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祝「兄妹受賞」〜「morineki」日本建築学会賞業績賞〜

オガール暖簾分けの一期生、入江智子が日本建築学会賞(業績賞)を受賞しました。

「もりねきプロジェクト」

多くの方々の思いが詰まった事業なので、喜んでいる方々もたくさんいる事でしょう!
おめでとうございます。

予算管理、施工管理、発注業務、資金調達、全てのタイミングにおいて大変な事業でしたが、大変な事を事業の初期段階に経験、解決する事で、その事業は、贅肉が削ぎ落とされ、筋肉質になり、事業が開始された時は健康体となっています。

入江は9ヶ月間、紫波に滞在して私から、スケジュール、予算、品質のバランスについて学びました。

そして、今回の受賞、嬉しいね!

以下、日本建築学会が公表した受賞理由の抜粋です。

ここでは大東市からの出資を受け設立された民間企業の事業運営会社が、特別目的会社(建物の発注・所有を担当)の設立や、テナントリーシング、資金調達、個別の事業の運営を行っている。公民連携の先駆けとしては、図書館をはじめ、スポーツ・商業などの施設により地方創生に取組んだ「紫波町オガールプロジェクト」(2018 年日本建築学会賞(業績)受賞)が挙げられる。本プロジェクトにおいて当初より中心的な役割を担い続ける入江智子氏は、大東市職員から事業運営会社の代表へと転籍しているが、オガールプロ
ジェクトにて研修を積んでおり、その知見が本事業推進の大きな支えとなっていることは、優れた業績の連鎖が育んだ好事例とも言える。これら公民連携の新たな発展モデルとなるこの公営住宅再生プロジェクトは、同様の多くの事業における展開が大きく期待される業績として高く評価できる。
よって、ここに日本建築学会賞を贈るものである。

日本建築学会

日本建築学会の公式コメントでオガールの事も触れられているのはうれしいですね。もりねきは、オガールのコンテンツではなく、プロセスを忠実に再現しています。
様々な自治体から、公民連携事業の相談を受け、その都度、アドバイスやアドバイザリー契約などを締結し、サポートをしてきましたが、大東市ほど忠実に素直に再現しようとした自治体はありません。

公民連携事業の作り方については、私のnoteを見直してみてください。それを忠実にやるって、一瞬簡単に思われるかもしれませんが、多種多様の人間関係が錯綜する中で忠実にやり切るってとても大変ですよ。
大東市も色々と意見が錯綜し、議会や建設業界、金融業界も巻き込み大きな話題になり、時には逆風が吹き、そしてまた逆風が吹き、、、本当に自分の町以外で公民連携事業をやり切るのは大変だと痛感したのも大東市での仕事でした。

今回受賞した入江智子の本、是非、読んでみてください。

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