見出し画像

King's College London(KCL)の懲戒制度について調べてみた

こんにちは。マサヒコです。
引き続き、KCLの制度について調べてみましょう!

今回はKCLの停学処分・退学処分などの懲戒制度についてです。

まず、KCLで懲罰対象となる行為は、大きく分けて2種類あるそうです。
・学業上での不適切行為(カンニング行為など)
・学業上以外での不適切行為

今回取り上げるのは学業上以外での不適切行為となります。

下記のpdfに懲戒対象となる行為・罰則のリストが記載されています。
https://www.kcl.ac.uk/assets/policyzone/students/non-academic-misconduct-guidance.pdf

全てを挙げるのは大変なので、目についたものをいくつかピックアップ・翻訳していきましょう!

①他人への危害を脅迫してはいけません

処罰:退学処分、停学処分、在学継続の条件へ影響、訓告、謝罪文の要求

そりゃあ、そうですよね。
たとえば、特定の誰かに対する加害予告とも取れる文章をネットに書く学生がいたら、大学が放っておいて良いはずがありません。

②威圧的/敵対的な態度でふるまうのはいけません

処罰:退学処分、停学処分、在学継続の条件へ影響、訓告、謝罪文の要求

これはおそらく、程度の問題なんだと思います。
相手の意見も聞き入れる謙虚な姿勢をもって、友達と仲良く接して欲しいものですよね。

③公の場で、他人の名誉棄損をしてはいけません

処罰:退学処分、停学処分、在学継続の条件へ影響、訓告、謝罪文の要求

たとえば、ネット上であっても、他人の名誉棄損を繰り返す学生がいたら、大学が放っておいて良いはずがありません。

④嫌がる相手に、繰り返し連絡をとってはいけません

処罰:在学継続の条件へ影響、書面による警告、正式な謝罪の要求

電話、電子メール、テキスト(ここでの意味はSMSとかですかね)、SNS、第三者を介した場合、などが手段としては挙げられています。

たとえば、これら全てを網羅して、嫌がる相手に連絡を繰り返す学生がいたら、大学が放っておいて良いはずがありません。
当然、ここに載ってない手法ならいいって訳ではありませんよね。例えば…FAXとか。

⑤攻撃的/威圧的/脅迫的/わいせつ的/違法なものを公開してはいけません

処罰:在学継続の条件へ影響、書面による警告、正式な謝罪の要求

公開手段はポスターなどのオフライン手段/ネットなどのオンライン手段を問いません。
たとえば、特定の相手の個人情報を個人サイトに晒して攻撃する学生がいたら、大学が放っておいて良いはずがありません。

⑥KCLの名誉を損なうような行動はいけません

処罰は行動の重大性によって変わるようです。
重大な場合:退学処分、停学処分、在学継続の条件へ影響
軽微な場合:在学継続の条件へ影響、書面による警告、正式な謝罪の要求

たとえば、KCLについてネットでデマを流すような行為がNGだと思います。

いかがでしたか?

懲戒の対象となる行為、意外とたくさんありましたね。
個人的には、どれも常識人として過ごせば絶対に行わない行為だと思いました。
大学の校則であっても、時々は自分の行動を振り返るいい機会になるのかもしれません。

※本記事は無料公開し「投げ銭」形式をとっています。
すごく優しい方がいましたら、応援頂けると励みになります。

ここから先は

0字

¥ 350

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?