【人狼テキスト】初日吊回避マニュアル

※ルールは13人村（人狼3・狂人1・占い師1・霊媒師1・騎士1・村人6）準拠
※占い師は初日白通知・騎士は連続ガード無し
※筆者の主観が入っている部分があるかもしれませんがご容赦ください

初日吊り回避マニュアル
初日に吊られやすい人とはどういう人でしょうか？
色々ありますが、僕は喋っていない人・自分の意見を言わない人だと思います。
しかし、初日は情報が少なく何を喋ればいいのか分からず吊られてしまうと言うのは、ほとんどの人が経験したことがあると思います。
僕もそうでした。スリアロ村初期の動画を見ると「初日大浜吊り安定」と言われるレベルで吊られまくっていました。
その度に動画を見直し、どうすれば吊られずにすんだのか？何を喋れば吊られづらくなるのか、それらを考えて実行して失敗して…と何年も繰り返し、今はほとんど吊られなくなりました。
現在僕が吊られないために考えていること、やっていることをまとめました。

・HP管理をする
HP(ヒットポイント)の管理をしましょう。
初日に吊られやすい人の特徴として、自分が吊られそうな位置になっている自覚がない人が多いです。
グレラン等で投票対象を絞った場合、３～４人が候補に挙がると思います。
客観的に見て、今自分がそこに該当するかどうか、それを常に強く意識しましょう。
基準としては、基本は「自分より喋っていない人・情報を落としていない人が３～４人いるかどうか」です。
いない場合は自分のHPはかなり少なくなっていると思いましょう。

とは言え、センサーもないのでそもそも何を喋ればいいのか分からない。
そんな方に喋れる方法をいくつか伝授します。

・作戦を提案する
事前に作戦考えておき、村で提案します。
提案者は喋る量が多いので、比較的吊られづらくなります。
「普通の作戦」と「面白いだけの作戦」の２パターン用意し、みんなに選んでもらうのも面白いです。

・見渡す
議論開始直後、人の表情をよーく見渡しましょう。僕がスリアロ村の放送でよくやっているやつです。
最初は何も分からなくても、何度もやる内に、緊張している人、リラックスしている人、焦っている人、落ち着いている人、同じように見渡している人…が段々見えてきます。
そして見渡している自分を見ている人もいます。そういった方に「大浜さんはめっちゃ狼を探しているように見えるから村っぽい」と言われたら最高です。かなり吊られづらい位置に入った状態になります。
また、見渡してどう思ったかの感想を聞かれることも多々ありますので、素直に喋りましょう。

・人の話を聞いて追加で喋る
何人か喋り、いざ話を振られた際に「分かりません」ではHPが減っていきます。
怪しい人を見つけられる自信がない人は、自分より前に喋っていた人が何を言っていたか、誰を疑っていたかを覚えておきましょう。
その上でなるほど、と思った意見の人がいれば「〇〇さんの意見と被ってしまうのですが…」と前置きをして、同意をしましょう。
また、それに加えて「逆に△△さんの言った、××さんの白さ（あるいは怪しさ）は僕には分かりませんでした。」と言うのもありです。
また、何も喋っていない状態で疑われたときは、反論はしない方が無難です。
自分の挙動が怪しいかどうかは自分ではなかなか気づきにくい上に、「喋っていない」という客観的事実があります。その場合は素直に「〇〇さんが自分を疑ってくるのは良くわかる。実際僕は怪しい人を見つけられていないので、〇〇さんの視点は至極全うだと思います。」くらいの返しがヘイトを買いづらいと思います。

・票を遅くまで持たない
いざ投票の時間となりました。
怪しまれている自覚がある場合は、なるべく早めに投票しましょう。
「怪しんでいる大浜さんが投票するまでは投票しない」と票を待っている人もいます。
そういった時に自分が票を遅くまで持っていると高確率で投票されます。
遅めに投票する人は早めに投票する人よりも情報を持っている状態です。なので、遅めに投票する人は議論中以上に推理の更新を求められるケースがあります。

・処刑対象やHPが低い人に話を振ってあげる
初日は情報が少ないため、心象値が大事になってきます。
基本的に投票者自身を除く「12人の中で一番疑わしい人」に投票します。
その際に、議論を活発にさせてくれている人は投票されづらい傾向にあります。
ただ、仕切るのが得意な方とそうじゃない方がいると思います。
なので喋るのが苦手な方は、投票対象なのに喋れていない人やHPが低そうな人に話を振ってあげましょう。
話す人を整理することによって「この人はちゃんと誰が喋っていて、誰が喋っていないかを見ているな」「放っておけば処刑されそうな人に話を振っているから狼を探しているように見える」等々見てくれている人がいるはずです。

・村の方針（主に処刑対象）を提示する
議論中盤に役職者が一気に出たりして、各々が「自分はこう思う」「あの人が怪しい」「いや、でもあの人はさっきの発言から人間っぽい」等々、一気に議論が加速するタイミングがあります。
そのこと自体は良いことなのですが、結局誰が投票対象になるのか定まらないまま議論が進み、喋っていない人が吊られることがあります。
こういったときに場を制して「まずは今日の投票対象をどこにするか絞ってから議論をしましょう」と村を一旦落ち着かせましょう。
これは初日に限らず二日目以降も使えるワードになります。
スリアロ村だと僕が結構言っていると思います。これの凄いところは、当たり前の事しか言っていないのに結構村っぽく見える点です。
実際に貴重な議論時間を適切な人に割いてあげる行動なので、村人目線の心象は良くなりやすいです。

・それでも票が集まってしまった場合
とは言え誰かしらには票が集まります。
そうなってしまった場合はどうすればよいのでしょうか？

・決選投票に挙げられてしまった場合
決選投票時に頑張る事は「弁明」ですね。対抗相手が占い師や騎士COした場合はなかなか厳しいですが、COしなかった場合は粘りましょう。
色々な弁明があります。自分目線見えるものとか、怪しい位置・村人っぽい位置等々…
ただ、なかなか難しい場合もあります。
そんな時は弁明時に『自分に投票してきた人』を言いましょう。
自分４票、対抗４票くらいの場合で、対抗が人狼の場合は大抵自分に狼票が入っており、対抗には狼票は入っていません。
理想は自分に入れてきた人・その人が自分への何票目か・全体の何票目だったか・その時対抗に何票入っていたか、この全てが言えると最高ですがなかなか覚えてられる人は少ないでしょう。
ですので「自分に入れてきたのはAさん、Bさん、Cさん、Dさんです。この中に人狼がいないと思うのであれば私に投票しても構いませんが、BさんとCさんは村からも結構疑われていた位置ですよね？」といった感じの弁明はしやすいと思います。

・処刑されてしまった場合も最後まで村人っぽく
それでも処刑されてしまいました。でもまだ終わりではありません。
いかに村人っぽい遺言を伝えられるか。これが最後の使命です。
あなたが村人で処刑されて、霊媒結果を黒と言う霊媒師がいました。
その場合、誤情報で村が混乱する上に、票を洗う等々議論時間を使われてしまいます。
自分の事を黒と言った霊媒師は偽！と思われるような遺言を遺しましょう。

自分の目線から見える人狼位置や村人位置、あるいは役職の中身の考察等々、もちろんパッションでも構いません。
「あの遺言は絶対村だわ」と思ってもらえるよう頑張りましょう。
この辺はどう村人っぽくなるかは結構人それぞれだと思いますので、振り返り会等で「あの遺言は村だったねー」と言われた時の内容を覚えておくといいと思います。