1.2 ファンレター

かつてすぎるさんが個人の実況者として活動していた時に楽しく視聴しており、生活環境が変わりネットもまともに見られなかった数年後、ひょんなことからナポリの男たちのメンバーとして配信活動をしていることを知りました。
時すでに遅く、視聴を始めたのはコロナ以前の外界へ向けた活動の時期は過ぎており、良くも悪くも安定感のある配信となった時期でした。
過去の放送から振り返って聞いているうちに、すぎるさんの内面にもまた変化があるように感じています。
いつだったか、もしかしたら彼は視聴者やナポリの面々から「博学だなあ」と思われたいのかな、今までの元気・無邪気という印象から脱したいのかな、と思ったことがあります。これは私の勝手な見解なので違ったら申し訳ありません。
ほぼ同世代の者として、年齢とともに取り巻く環境や立場が否が応にも変わること、それでも画面の向こうでは「あの頃」の価値観や振る舞いでいてくれと求められること。そこにズレが生じてくる。経歴を重ねていくアイドルに対し、いつまでもフレッシュなままでいてくれと求めるのと同じようなものでしょうか。
ある程度の年月を重ねていくと、自分自身の伸び代や立場に「こんなもんか」と限界や諦めのような感情を抱いてしまいます。でも彼は、なりたい自分の姿が常にあり、公言することによって周りからネタにされようががむしゃらに邁進し続けている。眩しいです、本当に。どうか無理をせず、自分が自分を好きで大切にしてほしいと思います。

最後に、あなたの豊かで人を傷つけることのない言語能力、狙ってはできない行動、屈託のない笑い声、弛まぬ努力、弱みと向き合う心の強さ。その全てに敬意を払い、これからも応援し続けたいと思います。
あなたのドタバタ感を、心底羨ましく思う「面白い人だと思われたくて頑張っている普通の感覚を持つ人」、沢山居ると思います。だって、その感性は努力でどうこうできるものじゃないから。

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