荷揚町小学校跡地の複合公共施設整備事業が不思議な件

大分市荷揚町小学校跡地に複合公共施設の整備事業が計画されいるようです。

荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業について

上記の大分市の公式サイトに詳細は書いてありますが、市の第三庁舎や消防指令センター、大分中央公民館、府内こどもルーム、民間の商業施設などが入居予定とされています。

最大の疑問点は大分市の庁舎はそんなに不足しているのかという点です。業務のIT化や人口減少により、むしろ大分市役所のオフィス面積は減少に転じるはずなのになぜ新たな庁舎が必要なのかとても不思議に思いました。

事業説明会の中では、執務面積が他の自治体と比較して狭いという話が一応ありましたがそれでも新庁舎を作るほどでしょうか。

実際、民間企業ではリモートワークの普及などによりオフィス面積を大幅に減らす動きが出ています。

庁舎の空いたスペースに大分中央公民館、府内こどもルームなどが入居すればよい話のような気もするのですが。

消防指令センターもわざわざ市内の一等地に作らず、もっと内陸の土地の値段が安いところにつくるべきです。災害時にも防災機能の中枢が分散されていた方が安心です。

例えば市の水道局庁舎と保健所の建物を売却して、荷揚町小学校跡地に移転統合するとかの話ならまだ分かりますが、令和になって新庁舎を作るというのは市民の理解を得られにくいと思います。


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