見出し画像

扇田裕太郎ダイアリー『SHOW MUST GO ON!』 2024年7月9日号 ヨーロッパツアー13日目『ゲイリーとデクラークギターDAY』

【目次】

1. ヨーロッパツアー13日目『ゲイリーとデクラークギターDAY』 
2.ライブスケジュール

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【PROMOTION】

★扇田裕太郎ヨーロッパツアー2024 スイス・ジュネーブ公演が追加決定!

スイスのジュネーブ、ルマン湖のほとりにあるボレロというレストランでのライブが追加になりました。
6月28日(金) The Water Rats / London, UK(有観客+配信)
6月29日(土) HUX Hotel / London, UK(有観客+配信)
6月30日(日) HUX Hotel / London, UK(有観客+配信)
7月4日(木) 扇田裕太郎 Live From Wolvenplein (exJAIL)(配信)
7月5日(金) Het Oude Pothuys / Utrecht, Netherlands
7月6日(土) Trapop / Utrecht, Netherlands(有観客+配信)
7月7日(日) Party Live at Cindy's(有観客+配信)
7月12日(金) Bolero / Genève(有観客+配信トライ)←NEW!!

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1. ヨーロッパツアー13日目『ゲイリーとデクラークギターDAY』

ツアー13日目。シンディーのカントリーサイドハウスに昨日の片付けに行ったら昨日のお客さんの一人、アーウィンさんがいて、ああ、この人がシンディーが言ってた金属探知機を使って金や銀を探しまくってる人か、と思って、何を探してるのかじっくり聞いてみたら、どうやら考古学的な価値のあるものを本気で探している趣味の発掘家とのこと。オランダはいろんな国に占領された過去があるからいろんな文化的価値のあるものがたくさん眠ってて発掘家にとっては掘り甲斐がある土地らしい。どのくらい掘るのか聞いてみたら50cmくらい掘れば17世紀、18世紀のものが見つかるという。

なんかロマン。

僕は歴史が嫌いだったこととか、最近になってポッドキャストのコテンラジオで歴史が好きになったこととか、ニール・ヤングの「Heart Of Gold」の歌詞が「僕はハートの発掘家だ。金のハートを探してる。」と歌ってて、その歌詞がどれだけ好きかとか、そんな話しの昼下がり。

これは何年代のコインだ、とか言っていろんな宝物を見せてくれた。人生で一度でも金を掘れればラッキーらしいけれども、これまで2回掘り当てたことがあるらしくて、オレはとんでもなくラッキーなんだって言ってた。

その後、アーウィンもシンディーもいなくなって、ゲイリーが仕事を終えて合流。

今日はゲイリーと2人でじっくり交流の日なのだ。

まずはデクラークギターに恩返しがしたいから、宣伝のための動画を撮ろうっていうことで、ゲイリーがどうやってギターを作ってるか、なんでギターをつくることになったのか、どんな作業現場でつくってるのか、そしてそのギターはどんな音がするのか、そんなストーリーを撮影してから、2人で演奏したりしたのも初めてかも。電池が切れるまでやれるだけ撮影をやってからじっくり男同士で飲みに行こうっていうことになった。

ゲイリーは一言目「この人生は短すぎる。思いきり楽しもう。」と言った。

そして、今の人生のこと、これからのこと。

「ゆーたろー、オレはDifferent Worldの始まり方が好きなんだ。」

「Why can't we share the same value of life?(どうして僕らは人生の価値を共有できないのだろう?)」

「この質問にこの世の中のすべてがつまってるよ」

「だって質問すれば、答えを考えるでしょ。答えはそれぞれだけど、みんなそれぞれ考えるでしょ。それがすべてだよ。みんな考えなきゃ。だから質問が大事なんだ。良い質問をありがとう。」

ここから先は

2,323字 / 25画像
シンガー・ソング・ライターとして、大橋隆志(聖飢魔II)のソロプロジェクトのメンバーとして、木暮”shake”武彦率いる原始神母のベーシストとして、独自のブルース・ロック道を歩む扇田裕太郎の日常を発信!近況やセットリスト、新曲の歌詞などに加え、読者への限定動画や特別対談なども。SNSには書けない、より踏み込んだ表現でお届け。

扇田裕太郎のアーティスト活動情報の核、そして思いやメッセージをダイレクトにお届けする親しい距離感のnoteダイアリー。(不定期発行)

日々がんばってます!応援サポートいただけると励みになります。ありがとうございます!!