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最強営業組織へ船出

こんにちは、Phone Appliセールスイネーブルメント部の荻島です。
自社の営業組織を強化する旅を始めました。
このnoteではこの取り組みに至った背景から、その進捗も記載していきます。

なぜこの活動を始めたのか?

私たちPhone AppliはクラウドWeb電話帳「連絡とれるくん」を主なサービスとして提供しています。
法人でのスマホ利活用が進むにつれ、マーケットが活性化してWeb電話帳市場では6年連続No.1を獲得しています(※2018年末時点で82.8%)。

市場の拡大に併せて事業も当然人員も拡張していきますが、営業教育には課題がありました。

その前に私の自己紹介

Phone Appliはここ最近ようやく新卒採用が順調に進んでいますが、少し前までは私も含めて、中途採用での入社がとても多い会社でした。

私は前職が電機メーカー系の保守会社に23年間所属し、UCの技術者から営業まで、幅広い業務に携わらせていただきました。

この中でPhone Appliの経営メンバーをはじめとして、いろいろな方との接点ができ、次のチャレンジとしてPhone Appliへ合流したのが2018年7月のことでした。

Phone Appliに入社してからは、カルチャーである「変化を恐れない」の言葉通り営業からスタートして、プリセールスをやったり、社内イベントを主催したりと、できること・やれることにチャレンジをし続けていました。

課題を感じるように

Phone Appliに加わって半年を過ぎると、後進の営業がどんどん加わってくるようになりました。
お酒の席なども含めていろんなメンバーと話をしていると、営業教育の粒度にバラツキがあることがわかってきました。

これは非常にもったいない事で、折角入社したけど営業としてパフォーマンスが十分に発揮できないのは会社にとってよくないと思い、草の根で同僚と勉強会などを行ったりしていました。
ただ、これも業務の合間に間欠的におこなってましたので、学びたいと思う人からすれば物足りなかったのだと思います。

役員に提言

Phone Appliは思いついたらどんどん情報を発信する風土があります。社内にnoteを書いている人が多いのもその文化だと思います。
また、どんなに忙しい上司でも毎週毎週時間をとって話をきいてくれるWeekly 1on1の制度がありますし、それ以外の場でも提案を聞きいれてくれる風土もあります。

そこで、営業教育について課題感と私なりの対応方法を提言してみました。
ただ、思い返すとこの提言はかなり幅が狭く、このタイトルの「船出」という言葉からすれば、まだボートで入り江に出たくらいの話だった、という事に気が付くのはそう時間は要しませんでした。

SalesEnablementとの出会い

もともと教育に興味があったわけではなく、課題感だけで突っ走っていた私に、役員から一冊の本を紹介されました。

「世界最先端の営業組織の作り方、Sales Enablement」
著者は山下貴宏さん

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この本を読んだことで、井の中の蛙ならぬ、入り江に浮かんだボート、大海を知らずという事に気が付いたのです。

加えて、私の提案がきっかけかどうか定かではないですが、部署を新設して最強営業組織を作るというミッションを頂くことになりました。

2019年の年末のお話しでした。
次回へ続く。

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