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NFTはなぜガチホした方が良いのか

NFTのガチホ論争とはなにか

人気NFTプロジェクトの優先購入権(WL)を、founderが ガチホしたい人に渡したいという発表をしたことから、その妥当性の賛否についてここ数日、議論がありました。

NFTの優先購入権が手に入ると
NFTを格安で手に入れて売ることができます。

値上がりが期待される人気NFTプロジェクトの優先購入権は、多くの人が手に入れたがるわけです。

そこで、その優先購入権を渡すのはガチでホールドでして手放さない人にだけ、というfounderのアナウンスがあったわけです。そのことに対し命令に従ってくれというのは #中央集権的 だ、web3の考え方から外れている、という反対意見がでたのが発端です。

この #ガチホ論争 にいたった経緯については
#ずぼおじ さんの動画がわかりやすいです。

この動画主の #ずぼおじ さんは、ガチホするかどうかは自由である、と主張します。

影響力のある人からガチホが正義と教えられて育ってしまうことにより適正に売れずに撃沈したらかわいそうだからとのことです。

ただ何でこのタイミングでガチホを依頼したのかを考えた場合、

ガチホエクスプロージョン 
ファウンダーがあせってきている
ガチホインセンティブ    
ユーティリティが公表できない事情がある

価格ではない付加価値( #ユーティリティ )が本当はあるのに公表できない事情がうかがえる、といいます。NFTプロジェクトは興味の持続が大切で、おまけで釣るというのはしかるべきタイミングでリリースしなくてはならないので、ファウンダーの気持ちもわかる、と理解は示しています。

このことについてイケハヤさんは、作品を大事にしてくれる人に渡したいので転売のために売られないようにするのがマーケターの役目、とまでいっています。

イケハヤさんは、商売というのは相手のクリエイターの作品に対するリスペクトなので、命を削って魂の込められた作品を売るのには理由が必要になるようにしたい、なるだけ売り抜けることをせず長い目で成長していくのをみんなで楽しむことを連帯する文化をつくりたい、といっており、これはごもっともなご意見です。

売ってはいけない、売ることは悪だ!という議論になっていると見受けられるというものの、イケハヤさん自身も売ることは自由だし、売ってはいけないなんて言ってはいないといっています。

ガチホを優遇するのは中央集権的なのか

イケハヤさんは、合わないという人にほかのところに行く自由を制限しているわけではない、といいます。自分の自由を守るために人の自由を否定しようとしてこなくてもいい、とつづけます。

自分で買ったものは自由に売ってよい!という文化をつくりたい人にはそれが好きな人たちで村をつくればいい、といいます。自分たちの納得のいくルールや規範を採用していこうという中央集権的なものを自分で作れる自由があり、そのような村をたくさん作っていくことができるのがweb3の分散型だといいます。

売らない絆が価値を高騰させる

イケハヤさんが言うにはCNPやAPPのリスト率は1%で、CNPの現状は、22222体あるうちの売られている300体くらいしか売りに出されてない状態です。22222体を10万人が欲しがれば、価値は高まります。

大売り出しNG !? 価値を下げずにNFTを売る方法 I 売り方解説
byクリプトチゲ

売る人が誰もいなのに、買いたい人が50人もいれば、供給が絞られているのに需要がある状態で値段が高くても買う人がいる状態になっているといいます。そのうえで、CNPもAPPも値段が上がっているのに売りたがる人がいないといいます。売りたい人がいなくなると、どんどんリスト率も低くなっていくとのことです。

では、なぜ値段があがっても転売して売ろうとしない人がいるのか、について、ケイスバイケースで簡単ではないですが、イケハヤさんがはじまったときから初期のCNPのコミュニティを形成しており、コミュニティが強かったからといいます。

NFTは人間性を炙り出す

NFTはどう扱っているかの動きが見えているので、その人が自分の利益のためにコミュニティに迷惑をかけていたことをごまかせないし、嘘がつけないので、その人の人間性がわかってしまって、論争がおこりやすいとのことです。

NFTの含み益ができたとしたら、その自分の手にした価値はそれは誰がどうやって、その価値をつくったかを考えたほうがいいです。自分一人でつくりあげたものではなく、コミュニティの皆様でつくりあげたものなので、それに対するリスペクトもなく、自分の力で手に入れた価値のようにふるまうのは勘違いしています。

売るなというわけでなく、みんなの努力の蓄積だから、みんなでつくりあげたことに対するリスペクトがかけていると、この人は口だけなんだというのがすべて見えます。大切にしているのか、という価値の扱い方がスケスケに見えてしまうといいます。

NFTの価値の源泉はコミュニティにある

だからコミュニティに対する態度が、コミュニティに対する価値になるので、コミュニティに対するリスペクトを求めます、とのことです。

自分の土地にカキがある。このカキは自分のものだ。
でもこのカキを植えてくれた人は誰なんだろう。

自分の目の前にあることの来歴に思いをはせて、どのように価値を扱うかを考え、敬意を表するべきですよ、といいます。

いままでキレイゴトと価値が結びついていなかったけど、キレイゴトを語ってちゃんとできるのがNFTだとわかったでしょ、とまでいっています。


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