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ザビミラ型4cマグナ構築録

こんにちは!森永です。

デュエマ記事2本目ということで、今回は最近調整しているザビミラをフィニッシャーに添えた4cマグナを晒していこうと思います。

自分のアイデアや感想はほぼ全て書きなぐったつもりです。大分長いかもしれないので、肩肘張らずに見ていただけると幸いです。

それでは早速リストへGO!


1.リスト

メイン
×4 とこしえの超人
×4 天災 デドダム
×3 フェアリー・Re:ライフ
×3 龍素記号wD サイクルペディア
×2 闘争類喧嘩目 ステゴロカイザー/お清めシャラップ
×4 ドンドン火噴くナウ
×4 ブレイン・スラッシュ
×4 "魔神轟怒"万軍投
×4 龍風混成 ザーディクリカ
×2 Disアイ・チョイス
×2 復活の祈祷師ザビ・ミラ
×2 聖魔連結王 ドルファディロム
×1 天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」
×1 地封龍 ギャイア

超次元
×1 道玄坂マングース、ココ・ユユ・ドクソン
×1 愛しい場所、マイカ・月ノ・ハルナ
×1 その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ
×1 勝利のプリンプリン
×1 頂上の王龍 ヴィル・ド・テラ
×1 頂上の精霊 ミラクルスZ
×1 頂上龍素 サイクリタ
×1 蒼き覚醒 ドギラゴンX/轟く覚醒レッドゾーン・バスター

GR
×2 サザン・エー
×2 クリスマⅢ
×2 回収 TE-10
×2 ソゲキ 丙-一式
×2 カット 丙-二式
×2 全能ゼンノー

マグナ+ブレスラチェインの両刀構築。
内容的には5cだけど、白の枚数が十分ではないのとマナカーブが4cマグナなので4ct白ということで…
5cに寄せた構築にもできるので後述。

⒉採用カード解説

コンセプトカード

"魔神轟怒"万軍投
アドバンスと言えばのカード。

「最強のザビミラ軸マグナ」がデッキテーマなのでもちろん4投。

ブレスラでもリソースを稼げるため、このデッキだとリソース全振りというよりは妨害寄りにしている。

ブレイン・スラッシュ
マグナと肩を並べる第2のメインエンジン。

最強のマグナデッキでザビミラにアクセスできるカードだと思う。

ザビミラなしでも連鎖展開すれば圧のある盤面を作れる。受け札になるのも強い。

小ネタとして、マナが溜まっていればブレスラの捨てた効果でマグナを軽減して打てたりする。

復活の祈祷師ザビ・ミラ
コンセプトカードの最強フィニッシャー。

このデッキでは2投でも盾落ちさえしていなければループに入れることが多い。

マグナ+ブレスラチェインの影響で2枚でも引き込みやすく、6体砕きの状況を作ってループやトリガーケアに持っていける。

また、このデッキではブレスラからの受け札として扱うこともできる。ミラクルスZ、マイカ月ノハルナ、勝利プリンで3面まで止めることが可能。イソレイト+ディスペクターでスレイヤーブロッカーの壁を作ることもできる。

初動/メタカード

とこしえの超人
おなじみのメタカード。

アビス、マジック、天門が3トップの現環境だと刺さりが悪いが、受け札で広く刺さるカードとして採用した。

フェアリー・Re:ライフ
2コス初動札。

引きが良ければ2Reライフ→4デドダム→6ブレスラチェインで4tキルできる。

サイクルペディアのcipで使い回して小まめにブーストしていけば案外マナが溜まっていることも多い。

天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」
2コス初動札。

ザビミラループに入れた際に盾落ちをケアできるため、Reライフから1枠貰った。

序盤に出せたらザビミラの種になるのがえらい。

下面が白なので、ザーディを素出しする際の色に困りにくくなるも良い。

天災 デドダム
みんな大好きレぺゼンアナカラー。

ブレスラの条件達成しつつザビミラの種になる。

強すぎてあんま言うことない…

闘争類喧嘩目 ステゴロカイザー/お清めシャラップ
8枚目以降の初動。

メインは下面で主にループ時山札回復と墓地メタで使う。

サイクルペディアから展開するルートに行く際にはデドダムより優先して使いたい。

受け札/攻撃札

ドンドン火噴くナウ
受け札。受け以外にも色々できる仕事人。

このデッキにおいては「1番置きやすい赤マナ」なことがいちばんの強みだと感じる。

龍素記号wD サイクルペディア
マグナ、ブレスラ両方との相性を鑑みて採用。

特に2倍ブレスラは強力。決まればほぼザビミラ6体変換のシチュエーションを作れる。

元々4枚入れていたが、ペディア2倍ルートよりブレスラチェインルートを太くするためにDisアイチョイスに1枠譲った。

龍風混成 ザーディクリカ
ブレスラチェイン役その1。

マグナの問題点だった「赤が少ない」と「フィニッシュまで時間がかかる」点をブレスラと同時投入で解決したスーパーカード。

ブレスラだけでなくマグナも打てるため、チェインでザビミラ早期着地だけでなく溜めるプランも取れる。

さらにメタカード焼きも出来ちゃう。…こいつぁバケモンだ。

レスラ連打中にザビミラを探したり、3体変換でイソレイトしか立てられなくてもイソレイトアタック→ザーディ→ブレスラで強引に2枚目を出してループに入れることもできる。

Disアイ・チョイス
ブレスラチェイン役その2。

4枚目以降のザーディとして2投。

スペックはザーディに敵わないが、1体でブレスラの条件達成できるのと、ブレスラを無理に抱えなくても良くなる独自の強みがある。

色基盤もアナカラーなのがgood。

聖魔連結王 ドルファディロム
サブフィニッシャー。

ブレスラで出して全体除去ができるカウンター札として入れた。

ザーディと絡めてザビミラ無しでも倒しに行けるのがえらい。

エスメルやザビミラで能動的に全体除去が使えるのは覚えておきたい。

地封流 ギャイア
詰め札。

イソレイトから出してトリガーやシノビをケアする。

素出しはほぼできないが、序盤は単色マナとしてマナ置きにが楽になる。

ザーディギャイアドルファって並びがちょっと前のオリジナル5c感があっていいよね…

超次元

頂上の王龍 ヴィル・ド・テラ
頂上の精霊 ミラクルスZ
頂上龍素 サイクリタ
ザビミラの新たな相棒イソレイトセット。

基本はギャイア、ドルファ、+αを出して相手をロックしながら殴り倒す。

ザビミラが2枚見えていればループができる。このデッキだとザーディを使い回してマグナを無限連打し、全ハンデスができるが、GRのランダム性とザーディのEXライフのせいでループ証明がややこしいことになるのがネック。

ループ手順に関しては後述。

道玄坂マングース、ココ・ユユ・ドクソン
愛しい場所、マイカ・月ノ・ハルナ
その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ
ギャンパレセット。

6体変換時にイソレイトと一緒に出し、リンク時効果で山10枚からザビミラ2枚目やギャイアを探しに行ける。

ブレスラチェインで大量にドローするため、山札10枚以下になって山札を全部覗けることもザラにある。

6体変換を狙って起こせる構築だからこそ、優先して採用した。

4~5体変換時はココユユドクソンは出して、ブロッカーを突破しやすいようにしておきたい。

勝利のプリンプリン
ザビミラから出せる受け札。

ドルファで除去できない多色やドギラゴンXにチェンジできるクリーチャーを優先して止めたい。

蒼き覚醒 ドギラゴンX/轟く覚醒レッドゾーン・バスター
主に使うのはドギラゴンX。ペディアかザーディとチェンジしてアンブロッカブルで詰める。

レッドゾーンバスターはあまり使わない。強いて使うのであれば、ザビミラ無しで突撃する際にEXライフ付きのザーディに乗せてブロッカーを突破するくらいか。

GR

ドロソ役のサザンと天啓の内、天啓をソゲキに変えた。他はマグナのテンプレと同じ。

テンプレ通りならソゲキではなく天啓を入れるが、天啓だと4コスで打つ際にクリスマが出てもハズレになる点、ブレスラとサザンで十分ドローできる点、ソゲキ+ザーディでブレスラの達成条件のアプローチを増やせる点につきソゲキを優先した。

⒊回し方

序盤はマナ加速でブレスラを打てるようにしたい。

目指したいルートは2つ。
①4tブレスラチェイン
②ペディアブレスラチェイン

①は最速ルート。前述のとおり上手くいけば2→4→6で4tキルできる。

②は3→5→6のマナカーブでペディアを立てて5t目に大爆発を起こすルート。1ターン遅いが6体砕きで確実に詰めやすい。

ブレスラがない場合や敵のメタカードに邪魔されている場合は、とこしえ、マグナ、ペディアを使って妨害しながらリソースを稼いでいきたい。隙を見てブレスラチェインやザビミラ素出しを狙おう。

結構ふわっとしたことしか言えてない気がする…デッキ自体の対応力は高いのでは要はアドリブが重要なデッキかも。

簡易版全ハンデスループ方法
必要なカード
イソレイト、ザビミラ2枚、ザーディ2枚、ペディア1枚、手札にマグナ3枚

~1巡目~
①ザビミラAのcipでイソレイトを作る。

②イソレイトアタック効果でザビミラB、ザーディA、ペディアを出す。

③ザーディAのEXライフ解決、cipで手札からマグナを唱える。この時ペディア効果で2度打ちして6回GR召喚する。

④カットが出れば自壊効果を使う。

⑤ザビミラBのcipでイソレイト、ザビミラA、ザーディA、ペディアを破壊する。マグナで回収が出た場合は破壊しておく。EXライフを剥がす。

~2巡目~
⑥ザビミラBでイソレイトを作る。

⑦②~④と同じ手順をする。これで手札マグナが残り1枚、GR12回で全部出しきってGRの中身をカット×2、回収×1に固定する。

⑧ザビミラAのcipでイソレイト、ザビミラB、ザーディA、ザーディB、ペディアを破壊する。マグナで回収が出た場合は破壊しておく。ザーディBのEXライフを剥がす。

~3巡目以降~
⑧ザビミラAでイソレイトを作る。

⑨イソレイトアタック効果でザビミラB、ザーディAを出す。

⑩ザーディAのEXライフ解決、cipでマグナを唱える。中身はカット×2、回収×1に固定されているので1巡2ハンデスしながらマグナを回収を山札の数だけできる。ただし1巡ごとに山札-1なのには注意。

⑪ザビミラBのcipでイソレイト、ザビミラA、ザーディA、ザーディB、を破壊する。

⑫ザビミラBで⑧~⑪を繰り返す。

これで無限ハンデスができる。2巡目でGRの中身をカット×1、回収×2にすれば3巡目で任意の呪文→4巡目でマグナで1ハンデスしながらマグナと任意の呪文回収ができ、3~4巡目ループでハンデスしながら別の呪文を無限に使える。

使う呪文次第では全ランデスができたりも。

山札が切れそうになったらお清めシャラップで山札回復するといい。ループの締めにハンデスして溜まった相手の墓地も掃除してあげよう。

任意の呪文については別の採用候補カードの所で後述。

⒋改造案

確定枠

回していて感じた確定枠はこれ。

初動10枚、メタ4枚は中身が違えど必要だと感じる。空欄3枠は選択枠。

超次元、GRはメインの内容によって弄っていくといい。

これに則って別の型を4つほど紹介しようと思う。

⒌別の型

5c型

1つ目は5cに寄せたリスト。

Reライフを全てエスメルに変え、選択枠にペディア、ステゴロを入れて序盤のマナブーストをより安定化した。詰め札は変わらずギャイア。

5cに寄せたことでザーディの素出しが安定化したのと、GRにマーチスを採用して中身を圧縮しつつザビミラの種を用意しやすくなっている。

より攻撃的になるが、多色枚数がより多くなってしまい序盤のマナ置きがカツカツになってしまうのがデメリット。

メタカード型

2つ目はメタカードに寄せたリスト。

とこしえの1枠+選択枠2枠をセガーレにして、序盤のテンポを取りやすくした。

詰め札はギャイアからエタソに変更。ザビミラループが決まればマグナで全ハンデス、エタソで全ランデスができ、0マナセガーレでギャイアより厳しいクリーチャーロックができる。

とこしえ、セガーレ、マグナで序盤戦を制しやすいが、ザビミラループをしないと安全にフィニッシュできないのがデメリット。ループ説明もややこしくなるし…

とはいえ、実際に大会で使う際にはこの型が最も戦えると思う。

ハンデス型

3つ目はハンデスに寄せたリスト。

選択枠の2枠をダークネス、1枠をフィニッシャーとして魔天降臨を採用してハンデスとボードコントロールに特化させた。

他の構築より中盤戦に優れているのと、魔天降臨が決まればザビミラ着地まで大きく時間が稼げるのがメリット。

ただし、ハンデスが間に合う程のリソース力を持つデッキや墓地利用デッキには弱い。

よりハンデスに特化させたいならダークネスをロスト・Re:ソウルに変えると良いかも。

ループ型

4つ目はループに寄せたリスト。

ザビミラを3枚採用し、ループ特化で安全に殴り勝つことができる。

ループに入りやすくなったので、超次元にガロウズセットを採用した。

勝利プリンもループでの利便性を加味してサンダー・ティーガーに変更。

必ずループで勝つとなると、オーバーキル感がある。

全ハンデスループ手順がアホ程面倒なのでオススメはできないかも。

⒍選択枠の採用候補/不採用カード

初動/メタカード

ベイB セガーレ
メタカード。

とこしえ同様1コストで使い回しが良いけど、持続性がないのがデメリット。

1体だけ止めればいい場面なら大丈夫だけど、天門のような2体同時展開は止めきれない。

前述通りランデスと組み合わせればメタだけでなくトリガーケアの役割も持てるから、ランデス系の詰め札と併用すると強いかも。

キャディ・ビートル
メタカード。

現環境だと広く刺さるけど、2コストだとブースト後に余ったマナで出すには扱いずらく、出したい序盤で出せるタイミングがかなり限られてくるので採用を見送った。

マグナデッキの性質上キャディの効力が切れる前に倒しきる速度がなく、このデッキだと活かしきれないのがキツい。

氷柱と炎弧の決断
サブ初動枠。

マグナ補助兼条件付き受け札で手札交換2回を使えばマグナを1マナで使える。このデッキだと入れるなら2枚。

6マナ溜まってる時にペディア→墓地コルフレ→2倍マグナができると強い。しかし要求値が高い。

2コス踏み倒しはとこしえを出す分には素出しで事足りるため、あまりバリューが高い行動になりえないように感じた。

単体だと少し弱いのと、従来のマグナであれば赤マナを確保しつつマグナにアクセスしやすくなるものの、このデッキにおいては赤は別で補えていて、マグナの依存度が低いため採用を見送った。

フェアリー・ミラクル
サブ初動枠。

序盤で5色揃った状態で打てば2ブーストでマナをジャンプアップできる。

ペディアで使いまわせばさらに2ブーストできるため、よりマナに余裕をもって戦える。

ただ、エスメル、ザーディ、ドルファ以外で入れたい白持ちが思いつかなかったのと、3→6でマグナを打つよりも2→4→6でブレスラチェインの方が圧倒的に強いため、メイン初動枠にはなりえないように感じた。

入れるなら2枚で上振れ枠にするのが良いかも。

黒豆だんしゃく/白米男しゃく
サブ初動枠。

ステゴロと比較して下面は白米→ペディア白米でマナからザーディやブレスラを回収→2倍ブレスラとといった動きの補助ができて、上面はブレスラで蘇生しても除去トリガー以外は咎められて両面とも強いのがメリット。

ただし、ザビミラループをする際にザーディが自身の山札を削ってしまうので、ステゴロ0でこいつに一任するには不安が残る。

前述した5c型のように3コスブースト呪文を3枠取るならステゴロ2黒豆1にするのがベターか。

除去/蘇生札

絶望と反魂と滅殺の決断
5コス除去枠。

調整中に2枚入れていたものの、ザーディを採用した際にザーディ自身でメタ焼きができるようになったため抜けた。

苦手なとこしえ2体を1枚で返せたり、手軽にハンデスでちょっかいかけられるのが強い。単色かつ墓地から打てるのも好感触。

よりボードコントロールに特化させたり、ハンデスでの妨害を増やしたい場合はアリだと思う。

終末王秘伝 オリジナルフィナーレ
5コス除去枠。

ダークネスと比較して、1体しか除去ができないがマナを伸ばせるのが強み。

このデッキにおいてはメタ焼きはザーディでできるし、あまりマナを伸ばさなくても戦えるので採用を見送った。

魔弾 マッド・ゲンド・チェスター
蘇生枠。

4枚目以降のブレスラ。ペディアで2倍打ちしてメタクリを退かしながらのチェイン始動や、チェイン中にザーディで打って除去もこなせる。

蘇生札を増やしたい場合はかなり良い役割が持てるかもしれない。

フィニッシャー

ブラキオ龍樹
ギャイアと比較すると、フシギバースで素出しがしやすくザビミラ無しでも詰めやすくなるのが長所だけど、相手のブロッカーや封印剥がしは咎められないのが短所。

自分は封印剥がしのケアを優先してギャイアを採用した。

ぶっちゃけここは好みで良いと思う。

「修羅」の頂 VAN・ベートーベン
ケアしにくいタマシードトリガーをケアできるのが大きい。

個人的にかなり現環境にマッチしていると思う。

ただし色は弱く、素出しはギャイアより絶望的。

使うならガイアッシュと併用して召喚効果も生かせるようにしたい所。

無双教皇ガラムタ
超神龍 バイラス・カースド

ガラムタはアタック、カースドはタップでシールドトリガーを使えなくできる。タマシードもケアできるのがえらい。

1体でシールドトリガー対策を完璧にこなせるけど、そのまま殴る場合イソレイトの3点はケアできないのがデメリット。

完全にケアするならループしないといけない。

せっかく呪文封じのドルファが入ってるから、常在効果でイソレイトのアタックもケアできるギャイアやブラキオの方が優先度は高いと思う。

英知と追撃の宝剣
除去しながらランデスができる。

ザーディの展開中に打ったり、ペディアで2度打ちできたりとザビミラ無しでも使う場面があるのが強み。

弱みは、詰めとして使う分にはややこしいザビミラループしないといけないこと。

前述のメタカード型のようにセガーレだったり、後述するガロウズセットだったりを併用してランデスを活かしたフィニッシュ方法ができるようにしたい。

魔天降臨
ザビミラループで全ハンデスができるので、併用すれば手札とマナを更地にできる。

エタソ同様、ザビミラ無しでも使う場面ができるのがメリット。ただし、その場合はハンデスカードを積まないと強く使えない。

入れるのであればダークネスと一緒に入れたいところ。

超次元

竜骨なる者ザビ・リゲル
ハイドラ・ギルザウルス
ガロウズ・セブ・カイザー
詰め札のガロウズセット。

リンクすれば無料召喚/詠唱を咎められる。メインに枠を割かずに詰め札を用意できる分、リンクに1ターン分ラグがあるのがネック。

また、ガロウズセットを採用するとギャンパレセットを採用できなくなる。

採用するならザビミラ3枚は欲しい。

サンダー・ティーガー
勝利プリンの枠と選択。

ザビミラループ中にドルファで退かせない多色獣やペルフェクトを焼けるのが強み。

ループ特化型なら優先して入れた方が良いと思う。

13番目の計画
勝利プリンの枠と選択。

調整中に入れていたが、やはり初動の再現性が落ちてしまうのが痛かった。

40枚だと枠がカツカツなので、やれることを増やしたい人にはオススメ。

GR

天啓 CX-20
おなじみのドロソ。

3ドローはやはり強力だが、マナドライブ6なのがやはり重い。

見送った理由は前述の通り。

5c型でミラクル採用なら入れてもいいかもしれない。

続召の意思 マーチス
GR内を圧縮しつつ、ザビミラの種になる。

短所はマナドライブ達成のためにデッキに白を増やさないといけないこと。

5c寄せにする理由に十分なりえるため、攻撃力特化にしたい場合は是非入れたい。

パス・オクタン
同期のように味方のメタクリやブレスラ条件達成のためのデドダムを守れる。

出せれば強いが、GRの仕様上安定しないので採用を見送った。

ブレイン・テンタクル
1引き1捨てでマグナ軽減しつつ、ブロッカーで一応カクメイジンへの抑止力になる。生き残ればザビミラの種。

不採用理由はパスオクタンと同じ。

【余談】構築経緯/リスト変遷

まず、このデッキを組もうとなったところから。

2024年4月20日に行われたDMGP2024-1stの結果を見て、ザビミラを取り入れた黒緑アビスとアナカラーDOOMが上位入賞しているのを見て、「ザビミラ、面白そうやん」となった。

そこから持ち合わせのカードで何かシナジーのあるカードを考えた結果、マグナが真っ先に思いついた。

筆者自身5c系デッキを好んで握っていて、過去にどてらさん作の5cマグナを組んでいてたまたま持っていた。

面白そうなデッキが出来そうな期待感と共にすぐに制作に取り掛かった。

ver1.0

そして早速組んだプロトタイプがこちら。

ザビミラのアクセス手段として襲来、鬼札王国!を採用。

メインステップでマグナしながら鬼札を打つのはかなりマナを溜めないと苦しいので、アタックでザビミラにアクセスできる強いカードとしてドギラディス勝を採用してみた。

コルフレとペディアを活かしてマグナを連打してリソースを稼ぎ、ザビミラループからジューサー→カットで全ハンデスして攻める構築にした。

これで友人と対戦してみたものの、あまり強いデッキではなかった。

以下が気になった問題点。
①45枚構築がミスマッチ
②ドギラディスが弱い
③ジューサーが弱い

①はコルフレとマグナのリソース力で何とかなると思っていたが、そんなことはなかった。初動の再現性が微妙だったため、40枚で考え直すことに。

②はドギラディスが弱いというより、45枚中2枚なのと、強いチェンジ先がペディアくらいしかないのが弱かった。
DOOMやヤバーダンロウのようにアタック時に出すのはこのデッキでは難しいらしい。ヨミジがいれば楽なんだけどなぁ…

③はループで全ハンデスするために入れたが、ループとトリガー以外で強い盤面がなく、場面全体でのバリューが低いように感じた。

また、この辺りでヒントを得るために色々調べていると「ザビミラ4cマグナは黒緑アビスの劣化」という意見が散見された。

うすうす気付いていたが、劣化ってだけで断念するのは面白くない。

もう少し考えてみることにした。

ver1.1

次の改良では②は保留にして、①と③を解決できるように構築した。

出来たリストはこちら。

③でジューサーの代わりに入れたのが、ループで使わずとも強く、ザビミラが絡まなくても蘇生してバリューが高いニコル・ボーラスだった。

ニコルのおかげでザビミラ2枚でループに頼らずとも強い攻めの盤面が作れるようになった。

また、ペディアでコルフレを打つ関係でマナブーストがマグナのクリスマ程しかなく、マナの伸びが少し悪い点を考慮して、オリジナルフィナーレを採用した。

このデッキで最も気になったのはマグナ落とし→鬼札にタイムラグがあること。

ver1.0でもそうだったが、元々鬼札を入れていたのはマグナの赤マナ確保のためでもあったので、抜くという発想に至らなかった。

友人の4cマグナ使いに尋ねてみたら赤マナ十分あるねと言われたのでまぁコルフレでも赤賄えてるし…ってことで試しに抜いて、もっと強い蘇生札を入れてみた。そしたら第一の革命が起こった。

ver1.2

ここでブレスラを採用した。

デドダムかペディアが必要になるが、ノータイムで蘇生できるのはメチャクチャ強い。

さながらダイレクトシュートの発想に至ったブルーロックの潔の気分だった。

また、ペディア効果で2度打ちすれば、マグナ以外でもザビミラの種を増やせてドルファ、ニコルで一気に制圧できるためかなり好感触。

もう一つの変更点がギャンパレセットの採用。

マグナ+ブレスラで6体砕きのシチュエーションが現実的になったので入れてみたら見事にこのデッキとマッチしていた。

2投のザビミラを最大限活かせる良ピースだと思う。

この時点でマグナ+ブレスラの両刀が可能になったので、構築的にマグナへの依存度を下げ、ブレスラに力を入れる方向にもっていくようにした。

そこで目を付けたのがマグナの補助以外で強く扱えないコルフレである。

ver1.3

前述の通りコルフレに注目し、入れ替えたのがver1.3である。

少なくなった赤を火噴くナウニコルの増量で補い、序盤ブースト兼蘇生先として強い黒豆を2枚採用した。

この構築で気になったのは黒豆、ニコル、オリフィナの3枚。

黒豆は両面どちらも使いどころがあって強かったが、やはりデッキを掘るスピードが速い関係でステゴロが必要だなと感じることが多かった。

ニコルはブレスラとの両刀になったことで逆にブレスラで出せないと使い勝手が悪いことが浮き彫りに。

割の過去環境のカードを強く使いたい理由もあったけれど…抜かないといけなくなった。

オリフィナはブレスラの影響でそこまでマナを伸ばさなくても戦えるようになったので、別の除去札の方が適してるように感じた。

ver1.4

これら3種をより適したカードに入れ替えたのがver1.4。

黒豆はステゴロに変更。

ギャンパレを採用したお陰でザビミラ2枚でもループに入りやすくなったので、ループで全ハンデスできて能動的に使って強いドラグ・スザーク/龍・獄・殺をニコルに代わって採用した。

オリフィナはダークネスに変更。アクセスしやすく、ハンデスで妨害しやすいのが良かった。

赤の不足はドルファの増量で補った。他の4cマグナの構築でも赤12枚は取っていたので、最低限は取れてると思う。

これだけでも十分強くなったと思う。

しかしまだまだ強くなると感じ、模索している内にflatさん企画の「デッキの虎」で出ていたアナカラーイソレイトでザーディが2枚採用されていたのを見かけた。

「こいつ入れてみると強いんじゃね?」という予感を信じ、4投してブレスラチェインのギミックを取り入れたのがver1.5である。

参考動画:https://youtu.be/Z75CQ1O-RsI?si=FITjkgm5RrP5jBxq

ver1.5

ザーディの投入によりブレスラチェインという理不尽ムーブを獲得した。第2の革命が起こったと言っても過言では無い。

ここからザーディとメタ焼きの役割が被るダークネスを抜き、ぺディアの枚数を最低限抑えたのが確定リストになる。

また、ザーディで白が増えたおかげで5c寄せやエスメルの白を効果的に扱えることにも気付けた。

記事を通してザーディを褒めちぎってるのは彼が完璧なラストピースだったから。

マジで感謝。

そして選択枠からカスタマイズした現在のリストに至る。

⒎あとがき

如何だったでしょうか。

やっぱデッキビルドは楽しいね。

最終的にはワンチャン環境でも戦えるレベルのデッキにはなったんじゃないかなぁと。とはいえ環境で戦っていくとなると赤青マジックがかなりキツく、メタ読み必須のピーキーなデッキになると思います。デッキパワー自体はあるので準環境レベルのファンデッキってところなんじゃないかな…

あわよくば環境で通用するデッキが作れればと思いましたが、現環境はちょっと厳しそうです。

また、アビスの劣化問題は着地速度では敵わないですが、受けで扱えるという点と2投でもループに入りやすいという点ではある意味差別化できたんじゃないかな…

良かったら皆さんの手に渡ってこのデッキで楽しんでいただけたら幸いです。

それでは!

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