見出し画像

民間主導公民連携に取り組んではダメな自治体〜それでもやる気のある職員に捧げる「骨は拾わないけど頑張れ!」〜

自治体において民間企業への不信感が根強い場合、しばしば「官尊民卑」という考え方がその背景にあり、公的機関の方が民間よりも優れているという視点が顕著になります。このような考えが、民間企業への根深い不信を育み、民間を根本的に悪だと見做す誤解や、利益追求だけを目的とする存在という偏見を招きがちです。この視点は、公と民の協力の精神とは真逆であるるのは明白なんですが、そういう自治体に限って「民間との協働!」とかいっています笑

公民パートナーシップの理念は、公共セクターと民間セクターが手を取り合い、社会の課題解決に共同で取り組むことにあります。この協力により、それぞれのセクターの長所を活かした、より効果的かつ効率的なサービスの提供やプロジェクトの実現が目指され、民間の革新性と柔軟性に、公共の安定性と普遍性を組み合わせることで、持続可能な社会発展への貢献を目指すのが、公民連携事業の核心です。

今日のnoteは、公民連携事業に邁進してはいけない自治体の特徴と、それでも公民連携事業こそが地域を助ける手法だと頑張ろうとしている職員の方々に捧げる応援歌です!

そうそう、どこぞの政党のように「民間できることは全部民間に任せろ!」と言っているのも、本当に失礼な話です。民間はそんなに暇じゃねぇっつうの。経済合理性と社会性とのバランスを考えて民間が動くということを理解していない大変失礼な話なんですよ。


ここから先は

3,490字
この記事のみ ¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?