Pythonの制御構造
制御構造、制御フローについて
プログラムの制御構造(制御フロー)というのは、プログラムを実行する順番を制御する規則のことです。まず、Pythonの制御フローの大前提としては、以下のようになっています。
■書かれた順番通りにプログラムが実行される。
■関数(def)やクラス(class)は、呼び出して利用する前に書かれているか、外部からimport文で取り込み済みである必要がある。また、関数やクラスはプログラムから呼び出されたときのみ実行される。先に書かれていても呼び出されたとき以外は実行されない。
■プログラム実行中に処理を継続できない例外が発生するとエラーメッセージを出力してプログラムを強制終了させる。
上記大前提に加え、以下のような実行順序を制御する仕組が用意されています。
1.条件分岐フロー
条件によって、処理を分岐させるif文
2.繰り返し処理(ループ)フロー
同じ処理を繰り返すfor文、while文
3.例外処理の制御フロー
特定の(予め指定した種類の)例外が発生したときに、プログラムを無条件に強制終了させるのではなく、自身で例外処理を書き換えるtry-exception
以降の記事では、Pythonの制御構造である条件分岐と繰り返し処理の使い方について説明していきます。
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