King's College London(KCL)の退学・休学制度について調べてみた①

こんにちは。マサヒコです。
皆さんは海外留学中に退学・休学する可能性を考えたことはありますか?

慣れない海外での生活では、思わぬトラブルがあったりするものです。
コースが自分に合わない、病気の治療、金銭的問題、家の都合、etc…
でも海外大学で退学・休学した時には、どんな影響があるんだろう?
イギリスの名門大学、King's College London (以下KCL)を例に調べて、まとめてみることにしました!

KCLのHPはこちら。

でも英文のサイトって見慣れないし、サイト構成も分かりづらい…
こういう時は、現役のKCL学生に聞いてみるのが一番ですね!

Twitterで「キングス・カレッジ・ロンドン」と検索したところ
現役のKCL学生、堀口英利さんという方を見つけました。

堀口さんは、社会科学・公共政策学部 戦争学科 戦争学専攻に所属しているそうで、KCLでの休学についても発信されています

KCLでの休学についての堀口さんのツイートの1つがこちら。

なるほど!休学は「Interruption」って言うんですね。毎度毎度、参考になるなぁ!
KCLのサイトで該当するページを調べてみましょう!

ちなみに、休学中は「在学証明書の発行手続きが面倒になる」ことは以前の記事で紹介しましたね。こちらも参考にどうぞ。

「Interruption」で検索した結果、「退学・休学時に考慮すべきこと」がまとめられている記事をみつけました!以下は、下記リンク先の内容を意訳・要約しながら解説します。
私はIELTSも未受験ですから英語はお世辞にも得意とは言えませんが、、なるべく自然な翻訳にチャレンジしつつ読み解いてみましょう。
(市税など、日本人留学生に無関係な条項は省略します)

①授業料について

授業料は学年度開始日から「登録ステータス」変更日まで請求される(欠席中であっても)。また「 Student Finance England」 ローン利用時は、大学は変更通知・料金再計算を行う。問題発生時は「Money & Housing Advice Team」に至急連絡のこと。

②学生寮について

退学・休学の際は学生寮からの退去が必須。但し、代替の宿泊施設を探すための猶予期間あり。
滞在期間分の寮費は全額支払うこと。滞在期間は寮長と相談した日付から計算する。提出用紙は寮監・寮長から取り寄せること。
オンライン上での「登録ステータス」変更に加え提出用紙にも記入すること。大学指定の住居に在住時は、在住先規則を確認すること。

③ビザへの影響について

学生ビザで留学の場合、「登録ステータス」変更時に在留資格にも影響が出るため、慎重に検討すること。手続き実施前に「Visa & International Advice Team」に要相談。

Tier 4 または学生ビザで英国滞在時には、KCLが英国内での保証人となる。 英国ビザおよび移民局のライセンス条項に基づき「コース欠席時」「学習コース変更時」「休学・退学時」には、KCLは英国ビザおよび移民局への通知義務を負う。詳細についてはUKCISAを参照。

④相談すべき相手について

退学・休学は大きな決断であり、KCLへの相談なしに決断すべきではない。
まず自分の進路について検討し「家庭教師」「アドバイスチーム」「キャリアコンサルタント」「親または友人」に相談すること。
自身の進路希望や復学希望についても自問すること。

⑤把握すべき重要事項

退学後の復学希望時には再度申請が必須。
退学前に、関連スタッフと退学理由についてよく相談すること。退学・休学によって生じうる結果や、自身の決断が正しいか確認するため。

主な相談先は下記。
「講師」「アドバイス&指導チーム」「カウンセリング&メンタルヘルスサポートサービス」「大学所属の牧師」「キャリアアドバイザー」


いかがでしたか?
退学・休学はキャリアに大きな影響が出るので、よく考えてから決めましょうね。しかし流石は名門校!学生のサポート体制も充実していると感じました。

次回も、KLCの休学制度についてまとめる予定です!

※本記事は無料公開し「投げ銭」形式をとっています。
すごく優しい方がいましたら、応援頂けると励みになります。

ここから先は

0字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?