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新!扇田裕太郎『僕のブルース・ロック道』 2022年3月1日号

【目次】

1.序文
2.大橋隆志ファンクラブミーティング 特集
3.三国義貴ソロライブ オープニングアクト 特集
4.扇田裕太郎 Live from Flower Studio Vol.82 特集
5.イケシブ IKESHIBU LIVES!!!! #12 特集
6.コマラジ『Afternoon Navi Good Day Monday』特集
7.今後のライブスケジュール
8.読者プレゼント!:扇田裕太郎 CREATE LIFE カレンダー
9.あとがき

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1.序文

信じられないことにロシアがウクライナに侵攻というとんでもない事態になった。
ロシアにとってウクライナのNATO加盟はどうしても納得ができないのはわかるけれども、戦争という形で解決しようという考えは、あまりにも旧人類的で、2022年を生きる僕ら人類の選ぶ選択肢としては残念すぎる。
すでにたくさんの一般市民が亡くなっている。その一人一人には家族や愛する人、愛される人がいる。
そしてロシアの兵士にも家族や愛する人がいる。西側への不信感、隣国がNATO(敵の軍事同盟)に加入するかもしれない恐怖が発端の戦争。そのために戦地に赴く兵士たち。命をかけて戦う理由としてはあまりにも不十分に思える。そう考えるとみんながみんな被害者だ。

ロシアのプーチン大統領は勇気をもって暴力による解決の過ちを認めて、話し合いによる解決へ移行して欲しいな。そのためには、変化を促す国際的な空気感も必要だと思う。どうすればいいのだろう。NATOは自分たちが原因の戦争だという認識をしっかりもって、もっと積極的にこの事態に関わってもらわないと、ウクライナの今の立場はつらすぎる。国連は何がやれないかよりも何がやれるかに目を向けて、国連にしかやれないことを全力で模索して欲しいな。叡智を結集して、AIも駆使して、なんとかして最善を導き出して欲しい。ロシアにとってNATOの東方拡大は脅威だと思う。想像すれば想像するほど脅威だ。でもここでロシアから戦争を仕掛けてしまったらNATOの存在必要性と結束がよりいっそう強固になる。それに、武力での解決という前例を作ってしまうと、世の中の在り方が一変する。核を持たない日本だって一気に危険ゾーンに入ることも想像できる。だから今回のロシアのチャレンジは世界秩序へのチャレンジだと言える。そう考えると大きくみれば、僕らの日常、営み、音楽、友情、家族、そういったものを守るためにウクライナが戦ってくれているようにすら感じることもできる。

ウクライナ大使館が日本国民に支援を求める声明と銀行口座を公表したので、できることを協力したいと思って、自分のフラスタの投げ銭と、イケシブではそのために寄付を募って、送金した。このお金の使いみちは、大使館の広報によると「平和を愛する日本の方々の思いは大使館として十分理解している」「武器の提供については、あくまで各国政府間のやりとりだ」「現地では戦闘の激化で、一般市民にも死傷者が出ており、寄付金は、医薬品の確保や、病院や学校などが被害を受けた場合の再建などに充てることを想定している」とのことだったので、それを信じようと思う。

以上があくまでも僕の意見です。一言にまとめると、NATOのやり方、ウクライナのこれまでのやり方にもいろいろと思うところはあるけれども、ロシアの武力行使だけは放っておくわけにいかないと思う。アメリカが世界の警察ではなくなった今、僕ら一人一人が地球在住の地球民として態度や意見を示す必要があると思う。そしてもう一つ忘れてはならないのが、どんな事態にあっても、平和な心で澄んだ視点を維持し、中立な意図を放射し続けて音楽に没頭したい。長くなりましたが、応援してくれる皆さんには真意をちゃんと伝えたかったので。一刻も早く事態が収束することを心から祈ってます。


さて。

大橋さんのファンクラブイベントがあり、二子玉川GEMINI THEATERでの三国さんソロライブのオープニングアクトとして『I FEEL』リリースツアー再開、そしてフラスタ82でツアー再開特集をやろうと思った矢先にロシアによるウクライナ侵攻があり反戦歌の回に、そしてイケシブでのインストアがあって、コマラジでのラジオ出演と即興セッションがあった。

目まぐるしく進む日々。徐々に外の空気に触れて歌もギターも少しずつ進化してます!
いろいろとレポートがありますし今回は写真もたくさんなので読んでみてください(^^

今週末からはいよいよ北海道ツアーも始まる!
運転気をつけながら思い切り『I FEEL』の曲たちを放射してこようと思います。

引き続きよろしくお願いします!

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シンガー・ソング・ライターとして、大橋隆志(聖飢魔II)のソロプロジェクトのメンバーとして、木暮”shake”武彦率いる原始神母のベーシストとして、独自のブルース・ロック道を歩む扇田裕太郎の日常を発信!近況やセットリスト、新曲の歌詞などに加え、読者への限定動画や特別対談なども。SNSには書けない、より踏み込んだ表現でお届け。

扇田裕太郎のアーティスト活動情報の核、そして思いやメッセージをダイレクトにお届けする親しい距離感のnoteダイアリー。(不定期発行)

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