27.0016 振り返ると、人生の節目で必ず助けてくれる人たちがいた･･･

日本の教育者に、森信三氏がいらっしゃいます。
残された功績がすごいのは、多くの著名人が森信三氏の名言に影響を受けた、と言われていることからもよく分かります。
　私がこの方のお名前を初めて聞いたのは、私がプラス思考を学んでいる師匠 井垣利英氏の講義で教えていただいた時。
   この言葉は、ご存じの方も多いと思います。

　　『人間は、一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに』森信三氏

今、こうして自分の人生の過ごした時間のほうが ながーーくなって振り返り、しみじみ～🙂と思うのは、私の人生でも　必ず節目節目で、助けてくださる先達の方がいらっしゃった。それも、今！！？？という絶妙なタイミングだった、ということ。
　森氏がおっしゃったように、『必ず一生に逢うべき人には逢える』と、心と身体で実感しています。

　そういった素晴らしい教えと導きをしてくださる方たちと出会える人生で、私は本当に恵まれているなあと思っています。

　さて、娘も無事に1歳を迎えた頃、新しく出会った人がおりました。
その方も亡くなられています。。
　その方をＨさんとお呼びしていきます。Ｈさんは、父が亡くなり1年経過した頃出会った母の友人でした。
その方の奥様も、父と同じ頃に亡くなられていました。
　Ｈさんは、奥様もお亡くなりになったうえ、なんと娘様まで亡くしていました。奥様も、娘様も　ガン　だった、とのことでした。
　そこへ突如、母だけでなく私と娘(孫)までくっついて一緒に出会ったわけです。
正直、どういう関係かなんて どうでもよくって、私たちは、まるで家族のように仲良くなっていきました。
　Ｈさんは、天涯孤独でした。最愛の奥様を看病の末ガンで亡くされ、さらに愛する一人娘様も、若くしてガンにかかってしまい、亡くなられてしまった･･･その悲しみは、経験した人にしか絶対に分からない、、と思っています。
　Ｈさんは、よく言ってくれました。
　「美樹さんは娘と同じ。〇〇(娘の名前)は、孫と一緒。〇〇はわしによく似てるなあ(笑)」と。血がつながっていないのだから似ているわけはないのに、一緒に外出すると、本当によく「おじいちゃんによく似ていますね～😊」と言われました。　その時の嬉しそうな笑顔のＨさんを思い出します。

　＜自分が出会った一人ひとりと丁寧に接して、相手を大切に思うこと＞
これは私が小さい頃から、祖父母よりコンコンと教えてもらったことでした。
『出会った人はすべて先生だよ』と私の祖母はよく私に話してくれました。
そうして出会った人たちの助けと教えのおかげで、親として まだまだヨチヨチ歩きの私と、本当にヨチヨチ歩きの娘は、私たちの人生を新しく作り出していくために次への道を選ぶことになりました！！

　▶私は、このnoteを、シングルマザーの人たちに少しでも共感を持ってもらったり、私の経験を読むことで「よーし、明日からもがんばろう！」と、明るく未来を語れる自分になってもらえたら･･･との願いを込めて書いています。
　ひとり親になることを選んだのは、多くはシングルマザーの決断によると思います。死別ではなく、自らの意思による離別により、シングルで子供とともに生きることを選んだのは自分自身だということを胸にとどめることが大切だとも思っています。
誰のせいでもなく、自分が選択した結果が今なんだ、と強く感じています。