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通信業界の変革の波に わくわく

*コミュニティメンバー向けの記事です
(最近コミュニティメンバー向けの有料記事を書いていなかったので)

4月13日の勉強会で私が取り上げる企業の話です。
4月13日参加の方はしばらくお待ちくださいね。


子供のころからパソコンを使っていて、インターネットを利用してきて
さらにシステム業界にいた私と同類のあなたなら理解していただけると思いますが、技術の革新、大きな変革は今までになかったものを生み出します。
そこに立ち会えることは”わくわく”しかありません。

パソコンだけでもいくつも変化がありました


1. OS(オペレーティングシステム)の変化

  • 1970年代末から1980年代初頭:パーソナルコンピュータ(PC)の黎明期には、MS-DOSのようなテキストベースのOSが主流でした。これはMicrosoftによって開発され、ユーザーはコマンドラインを通じてコンピュータと対話していました。

  • 1980年代後半から1990年代:GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)を搭載したOSが登場し、コンピュータの操作が格段に簡単になりました。AppleのMacintosh OSやMicrosoftのWindowsは、アイコンやウィンドウをクリックするだけで操作できるようになり、より直感的なユーザー体験を提供しました。

  • 2000年代以降:インターネットの普及と共に、OSはさらに進化し、オンラインサービスとの統合が深まりました。Windows XPやMac OS Xなど、安定性と機能性を大幅に向上させたOSが登場。クラウドコンピューティングの台頭により、データをローカルではなくオンラインで保存・処理することが一般的になりました。

2. 機器標準の変化

  • 初期:PCは主にビジネス用途に限られており、機器間の互換性はあまり考慮されていませんでした。PCの各メーカーが独自の規格を持っていたため、拡張性に限界がありました。

  • 1990年代:IBM PC互換機が登場し、ハードウェアの標準化が進みました。これにより、消費者はより多くの拡張オプションを持つことができ、PC市場の競争が激化しました。

  • 2000年代以降:USBなどのユニバーサルな接続規格が登場し、様々なデバイスの接続が容易になりました。また、ノートPCやスマートフォンなど、新しい形状のコンピューティングデバイスが普及しました。

3. インターネットの普及による外部環境の変化

  • 1990年代:インターネットの登場により、情報の取得やコミュニケーションの方法が根本的に変わりました。電子メールやウェブブラウジングが可能になり、情報の共有が格段に容易になりました。

  • 2000年代:ブロードバンド接続の普及により、インターネットはさらに身近な存在となりました。オンラインショッピング、ソーシャルネットワーキング、動画ストリーミングなど、新しいウェブサービスが続々と登場しました。

  • 2010年代以降:スマートフォンの普及と共に、モバイルインターネットが急速に広がりました。クラウドサービスの利用が一般化し、いつでもどこでも情報にアクセスできるようになりました。

懐かしいですね・・・いろいろなことを思い出してしまいます。

システム業界で働くようになってからは、UNIX OSにも携わりました。
Linuxの普及とともにシステムへの導入が急速に進みました。

UNIX OSとそのオープン化

  • UNIX OS:1970年代初頭にAT&Tのベル研究所で開発されたオペレーティングシステムです。その堅牢性と多機能性から、学術研究やビジネスの現場で広く使われるようになりました。しかし、UNIXは長い間、商業ライセンスによって保護されており、ソースコードの共有や改変には制限がありました。

  • オープン化の動き:1980年代から1990年代にかけて、UNIX OSのコンセプトを基にしたフリーかつオープンソースなオペレーティングシステムの開発が求められるようになりました。この動きは、ソフトウェアの自由な共有と改良を推進するオープンソース運動と重なります。

Linuxの登場

  • 1991年:フィンランドの学生リーナス・トーバルズによって、UNIXと互換性のあるオペレーティングシステムとしてLinuxが開発されました。Linuxは最初からオープンソースプロジェクトとして始まり、世界中の開発者が改良に貢献できるようになっていました。

Linuxの普及

  • 1990年代:インターネットの急速な普及と共に、サーバー用OSとしてLinuxの人気が高まりました。Linuxは無料または低コストで提供され、カスタマイズが容易であったため、スタートアップ企業や教育機関での採用が加速しました。

  • 2000年代:デスクトップ用途でのLinuxの普及が進みました。UbuntuやFedoraといったユーザーフレンドリーなディストリビューションが登場し、一般ユーザーにも受け入れられるようになりました。

  • 2010年代以降:クラウドコンピューティング、ビッグデータ、IoT(モノのインターネット)など、新しい技術領域でLinuxの重要性が高まりました。多くのクラウドプラットフォームや組み込みシステムがLinuxをベースとしています。

私の最近のわくわくは生成AIなのですが、もう一つありました。

通信業界でも大きな変革の波が起こっています。

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