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103.エンジニアを目指す方へ

先日LinkedInの方から、エンジニアを目指す方への情報をお願いされましたのでDMで返事をお送りしました。その内容を共有しておきます。

以下本文


質問ありがとうございます😊

私の今までの感触でお伝えしますね。

まず、自分に合うか、これが一番のポイントになると思います。

エンジニアって、仕事内容が地味なので、黙々とデスクで仕事が出来る人でなければいけません。考えること、作る事を楽しめる方が向いてると思います。

また、常に技術を蓄積しなければいけませんので、様々な事に対しての学びの姿勢を持ち続ける必要があります。慣れだけで仕事を続けることが難しいとも言えます。

一部、そうしたたぐいの仕事もありますが、達成感が低い傾向があり、続けられるかは疑問が残ります。

もし、ホントにエンジニアを目指す場合、一番にすることとしては自身の力のみで、実際に動くソフトウェアを作成することです。

今は昔と異なり、Web上に参考になる情報が多くあります。ChatGPTも利用できます。このような整った環境であれば、独学で学ぶことは難しくはありません。

逆に、現在の環境で独学で学べないのであれば、エンジニアには向かないと言えます。

「入社してから教えてもらえば」という気持ちで入社される方は、長くは続かないと思いますし、エンジニアの本質を理解されていないと思えます。

エンジニアの本質の一つに「調べることを楽しめるか」があります。

とは言え、そうした方が少ないのも現実でして・・・

ですので、0から育てることをしているのが現状です💦あと、技術だけがあっても成り立たないことを付け加えておきます。

理系の学生の面接をしていると、そうした方が少なからずおられます。ソフトウェアは作れますが、コミュニケーション能力に問題があると感じる方がおられます。

次のどちらの人を取るかを考えたとき

  1. ソフトウェアが作れるが、コミュニケーション能力に難あり

  2. ソフトウェアは作れないが、意欲とコミュニケーション能力に長けている


間違いなく、2番の人を取ります。というのも、ソフトウェアを作れるまでの育成は短期間で可能なためです。

あと、私の場合は一般的ではないかもしれませんが

「誠意、謙虚さ、責任感」

これらを特に重視しています。

これらを持たれている方は、学ぶ速度が速く、適応能力が高い傾向があります。また、教えて出来ることではない点でもありますし、若い社員を見ていると、人間性に関わる部分の重要性が高いと感じております。

まとめますと

  • 独学でソフトウェアを作る意欲

  • 学ぶことを楽しめるか

  • コミュニケーション能力

  • 人間性

これら、4つがエンジニアとして必要なポイントだと感じます。

この中で、一つと言われれば「人間性」です。

独学で学ぶポイントとして、最も簡単なのが Java + Eclipse(統合開発環境)での開発です。全て無料で利用出来る所が魅力ですね。

Javaは情報が多いですし、業務主要言語ですので学んでいて損はないと感じます。

今はWebのフロントエンドエンジニアは多いですが、バックエンドを作れる人が少ないです。これは、難易度が格段に上がるためです。そのためにも、Javaを勉強しておくことは有利に働きます。

参考になれば幸いです🌈


本文おわり

最近ではPyhtonが利用されることも多いですね。そちらを勉強されてもよさそうですが、実際の業務となるとJavaのがまだ強い印象を受けます。

機械やデバイス制御エンジニアも少ない印象を受けます。双方共に、高いスキルレベルが求められることと、100%が求められる世界であることが、一つの要因です。特に工場の自動化システムだと、工場全体の操業に影響を及ぼす場合があるため、リスク管理についての経験が重要です。

何でも作ってみる好奇心・チャレンジ精神もエンジニアには必要な要素の一つです。

また、失敗は恐れないでください。失敗からなぜそうなったのかを考え、それを次につなげることで、人は成長します。

面接でも失敗の体験とそこから何を学んだか、これを多く語れる人が期待した結果につながりやすいことを覚えておいてください。

お気持ち感謝に尽きません🙇‍♂️