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扇田裕太郎『僕のブルース・ロック道』 Vol.18

【今週の目次】

1.今週の序文
2.ライブレポート&近況報告
3.最近聴いた音楽/オピニオン(洋楽ファン御用達)
4.とっておきのお店紹介:第18回「鳥昇/西浦和」
5.「英語でギター」の近況と案内
6.今後のライブスケジュールなど
7.今週の動画(メルマガ限定動画)
8.編集後記


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1.今週の序文

人はみんなそれぞれいろんな意見があって、何が正しいかを主張したり、もしくは主張しないという主張があったり。

でも見てると、人にとっての正しさというのは、その人にとっての都合、その人にとっての利益、からの影響がないとは言い切れない、と感じるところがあって。

「裕太郎のライブすごく良かったよ」と言われれば「裕太郎、ライブ全然良くなかったよ。」と言われるよりも、どちらかというと正しいと思い込みやすいみたいで(笑)これは真実の正しさとは無関係で、むしろ自分が何を信じたいか、何を正しいと思いたいか、に関係してると言えると思う。

コロナウィルスに関しても、見識者も含め、みんなそれぞれ自分の立場というものがあって、いくつか選択肢がある場合は自分の利益になる方を信じたい、そっちが正しいと思いたい、というポジション的な正しさに寄っていってしまい、いつの間にかそれを正しいと思い込むようになって主張するようになったり。

気をつけなきゃなぁ~。

このコロナ禍で本当に大事なのは、自主的に自覚的にこのリスクと向き合うこと。そしてそれと同時に音楽の命を絶やさないこと。

シンプルだ。

本当のこと、正しいこと、というのは多角的な視点からしか気づけない。もっともっと自分にとって不利な意見にも耳を傾けよう。自分の、こうであって欲しい、こうであると信じたい、という希望的憶測に左右されないように気をつけて、太く根を生やしてしぶとく音楽人生、生きるぞ!

引き続き宜しくお願いします(^^

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★扇田裕太郎 Youtube Channel ★

https://www.youtube.com/user/ogidayutaro

チャンネル登録よろしくお願いします!


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2.ライブレポート&近況報告


■8月3日(月)
【メルマガ第17号発行】

梅雨が明けて暑い日々。ウクレレの音が気持ち良いかもと思って、ウクレレでサザン・オールスターズの『真夏の果実』をやってみた。生まれて初めてのウクレレ弾き語り。バシッと弾くと段々チューニングが下がってしまい、軽やかにかつ歯切れよく弾くのがややテクニックがいる感じ。あと歌いすぎるとウクレレの音色に合わないので、軽やかに歌う感じ(笑)かろやかって!そんなのやったことないし(笑)でも南国に思いを馳せて。空と海と。思い浮かべて演奏してみた。気持ち良いな~。南国でライブやりたいなぁ。

【スタージャンムーン】
8月の満月はスタージャンムーンと言うらしい。大きくてキレイな月だった。月は立派だ。どんなに貧しくても辛くても悲しくても落ち込んでいても、月だけはみんなに平等にキレイだ。そんな月をカッコいいとすら思う。カッコいいなぁ!月!

■8月4日(火)
【扇田裕太郎 一人ピンク・フロイド / Echoes (Pink Floyd Cover) 公開】

以前クラブチッタアティックにて撮影したEchoesの動画がアップされた。最初届いたラフ動画があまりにもドライだったので、音の方は僕が処理させてもらうことにした。僕のアティックでの月イチのイベントは「残響天国」というタイトルにしてるだけあって、アティックの天然残響はかなりインパクトが大きい。あの残響を思い浮かべながら、自分のいつも演奏している感覚に近い感じに処理した。映像の方はチッタのスタッフの人が一生懸命作ってくれた。映像のプロでもないのに、僕のサイケデリックというリクエストに一生懸命応えてくれた素晴らしい仕上がり。ホラー映画みたいなエフェクトも効いてるし海賊版みたいでゾクゾクする。

この曲を一人でやろうと思ったのは、フジロックで僕のライブを観てくれたお客さんの中に、「一人ピンク・フロイドって、なぁんだ。ただの弾き語りか。」とTwitterに呟いていた人が居て、こんのやろ~と(笑)ピンク・フロイドを弾き語りするのがどんだけ大変かわかってないだろう~と(笑)でもそう言われてみれば、どれだけ大変かなんてお客さん的には全然関係ないわけだし、もっとぶっ飛んだことをやらないと面白くないのかもなぁと。それでエコーズのあのイントロの音の並びを時間をかけてコピーするところから始めて(笑)ハーモニクスを駆使した特殊な奏法で世界をつくってみた。でもそう考えると、あのお客さんの一言のおかげで、僕もさらに一歩踏み込むことができたのだし。感謝しなきゃな。

一人エコーズ、アップされてすぐに500再生くらいまでいって、5日後の日曜には880再生。あんなに長い動画なのに、いろんな人から感想やメッセージが届いた。ありがたい。ピンク・フロイドのファンは年配の方が多いと思うのでStay At Home派が多いと思う。ライブには行けなくても少しでも楽しみをお届け出来てたら嬉しいな。

このアティック弾き語りシリーズあと数曲撮ってあるので、またアップが楽しみ(^^)

扇田裕太郎 一人ピンク・フロイド / Echoes (Pink Floyd Cover)

■8月5日(水)
【最新曲 私はランドセル】
せっかくランドセル専門店が協賛についてくれたので、ランドセルの曲をプレゼントしようと思って。でもランドセルの曲っていうだけで、どうしても幼い可愛い感じのメロディーが出てきてしまい、それはとてもつまらない。どれだけ大人でも楽しめる音楽を創ることが出来るかがポイントになった。そしてキャッチ。引きのあるインパクトが欲しい。と思ってるところへ「ラン、ランララランドセル」というナウシカ(風の谷のナウシカ)が王蟲と遊んでるところの歌からのインスピレーションが降ってきた。そのメロディーをマイナーコードに乗せたらジプシーの音楽の香りがした。切なさが欲しい。切なければ切ないほどランドセルが輝くと思った。そうだ。私はランドセル。6年間しか生きることができない。ランドセル目線の歌詞を書こう、ということになって新曲が誕生した。

ランドセルはそもそも学習院の初等科で、馬車や人力車に乗って登校する子どもたちに自分の足で歩いてきなさいという、平等教育の思想から生まれたものらしい。平等の象徴だ。そう思うとランドセルが可愛くて良いやつに思えた。

【私はランドセル 歌詞】
ラン、ランララ ランドセル ラン、ランラララン
ラン、ランララ ランドセル ラン、ランラララン

私の名前はランドセル あなたに出会えてうれしい
私はこれから六年間 あなたの背中に寄っかかる

友達ができたら 嬉しい気持ちで 揺られるかな
遊びを覚えたら なぜか目の奥が キラキラになる

ラン、ランララ ランドセル ラン、ランラララン
ラン、ランララ ランドセル ラン、ランラララン

背が高くても 低くても 男も女も ランドセル
お金があってもなくても おんなじ 形に 決まってる

イジメられたならば 悲しい気持ちを 分かち合おう
笑顔が戻るまで いつまでも君に寄りそいたい

Ah 僕らは2人で 1人だ たった6年だけど
今の1日は 大人の 100日くらい ながい ~~

ラン、ランララ ランドセル ラン、ランラララン
ラン、ランララ ランドセル ラン、ランラララン

いつかあなたは 私を 離れて先へと進む
このご縁を 忘れません あなただけの私です

ラン、ランララ ランドセル ラン、ランラララン
ラン、ランララ ランドセル ララララ ランラン ラン

作詞作曲:扇田裕太郎


■8月6日(木)
【扇田裕太郎ソロ配信ライブ第17回】
ちょうど広島に原子力爆弾が落ちて75周年という日に重なった。どうしても思いがセットリストに現れてちょっと特別なライブになった。中学1年のときの担任の土井先生はガチな日教組な人で、今でも国会議事堂前に座り込むような人で、1年のときの文化祭は「おまえら、原爆と戦争について徹底的に調べろ」だった。あのときから何かしらスイッチが入ってジョン・レノンやU2が好きになっていったのかもしれない。今の僕の考え方は、ひとりひとりみんなそれぞれが自分の中の戦争(的要素)と向き合うことが世界平和への道と思ってる。なのでまずは自分が勇気を持って内なる戦争に挑み続けねばと。そんな意図もあるセットリストと演奏。

今週の新曲『私はランドセル』。『She’s So Bad』とかに続く、かなりシュールな感じの曲になった(笑)不思議なちょっとエスニックなニオイもするメロディーが僕っぽいかも。けっこう耳に残る感じに響いてくれたみたいで、聴きながらランドセルの絵を書いてくれたリスナーもいて嬉しかった。協賛してくれた「おりじなるぼっくす」さんに感謝の気持ちを伝えることもできて良かった。

恒例のリクエストコーナーはまずはマイバディー、氣志團のトミーがつくった『幸せにしかしねえから』。山下達郎さんが一昨年最もたくさん聴いた曲という名曲。匠にギリギリの芸術的な繋がり方をするメロディーとコードに真っ直ぐ響く力強い歌詞がのる。Aメロの音域から一気にサビの音域に駆け上がる感じのメロディーは歌うのに技術がいる。僕はやってみてこの曲のすごさに改めて気づけたけれど、達郎さんは聴いただけで一瞬でそのすごさがわかったんだろうなぁ。

リクエスト2曲目はMr.Bigの『Take Cover』。最初ちゃんとポール・ギルバートのアルペジオのギターリフをコピーしたのだが、それを弾きながらあのメロディーを歌うことがどうしてもできない(^^;)アコギはドラムパターンに寄り添う方向に変更してメロディーを引き立てようとした。でもポールのあのギター聴きたいですよね〜。その辺は一人だと難しいところだなぁ。

そしてなんとBON JOVIの『Wanted Dead Or Alive』も。これもリッチー・サンボラのギターを弾きながらジョンの歌なので、やっかいだったけれどもなんとか両立っぽくやれたかも。

QUEENの『We Will Rock You』はさすがに、ドンドンパってやり続けるだけだとつまらないのでちょっと土着的な僕好みの方向にアレンジした。けっこう良かったのでもしかしたら今後ポイントポイントで歌いたくなるかも(^^)リクエストいただかなかったら永遠にそんな気にならなかったと思うので、やっぱりこのコーナーはおもしろい!ありがたい!

最後のリクエスト曲は『We’ll Meet Again』。まだまだStay At Homeな世の中で、ヴェラの「また逢いましょう」というメッセージが胸に響く。2番は僕がつくった日本語の歌詞。「生きてるだけで丸儲け」自分の歌詞にハッとした。そうだ。ここから先の人生はボーナスだと思って、思いきり楽しまなきゃ。

あとは黄金の名曲たちって感じのセットリスト。歌いながらその楽曲やメッセージの素晴らしさに圧倒される。その意図に憑依すると体の芯から熱くなる感じがした。

「なか」打ち上げにこれまでで最大人数が来てくれた。みんなで乾杯うれしかった(^^)


【扇田裕太郎 Live From FLOWER STUDIO Vol.17 セットリスト】
1)おつかれさま / 扇田裕太郎
2)Angel/ Jimi Hendrix
3)幸せにしかしねえから/ 氣志團
4)Take Cover / Mr.Big
5)私はランドセル / 扇田裕太郎(新曲)
6)Wanted Dead Or Alive / Bon Jovi
7)宇宙はたくさんある / 扇田裕太郎
8)Across The Universe / The Beatles
9)夜空に輝く / 扇田裕太郎
10)We Will Rock You / Queen
11)あなたに逢えてよかった / 扇田裕太郎
12)What A Wonderful World / Louis Armstrong
13)We’ll Meet Again / Vera Lin
14)Imagine / John Lennon

扇田裕太郎 Live From FLOWER STUDIO Vol.17 アーカイブ

■8月7日(金)
【久しぶりのリアルライブ!】
クラブチッタさんに誘われて、「ダルマサマサマー」に出演させてもらった。ステージに立って目の前にお客さんがいるところでの演奏は格別。特別なことをしてる気分だった。お互いしっかりケアしないとやれないことだから。みんなの尽力の上に成り立つプレミアム体験、それがこの時代のライブだ。そんなステージで自分のオリジナル曲が空中に解き放たれるのは至高のひと時だった。フェスらしくカバー曲も挟みながらのセットリスト。フロアからのエネルギーの相互作用で音楽に熱が入っていく感じはリアルライブの醍醐味!

クラブチッタは、さすがに大きな会社だけあって、これでもかというやりすぎなくらいの安全対策だった。万が一に備えての連絡先を把握するためのチケットシステムは、かなりやっかいでお客さんに大変な思いをさせてしまったけれども、今後はこういうことが大切になっていくと思うので、みんなで慣れていきたいと思った。

DJコーキさんとようやく知り合えた。黄金の80年代ヒット曲を連発してくれて気分はティーンに。楽しかったなぁ。kurosawadaisukeとも久しぶりに会った。ライブをやる、やらない。立場やスタンスは違うけれども、根っこにある気持ちは同じだ。音楽を通して人とつながる。久しぶりにいろいろ話せて有意義な時間だった。アンコールの共演は全然予定してなかったけど、アドリブで(笑)

終演後の物販コーナー。久しぶりにCDと扇子が売れた。CDにサインするのとか、懐かしいとすら感じる。地元の友だちが買ってくれた以外は一切動いてなかったCDの売上。当たり前だったことがとても特別に感じる。飛び込んでみてわかることもあった。これを踏まえて、全力でライフワークミュージックに取り組む。やるぞ。

【ダルマサマサマー セットリスト】
1)Blower’s Daughter / Damian Rice
2)夜空に輝く
3)銀行強盗
4)Different World
5)Don’t Look Bak In Anger / Oasis
6)See Emily Play / Pink Floyd
7)苦しみのエンターテイメント
8)Everything Will Be Alright
9)あなたに逢えてよかった
10)Song Song Song
11)Amazing Grace / Trad
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■8月8日(土)
【ぐったり】
久しぶりのリアルライブでエネルギーを使いまくった〜。やっぱりみんながそこにいるとテンションが全然違う。それに立って弾くだけでいつもと違う筋肉を使うし(笑)これはマズい。このままだと現役感なくなってしまいそうだなぁ。なんとか月に1本でもリアルライブやれるようにしていかないとこのままではナマッて行く一方だ。と思った。

■8月9日(日)
【NANKER’S BEST Remote live streaming on YouTube! Vol.7】
今回のNANKER’S BESTはついにモーガンのパイプオルガンをフィーチャーしたセットリストになった。パイプオルガンには普通のモードとフルモードという大きく分けて2つの音色があり、両方の音色を2曲ずつ聴いてもらうようにセットリストを組んだ。ようやくあのサウンドを聴いてもらえる!と思ったら、パイプオルガン用に設置したカメラ(iPhoneをカメラとして使用)の映像が落ちてしまうトラブル。僕ら有りものを駆使していろいろやってるので、こういうトラブルはどうしても避けられない。4日前のチェックでは大丈夫だったのになぁ。でも即座にウクレレで『真夏の果実』の1番だけ歌ってるうちに復帰。と思ったら、ラストの『青い影』では曲の初期段階でモーガンの映像が消えてしまった。これはもう演奏始まってしまったので、引き返せないと思って、音楽と呼吸を感じながらのアンサンブルとなった。遠隔で音だけを頼りにアンサンブルするのはとても尊い経験だった。しかもそれをみんなが聴いてくれてるライブ配信だ。ある意味で僕にとっての昨日のハイライトはこの『青い影』だったかもしれない。見えないからこその集中力のようなものがあったかも。ラストのリット(少し遅くなること)のタイミングや具合も合わせられた!これぞ遠隔セッション。

僕の曲はできたてほやほや『苦しみのエンターテイメント』を一緒にやれたのが嬉しかった。この曲には不思議な力があるみたいで、今後どう育っていくのかとても楽しみだ。「どう?この曲?」とモーガンに聞いたら「裕太郎の曲はどれもすごく面白いしとても良いよ」と返ってきて、それすげーと思ってちょっと10秒くらい良い気分に浸ってしまった(笑)

NANKER’S BEST もっともっとおもしろいこと考えていきたいなぁ。楽しみ!

【NANKER’S BEST Remote live streaming on YouTube! Vol.7 セットリスト】
1)Riders On The Storm / The Doors
2)Space Oddity / David Bowie
3)火から生まれて火にかえる / 扇田裕太郎
4)I Wish I Was Your Mother / Mott The Hoople
5)House Of The Rising Sun / The Animals
6)A Whiter Shade Of Pale / Procol Harum
7)真夏の果実 / サザン・オールスターズ
8)苦しみのエンターテイメント / 扇田裕太郎
9)Honaloochie Boogie / Mott The Hoople
10)あたなに逢えてよかった / 扇田裕太郎
11)Pretty Vacant / The Sex Pistols
12)Saturday Gigs / Mott The Hoople
13)Louie Louie / The Kingsmen
14)All The Young Dudes / Mott The Hoople

NANKER’S BEST Remote live streaming on YouTube! Vol.7アーカイブ

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3.最近聴いた音楽で気になったもの/オピニオン(洋楽ファン御用達)
【Beautiful Night EP / Paul McCartney】
1997年発表の曲だけど、リマスターが7月にリリースされてた。ビートルズが解散してからポールがリンゴと一緒にコラボしたのはこれが初めてだったらしく、そういう意味で感慨深い曲と言える。ビートルズは一人でも凄いので、二人いるとかなり強力。四人集まったら一体どうなっちゃうんだろう。。この『Beautiful Night』という曲。聴けば聴くほど素晴らしくて、それがデモからどうやって育っていったのかを知ることができるのもこのEPの楽しいところ。ほんとにビートルズには全てがあるなぁ。

【Abbey Road(Super Deluxe Edition) / The Beatles)
しかし、そうなるとガチなビートルズが聴きたくなる。これは九州ツアーしたときにずっと車の中で流れていたアビーロードの最新リミックス。めちゃくちゃ良い。何度も聴いたアルバムなのに、新たな発見の嵐。『Something』のポールのベースとか、本当に何でこうなるかなぁ(笑)ジョージを応援したい気持ちなのかなぁ。強烈な名曲が続くA面。そして『Here Comes The Sun』〜『Because』と始まって『Golden Slumber』からラストへ畳み掛ける奇跡のB面。何度も驚かされて感動させられたこのアルバムにまたこのリミックスで新たに命が吹き込まれたという。一体どんだけやられ続けるのだろう。

【Woosh! / Deep Purple】
パープルが6月にリリースしてた新譜。僕は本当に不思議なくらいにディープパープルに全然ハマらなくて、何度かチャレンジしたのだが、どうしても夢中になれなくて。でもみんながあまりにも良いというので名盤と言われるものは一通り聴いてきたのだが、さすがにこの歳になってまだ現役で頑張ってるロックミュージシャンなわけだから、最新作を聴けば好きになるかもしれないと思って聴いてみた!う〜ん。曲によっては好きかも(笑)モーガンが、これまでいろんな人に会ったけどリッチー・ブラックモアだけは本当にクソ野郎だったと言ってて(笑)そういう意味ではリッチー無き今のパープルは良い人間関係が作れているんだろうな。アンサンブルが良い。ちょっとプログレッシブな要素のあるポップなロックかな。バンドの伝統なのかサウンドの根っこにどっしりとした威厳のようなものを感じた。


★日本のアーティスト研究:井上陽水を聴こう!
安全地帯から一旦戻る感じで。

【氷の世界 / 井上陽水】
なるほど。洋楽的だなぁと感じるところがたくさん。僕が大好きな『帰れない二人』が入ってるこのアルバム。昨年くらいから、ちゃんとアルバムで聴くようになった。井上陽水はこれを1973年にリリースしてたのかぁ。ポストビートルズ、アート・ロック、プログレッシブへと世界のロックが進んで行く中で、日本語の世界をこのようにロックとして磨き上げた功績は計り知れない。

【二色の独楽 / 井上陽水】
なんだこりゃ。僕は本当に日本の音楽を全然知らなかったんだなぁと最近すごく思う。とてもカッコ良い。僕が日本語ロックでやろうとしていることのルーツの一つはこの井上陽水→安全地帯、もしくは奥田民生という流れの中にあったのかもなぁ。そういう意味では逆にあまり研究しすぎたくない分野なのかもしれないと思ってしまったり。でも歌詞の世界はすごく独特でもっと読んでみたいと思った。とても刺激度数高め!

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4.とっておきのお店紹介 
第18回 西浦和「鳥昇」

地元の焼き鳥屋さん。いかにも職人って雰囲気の大将が黙々と仕事をする。ここの焼き鳥がウマい。特にどこどこの鶏を、とかフレンチで修行して、とかそういう洒落たウマさではなく、何度でも食べたくなるウマさ。今では珍しくなってしまった王道のウマさ。ビールは一番搾りかハートランド。どちらも好きなのでその日の気分で決める。お通しに枝豆がついてくるのもポイントが高い。

焼き鳥はネギ間をタレで、軟骨を塩で、皮をタレと塩の両方、それにたまにささみ梅しそとかつくねとかレバーとか。これが、何もかもがピントが合っててウマい。香ばしさと噛みごたえ、何もかもがちょうど良い。

閉店まで飲んで、そのままマスターともう一軒とか、10年前くらいは本当に良く飲んだ。そのうち一緒に秋ヶ瀬フェスを立ち上げて僕らが音楽をやってる隣で焼いたりもしてくれるようになった。

数年前からはしっかりした美味しい日本酒も期間限定で種類が変わっていく形式で加わってより楽しみが増えた。

めっきり外食が少なくなった古今の僕でも、近所で一杯というときのファーストチョイスはいつだってここ鳥昇なのだ。

鳥昇
https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11048971/


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5.「英語でギター」の近況と案内
英語もギターもやれるようになれば一気に世界が広がる。それを同時に学べるのは大発明だと思うのですが、皆さんどうでしょう?(笑)

リアルおぎせん。ご連絡お待ちしてますよ〜(^^)

現在は Zoom、Skype、Facetime でのオンラインレッスンが主。
PCをお持ちの方々はYAMAHAのSYNCROOM(NETDUETTO)を使っての同時演奏も可能。ほぼ一緒にいる状態と同等なセッションができます。

ギター、英語、ボーカル、ソングライティング、人生相談、お役に立てそうなことはなんでも協力させてください。

お気軽にお問い合わせくださいね(^^

扇田裕太郎の「英語でギター」オフィシャルサイト
http://guitarandenglish.com/


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6.今後のライブスケジュールなど
■オンライン配信ライブ!

★8月13日(木)20時~
『扇田裕太郎 Live From FLOWER STUDIO Vol.18』
~ 遠隔オンラインライブ用機材ドネーションライブ ~
扇田裕太郎のUKロック!自宅FLOWER STUDIOからオリジナル曲を中心に、洋楽邦楽の名曲カバーなども織り交ぜつつお届けする扇田裕太郎ソロLIVEを毎週木曜日20時から配信!皆さんからのリクエストも受け付けてます!一緒にセットリストを創りましょう♪
会場: https://youtu.be/PHzjJyHh4hE
日時:8月13日(木)20時スタート
料金:どなたでも無料で観られますが、投げ銭いただけるようでしたらこちらからお願いします→ http://ogidayutaro.com/socialtipping/

※終演後Zoom楽屋にて中打ち上げ乾杯会を開催!(URLはライブ中にご案内します)


★8月16日(日)20時~
『扇田裕太郎 1人ピンク・フロイド LIVE配信!!』
ピンク・フロイドの世界の心象風景を一人で描く。2016年にはフジロックフェスティバルに出演。最近ではYouTube動画の「一人エコーズ」がアクセス増加中の扇田裕太郎一人ピンク・フロイドのワンマンライブ!超名曲からマニアックな曲まで盛りだくさん。お見逃しなく!
出演:扇田裕太郎
会場: https://youtu.be/cwwlaeU1nQ8
日時:8月16日(日)20時スタート
料金:どなたでも無料で観られますが、投げ銭いただけるようでしたらこちらからお願いします→ http://ogidayutaro.com/socialtipping/


★8月23日(日)20時~
『NANKER’S BEST Remote live streaming on YouTube! Vol.8』
遠隔生演奏の生配信スペシャル企画!
出演:NANKER’S BEST(モーガン・フィッシャー&扇田裕太郎)
会場: https://youtu.be/BslPI4dLlSU
日時:8月23日(日)20時スタート
料金:どなたでも無料で観られますが、投げ銭いただけるようでしたらこちらからお願いします→ http://ogidayutaro.com/socialtipping/

モット・ザ・フープルのモーガン・フィッシャーと扇田裕太郎のデュオ・ロック・ユニット「NANKER’S BEST」が8回目のオンラインライブを開催!モット74の全米ツアーがキャンセルになった矢先のコロナによる自粛要請。それぞれの自宅スタジオからの遠隔ライブとなります。技術的にギリギリの実験的ライブですが、良かったら観に来てください♪コメント欄にどんどん書き込みください。質問などもあれば!モーガンへの質問も扇田が通訳もします。


■リアルライブ

■大橋隆志サポート(開催予定)
メンバー
大橋隆志:Gt. Vo.
石川俊介:Bs.
田中徹:Ds.
扇田裕太郎:Gt. Vo.

★11月8日(日)東京 秋葉原CLUB GOODMAN→会場未定
★11月14日(土)東京 高田馬場 CLUB PHASE
★11月22日(日)長野 CLUB JUNK BOX NAGANO
★11月23日(月祝)名古屋 ell. FITS ALL
★11月29日(日)大阪 南堀江 knave


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7.今週のメルマガ限定動画
今週の動画はこれ!

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8.編集後記
今週と来週は夏休みということでボリュームやや小さめでいこうと思います。ご了承ください。

しかし、、このマガジンに本当に救われてるなぁ。
こんなに言いたいことを言える場所があるのは救いだ。
そういう意味では作詞や作曲もある種の救いだと感じるようになってきた。
それを読んだり聞いてくれたりしてくれる人がいるというのは、さらに究極の救いだ。
なんてありがたいんだろう、、
よりいっそう核心に触れていこうと思います。

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