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21.0010 はじめまして!私の赤ちゃん

手術室にはいると、もうそこから先は、文字通り『まな板の上の鯉』

どうやったって、自分の力ではもう産めないくらいに、
赤ちゃんはでかくなっているし、私の骨盤は開かないし、
そして、何よりもう体力が残っていない。

帝王切開手術、という技がある現代に生まれていて
ワタシ、本当によかったです。

麻酔を吸入すると、もうあとは何がどうなったかわかりません。
当然、産声も聞けませんでした。
そこで、病院ではうぶごえカセットなるものを退院時にプレゼントしてくれました。カセット、という媒体がまた古さを感じちゃうけど。

後々、うぶごえカセットを聞いてみたら、
手術室の「シュパー。スー。ピッ。ピッ。」とか、いろんな機械の
音が混じっていました。
赤ちゃんの声より、機械の音のほうが大きくって(笑)。

麻酔が覚めると部屋に戻っていました。
緊急手術でしたので体調が安定しているとは言えず、赤ちゃんとは、次の日に初めての対面をしました。

初めて見たわが子!!!
びっくり。こんなにかわいいの~~~~~~~???

実は心配のひとつは、自分が子供苦手だったこと。
大丈夫かな~、と思っていたのに、一目みたその日から・・・じゃないけど、私も典型的な「わが子が一番かわいい」と思い込む親バカさんの仲間入りを果たしました(^^♪
1999年3月30日の16時46分。娘との運命の出会い

▶私はこのnoteを、シングルマザーの人たちに少しでも共感を持ってもらったり、私の経験を読むことで「よーし、明日からもがんばろう!」と、
明るく未来を語れる自分になってもらえたら・・・との願いを込めて書いています。
 ひとり親になることを選んだのは、多くはシングルマザーの決断によると思います。死別ではなく、自らの意思による離別により、シングルで子供とともに生きることを選んだのは自分自身だということを胸にとどめることが大切だとも思っています。
誰のせいでもなく、自分が選択した結果が今なんだ、と強く感じています。

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