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視覚障害者の皆さんとご一緒して。


全盲で車いすのミュージシャン
山下純一さんと
ご一緒させていただいた。

ラジオ大阪
「山下純一の
 バリアフリーFUNK」

こちらの番組に
呼んでいただいたのだ。



実は
山下さんとは
十数年前にほんの一瞬だが
ご一緒したことがあり


その時から
明るくて面白い人やな・・


にらんでおったところ

予想通り
予想以上の
面白く明るいお方だった。


「純ちゃんと呼んでください!」とのことで

放送中
純ちゃんと呼ばせてもろたし

まぁ
年下でいらっしゃるしね!

ここでも
純ちゃんと呼ばせてもらう。



今まで
視覚障害者の方と
ご一緒する機会というのが
あまりなく



今回
純ちゃんと

それから
ゲストの
視覚障害者の皆さんと
初めて
じっくり
お話させてもらったわけだが


とにかく

「ハッ」とさせられることが
多かった。

気づきですな・・・。




まず。

私が仕事をする時。

「原稿」がありますわな。


時間配分が書いてある進行表やら

どうしてもきっちり読まなあかん
お知らせの文章とか。


そういうもんを
みながら
番組を進めていくわけだが。


純ちゃんの場合
それが非常に
手間のかかる作業になる。


原稿がメールで送られてくる。

それは
音声で読み上げてくれる
パソコンで読むことはできる。


しかし
スタジオで

そのパソコンで
読み上げてもらうのを
「聞きながら」喋るなんてことは
当然できません。


そこで

読み上げられた原稿を
純ちゃんが
オリジナルの点字原稿に
起こすんですね。


その点字原稿を手で触れながら
スタジオで喋るのだ。


私は
てっきり
点字を打つタイプみたいなんで
打ちはるんかなぁ


ふと
お聞きしたところ


「いやぁ
 この点字
 針のようなやつて
 一個ずつ刺して
 打っていくんですよ


 これがめっちゃ大変で
 しんどかったーーーーー!

 昨日も5時間かかりました!」


なぬーーーーー

あの点字の突起を
一個ずつやと????


これには本当に驚きました・・


こんなふうに

自分の当たり前と思ってしまってる
当たり前でないことが。


「掃除機は
 汚れをみながらかけるもんやから

 視覚障害者にとっては
 苦手な作業。

 掃除はコロコロが一番。

 触って
 「とれてる感」があって嬉しい」


「駅やらで主流になった
 タッチパネル。

 僕らにとっては
 ただの板」


「おでんにカラシが
 小皿に添えてある場合
 つけるのが難しい」


などなど


ああ
そうか
そりゃそうだよなぁ


って
気づくことばかりだった。



沢山の気づきも頂いたが

おおいに
笑った。

笑わせてもらった。


子育てに頑張る
お若いお母さん
キタダさんのお話も

元ランナーでいらして
お料理YouTubeもやってらして
鉄の(多彩すぎる!)

タニグチさんのお話も


そこここに
「笑い」があふれていた。


また

純ちゃんが
面白く
ツッコミはるし。


私も
沢山つっこんで頂いてもた😆😆



気づきを沢山頂いたことで
自分が
いかに
気ィがいってなかったか
てのもよくわかったし


逆に
いらん
気ィを回しすぎて



自覚してない
心の「バリア」
知らん間に
作ってもてたんかもなあ


てのも
気づいた。



皆さんと一緒に
ゲラゲラ笑ってるうちに


これが
ファーーーと
崩れて
フリーになった感覚だった。


(もちろん
コミニュケーションする上で


絶対に
せなあかん
心遣いは当たり前として。)



なるほど
これが


バリアフリーFUNK!


なるほどなるほど。

腑に落ちすぎました。


放送は
まず
23日
「山下純一のバリアフリーFUNK」

レギュラー放送。


そして

24日 28時〜
「ラジオチャリティーミュージックソン
山下純一のバリアフリーFUNK」


どうぞ皆様

気づき、学びが
沢山あり

なにより

めちゃめちゃ
面白かったです!

ぜひぜひ
聞いてくださいませ!


手前の機械は

触れてわかるストップウォッチ。



純ちゃんに

「小川さんのあいづちは
 すごく
 バリエーションにとんでて
 
 あいづちうってもらうと
 めちゃのってきます!」


あいづちを
褒めて頂くん
なかなかないよ!


聞くことに
集中され、

声の調子を
鋭く感じてはる

純ちゃんならではの
「褒め」やなあ。


純ちゃん

いろいろと
ほんま
ありがとうーーーーーー!!!


#視覚障害者のみなさん
#ラジオチャリティーミュージックソン
#ラジオ
#山下純一  さん






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