの方が、優先順位が高くなってしまい、最後は完全に頓挫しました。

最初の頃はお金を貯めること自体楽しんでいましたので、お金自体の理解は進んだと思いますが、「価値の対価」と言う観点で言うと、完全に失敗になりました。何しろ、お金をもらうことに彼女が価値を見出さなくなったのですからw

お金よりも大切なもの

で、本質的なところに戻りました。今回、目的が価値交換を学んでほしいと言うところにあるのですが、「お金」に価値を持たない娘に家庭での役割を持つことで、対価を与えるが、親側の課題になったわけですが、つまり、娘が今一番何を欲しているか?と言う事です。

で、新コロ期間中、「あつまれ動物の森」を始めたわけですが、それにハマっておりますのでどうやらプレイ時間を欲しているようです。(※私もいっときハマっておりましたが、今はちょっと飽きたw)
あ、金銭教育に「あつ森」は良いので、ぜひ!w

本題に戻りますと、今の娘にとって、お金をもらうよりも、「ゲーム時間」が大切なんですね。だから、大切なゲーム時間を確保するために、一生懸命お手伝いをするわけです。

おそらく、これは今の彼女にとってなので、おそらくしばらくしたら変わると思いますので、我が家では順次変えていくつもりです。

何を学んでほしくて何が効果的か

お小遣い制度自体はぜひ家庭で導入をお勧めするのですが、その制度の中身は家庭環境や学ぶ段階に応じて変えていく必要があります。

お子さんによって(親も)個性が違います。環境も違います。優先順位も違います。まずは何を学んでほしいのか?(目的)に合わせて、何が効果的か(手段)というプロセスで考えると決めやすいです。

まとめ

お小遣い制度自体も、学べることがたくさんあります!金銭教育も段階がありますし、それ以外にも社会に出て必要な基礎的なことを一番ミニマムな家庭という単位で学べる機会だと思います。なので、ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね。




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