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句会があるから参加しない?

句会があるから参加しない?
 
「角川庭園・幻戯山房で句会があるから参加しない?」と高校の恩師からお誘いがあった。
もう10年以上前の話のである。
なんで「句会?」と思ったが、考えてみると久しぶりの同窓会で先生にお会いし、「俳句をやってみようと考えているのです…」と言った記憶が蘇った。
あの時は話の流れで、「俳句を詠んでいます」と言えたら少しは教養人として見えるかな、といった軽い気持ちであったのだが。
先生はそのことを覚えていて下さり、その時のお誘いとなった。
 
杉並区には角川庭園という素晴らしい庭園があり、その中にある幻戯山房は俳人の角川源義のゆかりの場所である。
そこでの句会というので、俳句の完全な素人の私が参加してもいいのであろうかと、固辞をしたが最終的には参加することとなった。
それから、少し楽しみを覚えながら必死になって何とか課題の四句を毎月句会に投句している。
 
10月の投句  散るも良し小路色づく金木犀

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