僕とレックリングハウゼン病 手術をした時の話。

中学を卒業後の春休みの時期に病院へ行き「レックリングハウゼン病」という病気と知った。右のおしりにあるそれが腫瘍ってのもそこで知った。良性腫瘍であって、それによって身体に何があるってわけではないとの事だったけど、左のおしりに比べると1.5倍ほど膨れてしまっていって日常に少し支障がでていたので手術でとる事になった。検査とか準備が必要らしく、すぐには手術できず、高校の夏休みに手術をする事になった。高校の1学期の間にCTだったりMRIだったりを受けた。

手術の前日から入院するわけなんだけど、その夜がものすごい不安だったのを覚えてる。それが初めての入院だったからね。手術は無事に終わったんだけどね。2,3週間の入院だったかな。最初の1週間はうつぶせで寝ているだけで過ごしたのが退屈だったり、抜鈎がものすごい痛かったのを覚えてる。抜糸ではなく抜鈎ね。いわゆるホチキスみたいなやつ。あれは二度とやりたくない。

手術をしたからって見た目がきれいになるわけでもなく、膨れていたものがとれただけで、皮膚はもともとあったものをかぶせただけのもの。手術前に比べたら動きやすいからまぁいいかという感じ。手術した後も毎日薬塗ったりガーゼ交換したりで手間がかかった。

今回は少し日常に支障がでていた腫瘍を手術でとったというだけのお話。それから10年くらいレックリングハウゼン病の事はあまり考えず過ごしていたのだけれど、とある事がきっかけてまた考え直す事になった。

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