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働きは最上の喜び

「つまらぬ仕事だとか、いやなことだとか考えて、
 仕事の好ききらいをする。こうした人は、
  一生涯たましいを打ちこんだ仕事につく事は出来ず、
     人生のまことの喜びを満喫する事は出来ない」
                     丸山敏雄

丸山敏雄先生は明治、大正、昭和の三時代を
宗教と倫理の実践で走り抜けた偉大な教育者でした。
実践なくして何事も始まりません。
良い実践を行なえば、良い結果が生じ、
悪い実践を行なえば、悪い結果が生じる。
では良い実践とは何か?
「純情(すなお)なこころ」になることなど17の徳目があります。
それを示したのが「万人幸福の栞」という本です。

その丸山敏雄先生が「万人幸福の栞」第10条「勤労歓喜」で
「つまらぬ仕事だとか、いやなことだとか考えて、
  仕事の好ききらいをする。こうした人は、
  一生涯たましいを打ちこんだ仕事につく事は出来ず、
     人生のまことの喜びを満喫する事は出来ない」
と教えてくれております。

人生において自分が憧れている仕事につければ
こんな嬉しいことはないし、
やりがいがあります。
しかし、ほとんどが「喰うため」に今の仕事についているというのが実情です。
その中でも、活き活きと仕事をしている人と、
惰性で仕事をしている人は観ているとよく判ります。
活き活きと仕事に取り組んでいる人は、
「この仕事は天が自分に与えてくれた天職だ。
ありがたいことだ。一生懸命になって取り組もう」
という姿勢で取り組むから、良い結果が出て、
またやる気がでるのです。

中途退社する人のほとんどは
「この仕事は自分に合いません」といって辞めていきます。
そんな時、
「お前に合う仕事なんか何処に行ってもない。
お前が仕事に合わせるだけだ」
と言ってあげておりました。

現在、うつ病が蔓延しておりますが、
自分の仕事に、職業に誇りを持っていたら、
そんな病気になる暇はないはずです。
いつの時代でも今ついている仕事に感謝をして、
前向きに捉えることが重要です。

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