新興ローカルメディアの勃興が日本でも起きつつある

私は地方都市で個人運営の小さな地域情報サイトを運営しているのですが、この分野は今後これから大きな成長が見込まれるのはないかと感じています。

特に今、地方では政治についての情報が圧倒的に不足しています。

私の住んでいる地域だけの特有の情報なのかどうか分かりませんが、なぜか地方の伝統的なメディアは地方行政について突っ込んだ報道を行いません。

表面的な一次情報を伝えることに終始しているように見えます。地元新聞社が1社、地元テレビ局がNHKも合わせて5社の合計6社もあるのにです。

またこれらの伝統的なメディアは新聞の印刷工場やテレビ電波の配信設備など維持に莫大な費用が必要であり、継続的にローカルニュースを配信できるかの分岐点にあります。

実際、アメリカでは地方の伝統的なメディアが次々と破たんして、新興Webメディアがその穴を埋めるように乱立してきています。

この状況がいよいよ日本でも起こりそうだと肌感覚として感じています。

考えてみるとインターネットがあれば、印刷工場もいらないですし、電波の配信設備もいりません。スタジオもオフィスも必要ありません。ニュースを伝えるということはパソコン一台あれば可能になりました。

コスト面で考えれば新興ローカルメディアには圧倒的な優位性があります。

逆になぜこれまで地方に政治などを扱う硬派なローカルウェブメディアがなかったのか不思議なくらいです。

2022年は実際に特定地域の政治について発信するローカルウェブメディアを作ってみて、実際にワークするのかを検証していみたいと思っています。


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