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新!扇田裕太郎『僕のブルース・ロック道』 2022年3月27日号

【目次】

1. 序文
2. 扇田裕太郎 Live from Flower Studio Vol.83 特集
3.『ウクライナ情勢について考えよう@フラスタ』特集
4.『I FEEL』リリースツアー@札幌BLOCO 特集
5. ツアーキャンセルと濃厚接触待機期間について
6. 扇田裕太郎 Live from Flower Studio Vol.84 特集
7. 扇田裕太郎 Live from Flower Studio Vol.85 特集
8. 新曲「いっそ溶けてしまいたい」特集
9. ダブルタロウ遠隔配信ライブ Vol.6 ~初ライブ直前新曲祭り~ 特集
10. ダブルタロウ"リアル"新曲祭り @湯島ファビュラスギターズ 特集
11. 扇田裕太郎 Live from Flower Studio Vol.86 特集
12. 今後のライブスケジュール

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1.序文

2022年3月は忘れられない1ヶ月になった。

長い自粛。何度も再開と思ってはキャンセルが続き、ようやく開催にこぎつけた全国ツアー、その第一歩が待ちに待った北海道ツアーだった。ちょっと怖いくらい楽しみだった。
それが初日札幌Bloco公演を最高な形で終えてからのまさかのツアーキャンセル。たくさんの人たちに失望と落胆とご迷惑をおかけすることになってしまった。

心折れる間もなく、絶対に不可能と思われた濃厚接触待機期間の家庭内感染とのギリギリの攻防。感染対策と小学校のリモートの付き添いだけで1日があっという間に過ぎていった。

そしてこの期間をなんとか無事に乗り切ってダブルタロウの初リアル開催へこぎつけることができた。

その間、戦争のニュースにたくさんの注意を向け、人間の愚かさや戦争を作り出す源とは何か、について思いを巡らした。高校時代のイラン・イラク戦争、フォークランド紛争、一生忘れられない911、アフガニスタン、シリア、そして世界各地でまだまだ戦争は絶えないけれども、今回のウクライナは毎日のように背筋が凍る思いをして、恐ろしい創造に飲み込まれそうになる。恐怖を感じるときの人間は、、「Fear is the mind-killer」。映画Duneの中のセリフを思い出す。視野の自在な転換力が危ぶまれる。頭の向く先がどこか一点に張り付いてしまいそうなときは要注意だ。恐怖に打ち勝つとはどういう状態なのだろうか。

そんな中でのダブルタロウ新曲祭り。今後のキャリアの重要曲になるかもしれない新曲が生まれた。コロナ禍でたくさん作詞作曲をやってきた成果が徐々に出てように感じる。

ダブルタロウの初リアルライブでは今後の活動が期待できる明らかな手応えを感じることができた。それにすでにオリジナル曲がたくさんある状態からのスタートは心強いしやりやすい。遠隔配信で関係も十分温まっているので、あとは良いアルバムさえできれば楽しくなりそう。

しかし、今はまずは『I FEEL』のことをちゃんとやらねば。僕がフラワースタジオのみんなと一緒に創った渾身の1stフルアルバムをたくさんの人たちに届けたい。そしてこの楽曲たちをしっかりと世の中に羽ばたかせたい。

配信やサブスク、他にもいろんなアイディアが出てきているので、いろんなことを進めながら、また『I FEEL』のリリースツアーに挑んでみよう!今度こそ!!

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シンガー・ソング・ライターとして、大橋隆志(聖飢魔II)のソロプロジェクトのメンバーとして、木暮”shake”武彦率いる原始神母のベーシストとして、独自のブルース・ロック道を歩む扇田裕太郎の日常を発信!近況やセットリスト、新曲の歌詞などに加え、読者への限定動画や特別対談なども。SNSには書けない、より踏み込んだ表現でお届け。

扇田裕太郎のアーティスト活動情報の核、そして思いやメッセージをダイレクトにお届けする親しい距離感のnoteダイアリー。(不定期発行)

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