おは養文

残念ながらただの養分です

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この部屋から福岡タワーは永遠に見えない

今は便利な世の中になりました。 色んな情報が簡単に入手できる。 様々なチャンスがそこかしこに散らばっている。 自分も手を伸ばせば、そこに届く気がする。 一昔前では考えられないほど可能性に満ち溢れている。 本当に美しく素晴らしい、光り輝く時代です。 そしてその分、残酷な時代になりました。 情報があれば。機会に恵まれていれば。 そんな言い訳は通用しなくなりました。 環境を免罪符にして自分を納得させるという、心を守る為の現実逃避には正当性が薄れてきました。 手を伸ばし、足を踏み出

    • 一握のメダル的な何か

      いつだったか、スロットを打ちながら改めて気付いたことがある。 目押しが下手になった気がする、と。 元々上手い方では無かったが、以前にも増して精度が落ちたように感じる時が多々ある。 反応が遅くなったせいなのか、はたまた視力が落ちたせいなのか。 そんなことを考えていると、目押しを外した。 哀しいかな、これが所謂「時間の流れ」というものだろうか。 時間は誰しも平等に流れ、その中で多くを得ていく。 そうして掌に掴んだ沢山のものたちは、いずれ徐々に零れ落ちていく。 出来ることが、出来

      • スロ噺 人生街道

        先日、私スロット打ってましてね。 丁度嵌まってた時だったか、その時ふと考えた訳ですよ。 人生ってスロットに例えたらどうなるのかな、ってね。 え?何でもスロットで例えると叩かれるって? まあ細けえことはいいんだよ。 日本人の平均寿命が大体84〜85歳位かい? で、スロット1日回したら大体8,400〜8,500回転は回しますわな。 ほら、なんか丁度いい感じじゃないの。 1歳で100回転回すって寸法でしてね。 え?万回転は回すだろって? まあ細けえことはいいんだよ。 仮に85歳