0-5して最下位とった次のシティでベスト4まで行っちゃったお話。
はじめに
はじめまして。おがそ(Twitter@ogasodayo)と申します。
100人規模のシティリーグs3にて黒馬アルセウスを使用し、ベスト4になりました。
こういうのって優勝とかしてから書くもんだと思ってたんですけどちらほら要望あったし時間もあるので書いてみようかと。自分なんかの駄文でお金取れると思ってないのでもちろん無料です。安心して読んでください。
まず最初に僕が今回のシティリーグで使用したデッキご紹介します。こちらですズドン
ご覧の通り何の変哲も無いただのこくばアルセウスです。
嘘です。ごめんなさいめちゃくちゃ理由づけしてます後ほど。。。
デッキ選択
このデッキ、スターバースが発売してアルセウスVSTARが出てきてからずっと使ってるんですけど、
なんか黒馬のデッキって勝てそうやけど勝てないんよなぁってイメージめっちゃあったんですよね。
まぁ環境に悪がたくさん増えたりベンチ展開しようとしたらパルキアいてたり気づいたら非エクバレット増えてたり。それでも勝てる時は勝ててたんですが。
要はタイミングの問題かなぁと。
考えてもみてくださいよここ最近の環境。
ロストばっかじゃないですか。
このデッキロストに対してめちゃくちゃ強いんですよ。おまけにミライドンにも強いんですよ。(※個人の感想です)
そりゃあ使うしかないでしょうよw
というわけでただでさえロストに対してなかなか分があると踏んだデッキをもっとロスト対策に寄せて寄せていきました。だってロストtier表の半分ぐらい埋め尽くしてるもん。
というわけで新弾が発売してから僕なりにロストに対してどうすればいいかみたいなことをちょこちょこですが考えました。
①クレッフィささるんじゃね？
②ジュペッタexでそもそもミラゲ撃たせないのが強いんじゃね？
③エーフィvmaxだしてても雪道貼られたら結局スターレクイエム打たれて終わるがな
④ロストバレットに悪入ってたらどうしよう
⑤ギラティナに対するサイドプラン難しい問題
⑥1〜5全てクリアしたとしてほんまに他のデッキに勝てるデッキなんか？
⑦事故率(安定感)
①クレッフィささるんじゃね？
スタート出来たら強いと思います。でも入れて使ってみた感じサイドプランが2-3-1で取られてしまって非常に弱く感じました。自分より先に黒馬で優勝された方のデッキにクレッフィとミュウvが入っていてあれは天才だなと思いましたがやはりサイド1のポケモンを入れることに抵抗があったので断念。
②ジュペッタexでそもそもミラゲ撃たせないのが強いんじゃね？
これ出来たらめちゃくちゃ強いんですよ。でもね、打点足りない+D落ちてるから進化先のサーチが死ぬほど乏しい=アルセウス入れてデッキ圧縮しながらめいかいで引くしかない→そんな枠どこにあんねん
下技もジャッジマン多投してるせいでそんなに打点出ないんですよね。
③エーフィvmax出してても雪道スターレクイエムで終わるがな
これされると簡単にサイド取られちゃうんですよ。ヤミラミもしかりなんですが、、、
最近のロストってスタジアムの枠はビーチコートに持ってかれてます。勿論雪道が何枚か入ってる構築もちらほら見かけましたが。
最近の雪道が搭載されているデッキは基本的にツツジと一緒に飛んできます。
このデッキに関してですが例えば雪道なしでツツジを打った場合2枚+自分のターンの最初のドローで3枚になりますよね？エネルギー引くんですわ3枚も引けると。
そしたらめいかいのとびらしまくってエネルギーいっぱいつけて手札も打点もごっそり稼げちゃいます。打たないよりかはマシやけど結局手札増えるならアクロマ打って手札整える方がいいよねって思考になってくれるだろうと考えました。
あとあんまりボスの指令入ってないんで雪道＋ボスでエーフィ呼んでスターレクイエムがめちゃくちゃ細いです。ベルトが入ってる構築も見た感じあんまなさそうだったからロストインパクトで落とされる可能性もほぼないですね
④ロストバレットに悪入ってたらどうしよう
ガラルファイヤーの起動まですこし時間がかかるんですよね。キュワワー先に取ってロスト溜めないようにしたらいいじゃんてなりました。
⑤ギラティナに対するサイドプラン
2-2-2でとって終わりじゃいそんなことあるか。
1-1-2-2です。1-1は基本的にはキュワワーをかりつくしかます。ロストが十分にたまらないので進化せずにアビスシークをしてくれます。カモです。増えた手札はジャッジマンで減らして低いHPを上から叩きつけてやりましょう
⑥ロスト以外のデッキに本当に勝てるのかどうか
自分が参加したシティリーグは100人規模だったので多種多様なデッキと渡り合える必要があると考えていました。
では環境のロスト以外のデッキを見てみましょう。
・ミライドン・雪道ミュウ・サーナイトミュウツーv-union・一撃ルギアetc...
・ミライドン→ワンパンしてこない勝てる(脳筋)
・雪道ミュウ→ワンパンしてこない勝てる(脳筋)
・サーナイトミュウツー→ミュウツーが出てくるまでのサイドレースで負けることがないので勝てる
・一撃ルギア→イシヘンジンきついバンギラスきつい雪道シャドーミストで詰む可能性あるからまだわんちゃんあるかも？
意外とどのデッキに対しても謎に勝てそうなんですよね。
⑦事故率(安定感)
どれだけ強い強いといっても安定しなければ勝ちには繋がりません。なのでこのデッキの初動であるアルセウスのトリニティノヴァをしっかりと撃てることが勝利への鍵になると考えました。D落ちの影響でしんかのおこうが無くなり、直接サーチする札がなくなった為ジニアを考えました。ですがデッキを見たら上位互換がいました。冒険家の発見です。
こいつ増やしたら余裕でトリニティノヴァ決まるやんと。まぁでもそういうわけにはいかないんですよね。エネルギーもある程度手札に来てもらわないと困るんですこのデッキは。なんならついでにベンチも大量展開したいんです。博士の研究増やして現物引くのが手っ取り早い！じゃあ博士も増やすか。
初手に博士か冒険家かジャッジマンを引き込める可能性を最大限まで引き上げました。これでよっぽどのことがない限りは大丈夫です。
とまぁこんな感じで自分なりにいろんな思考を巡らせ、試行錯誤してきました。
ロストに寄せすぎると他のデッキと当たった時が大変そうだったのでよく見る(絶対に見ない)オーソドックスな構築になりました。
採用理由
ここからは採用理由をお話しします。
〜ポケモン〜
・こくばバドレックスV/VMAX
いっぱい出せた方がたくさんめいかいのとびらできるので4枚ずつHPが高く基本ワンパンされないのであと1ターンあれば勝ててたが時間切れ以外でなくなる可能性が高いです。
・アルセウスV/VSTAR
相手視点でのサイドプランを考えた時に場に2体立ててしまうとそれだけで2-2-2や2-2-3で負けてしまい、このデッキの強み(2-3-3で押し付けれる)がなくなってしまうので最低限での採用です。
・エーフィV/VMAX
スターレクイエムやロストマインを無効化するだけでなく、相手の場にエネルギーがたくさんある時は自身が1番火力を出せちゃう可能性も秘めてる最初カード。サイド落ちは怖いですが、枠の都合上1-1採用です。サイドに落ちた場合は頑張ってロストが10枚溜まるまでにサイドから拾ってきてあげます。(気合)
〜グッズ〜
・霧の水晶
最強カードなので当たり前に4枚採用。
使わなくていい場面は温存し、ジャッジマンやツツジで手札干渉された際に手札を増やすための当たりにします。
・ネストボール
ポケモンをノーコストでデッキから出せるこのカードはこのデッキにおいてデモリットが1ミリもありません。バトルVIPパスの採用も考えましたが、1ターン目に引けず次のターン以降のリスクを考えるとネストボールの方がいいのかなと。
エーフィVMAXなどサイド落ちした進化先を拾ってきた後にネストボールで展開してあげることが出来るので手札に保持していても最悪使い道のあるカードです。
・ハイパーボール
いざという時に進化先を確定サーチできる万能カード。序盤にかさばるとどうしても手札コストが重たく、終盤にかけて重要なカードをトラッシュしてしまう可能性があるため3枚。
・ポケモンいれかえ/あなぬけのひも
エネルギーのついていないポケモンをボスで縛られたりアルセウスがスタートしてない時に前に出すためのカードサイド落ちが怖いので1-1採用でどちらも見れるようにしてます。またミルタンクなど攻撃が通らないorヌメルゴンなどバトル場に効果がかかっている時はあなぬけで対処します。
・ロストスイーパー
雪道を貼られるとどうしても詰んでしまいがちですが、このカードがあるおかげで雪道を剥がせます。
余裕のある時は相手の封印石やビーチコートを剥がすことで要求値を高くし、相手が少しでも嫌がることをするために採用しています。2枚採用も考えましたが枠がありませんでした。
・エネルギー回収
ポケモンが倒されてもこのカードを持っておくだけでまた手札のエネが増えてサポートを引きにいけたり打点アップの補助になります。
・ポケギア3.0
序盤、手札にサポートがない時でも後半にそのターン必要なサポートがあっても引に行くチャレンジが出来るカードです。少しギャンブルなところはありますが終盤ならめいかいでたくさん引いていることもあってほぼ確実にその時欲しいサポートにタッチできます。
〜サポート〜
・博士の研究
序盤の安定に繋がるカードですが後半確実にいらない場面も多々あるので3枚に抑えています。
・冒険家の発見
これも序盤の安定に繋げるためのカード。
サイド落ちやそもそもの低確率をあげておきたいので2枚採用。2回使うことは99%ないですが、なかったらそれはそれで困るのでハイパーボールやスイーパーのコストにしちゃいます。
・ジャッジマン
ロストの盤面が完成する前に打ちたいカード。
序盤の安定に繋がる可能性もありますが引ける枚数が少ないのでアルセウスVSTARが引けてる時はこれで相手の邪魔をしながら手札を整えてあげるのがいいかなと思いました。
・ボスの指令
言わずもがな最短でゲームを獲るにはこのカードは必須ですね。3枚あると安心できますが枠の都合上2枚に。手札を切るデッキじゃないので手札にかかえたまま終盤まで持ち越しましょう。
・ツツジ
雪道とセットで打てるとほぼ確実にリソースがないままターンが返ってきてもう1〜2ターン稼ぐことが出来る可能性を秘めています。雪道ツツジは最強なので文句なしの採用です。
・モミ
このデッキのなかで1番注目するべきカードだと思います。
ベンチに逃げた際についでに使ってあげると次のターンそいつがボスで取られる心配がなくなるのでこのデッキでは1枚は確実に欲しいカード。
ギラティナを相手にした時に中盤と終盤で2回打てると相手は発狂してくるので落ち着いてサイドを取りに行けます。
またスケーターズパークとの相性が非常に良く、逃げエネを手札に戻してから回復でき、さらにそのポケモンにめいかいのとびらで加速出来るので非常に便利なカードです。
〜スタジアム〜
・スケーターズパーク
前述しましたがモミとの相性が非常に良いです。
そうでなくてもエネルギーを盤面につけすぎてしまった際に逃げることで手札にエネルギーを回収してそこからめいかいのとびらで最後の詰めに欲しいカードを引きに行けるのでとても重宝します。雪道を剥がすのにも使えるので中盤から終盤に大活躍します。
・頂きへの雪道
ツツジとセットで使うだけでなく、黒馬Vの強みを活かして雪道シャドーミストといえます。苦手なルギアがこれで詰む可能性もあるので絶対に1枚は採用したいカードですね。
〜エネルギー〜
・ダブルターボエネルギー
なるべく引けるなら引きたいので2枚。
後1トリニティチャージとか出来たら後攻でも戦えるのでなるべく初手に来て欲しいですね
・エネルギー13枚
サイドに3枚落ちると仮定した時に10枚残り、ダイガイストで310点を出せるのでレジエレキVMAXをワンパン出来たりします。もしVSTARが相手なら1枚温存して次のターンのめいかいに使うこともできるのでこの枚数です。
当日のマッチアップ
予選
この日参加した総人数は81人で、途中でドロップされた方もいらっしゃったり、階段が崩れたりしていたようで予選は5回戦となりました。
こちらが当日の予選1〜5回戦のマッチアップと簡単な戦績です。
ここからは当日の感想と簡単なプレイングを。
1回戦から1番苦手な対面を踏んでしまって吐きそうでした🤮🤮
前日にルギアのレシピを漁っていて、バケッチャやロストスイーパーが入っていない構築も見かけたのでそれに賭けて雪道シャドーミストしたんですがちゃんと入ってました😇
2回戦からは気持ちを切り替えて勝つことだけを考えました。無事自称勝率100%のミライドンだったので特に苦労することなくゲームを終えられました。
3回戦は知り合いだったのでなかなかすごい確率だなと思ったんですが、先行1ターン目で相手のミュウツーV-unionが3枚トラッシュにいって終わったと思っていたらラスト1枚がサイドにあったそうでそれもまたとんでもない確率だったなぁと思いました。
4回戦はミルタンクが出てきたので冷静に後ろのキュワワーを取りながらトリニティノヴァで黒馬Vに加速し、アストラルビットでターンを跨いで冷静にミルタンクを処理することが出来ました。
5回戦は先行を取られた上に2回マリガンしてしまって相手にものすごいアドバンテージを与えてしまうことになったのですが、たまたま相手がネオラントスタートだったのでなんとか立て直すことができました。エーフィvがベンチに出てきていたので先に処理しないと行けないけど、ベンチにかがやくサーナイトとガラルファイヤーvがいるから雪道を貼って基本エネだけでトリニティノヴァを打たないと行けないみたいな要求値だった気がします。
相手が雪道を貼ってエンドしてくれたので大人しくアルセウスを2体立てて、先に相手のアルセウスVSTARにダメージを与えながら後ろのアルセウスに加速、次のターンにボスでエーフィを呼びながら自分もエーフィを立てていつでも殴り返せる準備をして雪道を張り続けたまま試合を展開させてなんとか勝つことができました。スイーパーで剥がしてジャッジマンを打った後に雪道が引けて、ファイヤーを倒したらサイドからスケーターズパークとモミがセットで引けてなかなかなご都合ハンドしてました笑
この試合がスケーターズパークとモミの組み合わせが1番刺さったなぁと思いました。
そんなこんなで16人上がれるところを14位でトーナメントに足を進めました。
決勝トーナメント
トナメ1回戦は予選1回戦で負けた方との再戦でした。正直マッチングを見た瞬間にもう終わったなと思いました。でもやれるだけやろうと。マリガン3回しましたが😇
意外にも相手がなかなかルギアVSTARを引き込めず、ありがたいことに特殊エネルギーがサイドに落ちてくれていたのでアルセウスを2体立ててアーケオスを1体倒してからイシヘンジンとバンギラスvとルギアVSTARを倒してなんとか勝つことができました。この時は雪道も貼らずシャドーミストも打たなかったので新しい勝ち方を発見したなぁって感じでした笑
トナメ2回戦はロストギラティナ、めちゃくちゃ意識してデッキを組んだので負ける気がしませんでした。むしろやっと当たったかと。早くやりたくてうずうずしていて意気揚々と2マリガン与えました(絶望)早々にキュワワーを場から消してアビスシークした瞬間にジャッジマンからのダイガイストでサイド先行。考えていた理想の動きすぎましたね。運が良かったこともありましたが、相手のロストゾーンに10枚溜まったか溜まってないかぐらい早く終わった記憶があります。
トナメ3回戦つまるところの準決勝は自称勝率100%ミライドン。まーたマリガン3回😇
極端にマリガンする時としない時の差が激しすぎます。
黒馬スタートで始まり、ベンチにアルセウス、黒馬、エーフィとおけてアルセウスにダブルターボ手張りエンド正直完璧なスタートです。手札にアルセウスVSTARも持ってました。勝ったなと確信してました。『ジャッジマンで』絶望しましたね。
ジャッジマンで引いたカードはダブルターボ・雪道・モミ・ボス、ドローで超エネ。
全て崩れ去りました。ハイパーボール3枚、博士3枚、冒険家2枚、アルセウスVSTAR2枚どれかは確率的に1枚引けるやろって感じやったんですけどね。
まぁこればっかはしゃーないです。
というわけで最後はあっけなく終わってしまいました。
最後に
好きなデッキで勝つを目標に諦めず戦いました。
結果はベスト4でしたが、好きなデッキで勝ちたいという意見をお持ちの方にはなかなか朗報だったのではないでしょうか。こくばが好きな方はもちろん、それ以外のポケモンが好きな方もしっかりと環境を分析し、タイミングを見極めることさえすればシティリーグやCLなどの大きな大会でも良い成績を納めることが出来るのではないでしょうか。たらたらと長い文章になっちゃいましたが、この記事を読んでくれたあなたのお力添えに少しでもなれればものすごく嬉しいです。
この記事でわからないこととか少しでも疑問に思ったところ、こうした方がいいんじゃないかなどありましたらお気軽にTwitterの方までDM下さいますと幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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