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超、楽しかった。 シンデレラガールズ UNIT LIVE TOUR ConnecTrip! 大阪昼公演感想〜

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS UNIT LIVE TOUR ConnecTrip! 大阪昼公演に参加して参りました。

一言で言うと、超楽しかった。超ね。

山形、岩手と経て昼・夜公演で概ねセトリは変わらず、ソロのみ変えるということは判明していたので、どっちを聴くことができるのか(あるいはどっちを聴くことができないのか)とヤキモキする日々を過ごしていた訳ですが、蓋を開けてみれば昼で大勝利。まさかここまで一曲目と二曲目を固めて分けるとは思いもよらず。ライブ新参かつゲーム古参おじさんはどうしても古い曲が聴きたいと思ってしまうので、逆に夜公演当たっていたら…と肝が冷えたぐらいでもあります。

このキャパでこのセトリの組み方…やっぱ良くないよ。


たまに打つべしオールスタンディングという杭

超楽しかったよね、オルスタ。
嫌なのも分かる。
ただでさえオタクの群衆なんてろくなもんじゃないのに、圧迫するは動くは飛ぶは跳ねるはで体もぶつかる。私も整理番号は400とそこそこでながら何とか上手いこと2列目柵前確保してましたが、まぁぎゅうぎゅうでポーチからペンライト取り出すのも一苦労でした。
アイマスライブにそういうの求めてねーわって気持ちも分かります。それで体調悪くなって、せっかく良い場所で見れそうだったのに移動せざるを得ない人を見るのは忍びなく悲しかったです。

でもさ、そんなの人によっちゃテンション上がる要素でしかないし、この規模のライブハウスでオルスタでやるでGO出してるってそういうことだとしか思えないのよね。だから行く方もある程度そういうもんだと思って行くべきライブだったんだと。今後の教訓のためにも。たまのたまには良いじゃん、そういうのも。

実際過去一周りのボルテージ高かったし、私もそうでした。
ちょっとキツイぐらいが一番テンション上がるのよ。
別に暴れたい訳じゃないし、キツければちょっと嫌な顔すれば気を遣ってくれるぐらいのモラルは皆さん持ち合わせてるから、それはそれで良い。
腕振ってみたり、頭振ってみたり、ステージ見たいときはちゃんと見ればいいだけ。コールなんて好きにやろうよ。右手にペンライト、左手にお酒がないのだけが残念だったけど、そこまでいくともはやアイマスである必要がない気もするからこれがちょうどいい塩梅だったのかもしれない。あってもいいけどね。
アイマスライブの現地に通い始めて1年ちょい、なんだかんだ15個ぐらい行ってますが、やはりまだ慣れきってない自分もいて肩こることも多々あるので、ここまで終始気楽なアイマスライブは初めてだったし、本当に楽しかった。

このライブを楽しいから超楽しいに昇華させてくれたのは、やはりオールスタンディングという環境が第一だなとしみじみ思います。
まぁたまのたまにでいいですが。

本当に聴くべき曲は、自分が探しに行った曲ではない

今回のツアー6公演の内、担当が出演するのは藍子さんのいる東京だけでしたが、個人的に一番行きたかったのがこの大阪公演。
ローゼンティアーズはいいぞおじさんとしては加蓮さんとちとせさんが揃っている時点で激アツだったのですが、何と言ってもトライアドプリムス。
やはり合同ライブに行けなかった悔いが心に深く残っているので、トラプリによる、トラプリの衣装を纏ってのTrancing Pulseがどうしても聴きたかった。Trinity Fieldの方が楽曲としては好きだけど、変則編成とはいえSoLで聴いてるし、トラプリと言ったらやっぱTrancing Pulseっしょ。

なので-LEGNE-終わりで3本のスタンドマイクが出てきたのを見た瞬間の興奮といったら…
本当に格好良かったですね。とっても大人なステージでした。
私は常々、シンデレラガールズ最強ユニットはトライアドプリムス説を唱えていますが、それを中の人も身をもって実証してくれていました。なんというか、最強であることに無理がないというか、自覚と自信に無理がないというか…まぁとにかく最強でした。
元々Trancing Pulse一点読みで上手側を陣取っていたので、予想通り渕上さんを眼前に収めていた訳ですが、とにかく力が抜けていて終始涼しそうな顔でやっていたのが印象的。まぁ渕上さんはいつもそうっぽいけど。凛としている福原さん、楽しそうな松井さんと織りなす最強のトライアングル。やっぱトラプリだわ。

これで見たいもんも見れてここからはさらにリラックスモード。とはいえこんな序盤にTrancing Pulse持ってきてこれでトラプリは終わりです、ってなるわけがないので2曲確定にガッツポーズ。トラプリがトリじゃないわけないでしょ。新曲の可能性も少し考えてたけど、そこは安定と信頼のTrinity Fieldでした。
これが本当にヤバかった。

トライアドプリムスは最強故にデカい箱が似合うと思っているし、Trancing Pulseもやっぱりドームで聴きたい。
しかしTrinity Fieldがここまでライブハウスで映えるとは思わなかった。
多分ドーム級でも全員巻き込めるトラプリだから、持て余した余剰巻き込みが2、3段階も客のボルテージ上げちゃった感じ。SoLでも聴いたけど(しかもwithシンデレラバンドで)比じゃない。理由を考えるのも野暮だと思うほど本能的に盛り上がらされた。まさにロックでした。

これまではコールだとか、振りコピだとか、ファンサ貰えたりだとか、アイドルライブならではの楽しみがとっても新鮮でアイマスの現地にハマった訳ですが、ここで一度本来の自分の楽しみに立ち返ったというか、音楽だったりステージに対してよりダイレクトに楽しいと感じられたのがアイマスのライブでは初めてだったので、ある意味新鮮な体験が出来て僥倖でした。
割と形から入ったアイマスライブだったので、形先行でここまで来ちゃってたけど、ようやく一歩本質に近づけた気がします。
未だにどこか異文化気分で通っていたアイマスがよりぐっと自分と結びついた。結びつけてくれたTrinity Field。

そこで感じる、これこそが今自分が聴くべき曲、見るべきステージだったのだという重々たる確信。
思いの外良かったとか見直したとかそんなちゃちな話ではなく、もっと真芯食った衝撃で、そこにどれだけ自分の聴きたかった曲があったとて、それを聴けたうえでさらにその上から降り注いでくる衝撃、満足だけで終わらない衝撃こそ真に味わうべきものなのだと改めて思い知らされた、というのが今ライブの一番の感想です。

最近ちょーっとだけライブ行き過ぎかなと思ったりモチベーション上がらなかったりしてたけど、こういうものに出会える機会がどこに潜んでいるか分からないし、まだ体力気力があるうちに行ける限り行っとかないと、やっぱりだめだね。

薄荷 -ハッカ-

モバマスをほぼサービス開始ぐらいから触れていて、さあシンデレラガールズに声がつきます、楽曲が出ます、となってしばらく、個人的に刺さる曲がなかった。こいかぜすらね。
今でこそ一周回って大好きな曲が多いですが、当時は今ほどの思い入れがあるはずもなく、音楽として曲が好きか好きではないかが全てでした。
Twilight Skyとか、SoLまで本当にその良さに気付けてなかったし。

そんな中、順次増えていくデレの曲の中で初めて刺さったのが薄荷でした。
元々アウトブレイク・カンパニーや蒼き鋼のアルペジオで存じ上げていた渕上さんの歌唱が好きだったのもあって、すぐに好きになったし、そこからどんどん加蓮さんのことも好きになっていった。
多分私の経験上、曲から好きになった初めてのアイドルが加蓮さんだったと思う。だからアイドルと同等か、それ以上に思い入れのある曲。

アツい第一ブロックからのぐだぐだMC終わりで唐突に来たもんで、一瞬整理しきれませんでしたが、渕上さんが出て来て歌い出してからはさすがに実感が湧いてきて、堪えきれませんでしたね。
一度はてっぺん立ったとて歩みを止めない加蓮さんが、ちょっと一息つくかのような、精神的にも物理的にもなんだか近くに感じるステージでした。
薄荷は初期の加蓮さんにとてもフィットした歌なので、その頃とは色々変わった今があるけど、昔を思い返して、そんなこともあったねーなんて言いながらグラス傾けてるような素敵な時間だった。
泣いちゃってもいい?もう泣いてる。

出会いを繋いで ここから これからもたくさんの夢を奏でよう

まさに出会いを繋いで夢を奏でてきた加蓮さん。
その加蓮さんは薄荷の後を誰に繋ぎましたか?
そう、ちとせさんです。

この流れ、10thでもやったそうな。何度やったって良いさ。
ここから これから なんだから。
もうね、この意味合い重すぎんのよ。
加蓮さんはちとせさんの触りにくい場所にちゃんと触りに行く子だから…きっと薄荷だって冗談っぽく煽るように聴かせるんだ。
ちとせさんも冗談っぽく笑うけど、しっかり心に突き刺さって、それを千夜さんに還元するんだ。

結局この日の加蓮さんはトラプリの加蓮さんでしかなかったけど、ここの文脈は明らかにひざポテトローゼンティアーズだったし、ちゃんと置いてくれたのも嬉しかったです。
薄荷からのBeat of the Night、からのClock Handsは重すぎる。そら佐倉さんもああなるって。
ちとせさんのかけがえない相方は間違いなく千夜さんでしょうけど、次点のトップランナーは明らかに加蓮さん。ゲーム内でもガツガツ絡むし、ライブでもコンステで一緒にFrozen Tears一緒に歌ったり、SoLではClaw My Heartで美玲ちゃんの脇固めたり、細かい供給は増えるばかり。もはや大手デュオに一歩踏み入れてる域でしょう。大きく取り扱われるのも時間の問題です。
デュオ曲はよ!ローゼンティアーズのコミュ読ませろ!

まぁ加蓮さんは加蓮さんで直近にモノクロームリリィとかいうこれまたやばやばなデュオを解禁しちゃっているのですぐにというのは期待できないんですが。

しかも実はまだラスボスが控えているんですよね。
COUNT/LASTって言うんですけど。

その他雑感

多く語れるほどではないけど2nd SIDEは本当に良かった。
これもまた予想外にライブハウス映えする曲でした。松井さんがすごいのかもしれん。
目の前であんな笑顔で楽しそうにパフォーマンスされたら乗る以外の選択肢ないもんね。
Never say neverもまた然り。現状AnemoneStarやNeo Beautiful Painが刺さってないから、当然の話なんだけど。ただいつかこれらの曲が何かの拍子に自分にとってかけがえのない曲に変わる日が来るかと思うと、やっぱライブ行くのやめられないし、すげーワクワクするっすね。
特にAnemoneStarはそのにおいがプンプンする。

関口理咲さんは一生推します。

唯一残念だったのが、せっかくの遠征なのに日帰りだったのでTrip感が無かったこと。
少し前にシャニで大阪来たし、元々ゆっくりするつもりも無かったですが、本当に往復5時間かけてただライブを見に来ただけだった。

残ったのは超楽しかったライブの思い出と、お尻の痛みだけ…

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