KLON CENTAURのクローン製作
先日自分用のギター「オギキャスター」を作ったという記事を書きましたが、実は夏休みの工作としてギターと並行して製作していたものが二つあります。そのうちの一つについて書きます。
KLON CENTAURというオーバードライブペダルをご存知でしょうか?(日本ではケンタウルスと呼ばれていますが、英語圏ではセンターと呼びます。)ギター弾きでエフェクトペダルにこだわりのある方は知っているか、聞いたことがあるかもしれません。
KLON CENTAURは開発者であるBill Finnegan氏によって、1994年から2008年まで製造されました。発売当初は239ドルでしたが最後は329ドルまで値上げされています。人気があり需要に対して供給が追いつかなかったため、当時中古品が1,000ドル以上で取引されていました。現在(2022年)KLON CENTAURの中古市場価格は5,000ドルから初期のシリアルのものだと10,000ドルを超えます。ペダルひとつに狂気の沙汰です。
2014年にKLON CENTAURの後継機としてKLON KTRというモデルが発売されました。こちらはBill Finnegan氏が手作業でプリント基板に実装していたKLON CENTAURと違い、ロボットによる表面実装で製作されています(こちらも現在中古市場で800ドルくらいします。)
僕はどちらも所有していませんが、デジマートに紹介動画があるので音については下のリンクをご覧ください(検索すれば海外の動画もたくさんあります)。
さて本題です。とてもじゃないけど買えない値段になっているKLON CENTAURですが、今年になってStewMacからKLON CENTAURのクローン自作キットが出たのでこれを夏休みの工作に作ろうと思い購入しました。そして「オギキャスター」と同時並行で進めて完成。ツマミが何かはマスキングテープにマジックで書いていますが(笑)とりあえず。
マエケンさんも気になっているペダルということでめるもんど機材に入れておきます。音出しはまたスタジオ練習の時に。
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