大分市田ノ浦の道の駅計画に私が反対する理由

もう行政がこういう”箱もの”施設を作る時代は終わったと思うんですよね。

最近、大分県内では行政の作った箱ものがあまりうまくいかずに廃止されている例が相次いでいる中での話ですよ。

確かに道の駅ができれば観光客が来て、お買い物とかするかもしれません。しかしそれによって得られる収入と道の駅の建設費や維持費、人件費はまかなえるんでしょうか?採算がとれるんでしょうか?

もし本当に田ノ浦に道の駅を作って儲かるなら大分市は土地だけ民間に貸して、賃料収入を得るべきなんじゃないかと思います。

いくつか疑問点があって、これって誰が言い出したんでしょうか。田ノ浦に道の駅作りたいっていう声高に叫んでいる人に私は会ったことがありません。

あと大分のメディアはこの件に関して全く批評をしないてんも不思議だなあと思います。一社くらいはこの問題点について指摘しもよさそうなのですが。

議会もこの計画にもう少し突っ込んでほしいです。

たぶん国の補助金がかなり出る関係もあるとは思いますが、結局は維持費を考えると採算は取れない可能性が高そうです。

この件、ほんとに何も話題になっていないので、私の意見が間違っているのでしょうか。

もし田ノ浦に地域の農産物を扱う産直市場的なものを作りたという住民の要望があるのなら、道の駅建設ではなく、うみたまごのロビーの一角を改装して産直スペースを作ればいいだけの話がします。お客さんも多いですし、その方が地域の方も喜ぶと思うのですが。

何十億円の予算を田ノ浦の道の駅に使うのか、それとも例えば働きながら子育てする方のために支援に使うのか、免許を返納した高齢者の方のための交通支援につかうのかなどもっと大局的な視点からの議論が起きてほしいです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?