ミリオンライブ10thツアーを通して好きになった曲たち

はじめに

ミリオンライブ10thツアーお疲れ様でした。ここでは約2年前にミリオンライブを知り、9thday2からミリオンのライブにいきはじめ10thツアー全公演に参加した自分が10thツアーを通して惹かれた、好きになった曲を述べていきます。各Act 2曲ずつくらいあります。

Act-1

・サマ☆トリ 〜Summer trip〜

皆さんは北上麗花さんのソロ曲では何が好きですか?
自分は『FIND YOUR WIND! 』が1番好きです。あの雄大なメロディー、真っすぐな歌詞、伸びやかな歌声に何度元気をもらったことか…(だからAct-4は本当にうれしかった)。ということもありAct-1では全力FIND YOUR WIND!待機オタクになっていました。後から見返してもわかるようにAct-1のセトリはLTPシリーズかLTHシリーズのソロ曲を披露する構成であったため1/2の確率でFIND YOUR WIND!が聴ける!と意気込んでいたのです。しかし実際に披露されたのはこの曲。当時この曲のことをあまり知らなかったこともあり最初は残念という気持ちが強かったです。
「FIND YOUR WIND!は聴けないのか…」「サマトリってなんだ…まだ春だぞ……」
と思っていました。しかし曲を聴いているうちに気持ちに変化が訪れます。いい曲なのです。爽やかで晴れやかでそれでいてどこか優しさもあるめっちゃいい北上麗花さんのソロ曲なのです。そして平山笑美さん歌がうますぎる。
ライブ中は残念の気持ちもやや残ってはいましたが、ライブ終演後には『サマ☆トリ 〜Summer trip〜』が自分の胸に強く残っていました。個人的にこの時期は就活をしていたこともあり「Smiling!!すべて忘れて今夜は楽しんじゃお」という歌詞にAct-1の楽しさ、お祭り感を重ねることができたのも印象に残ったポイントかもしれません。
今になって振り返ればAct-1でこの曲を聴けて本当に良かったと思います。北上麗花さんのソロ曲はどれも本当にいいし、ライブで聴けると魅力が倍増するのでまたライブで聴きたいですね…


・VIVID イマジネーション

望月杏奈さんってアイドルですよね。いや、もちろんミリオンライブの皆さんアイドルなんですが個人的に望月杏奈さんは王道アイドルの1つの形であるなと思っています。そう思わせてくれたキッカケとなったのがAct-1の『VIVID イマジネーション』です。
自分はAct-1の前まであまり望月杏奈さんのキャラクター像をうまく捉えることができていませんでした。ONとOFFの差が大きいという2面性、そしてOFFのときはのんびりしがちなキャラという印象をぼんやりと抱いていました。楽曲でいえば『ENTER→PLEASURE』がいい曲だなというくらいで他の曲もあまり聴いていなかったと思います。
しかし、Act-1で聴いた『VIVID イマジネーション』はそうした自分の認識を変えてくれました。
まず、めちゃくちゃ楽しかったです。Act-1day1のこの辺のセトリが強すぎたというのもありますが、ノリやすい元気な曲調でコールも多く観客も一体となれる楽しい楽曲でした。この「お客さんと一体となる、楽しいを一緒につくる」というところに望月杏奈というアイドルのアイドル像を感じるとともに望月杏奈さんのキャラクター像への認識を改めました。
それまで自分は彼女の2面性というところに目がいっており、「ONのときはアイドルだけれど、OFFのときはそうではない」といった認識をしていました。しかし気付きました。「ONであろうがOFFであろうがアイドルとしての望月杏奈は共通して存在しており、その表れ方が違うだけ」だったんだと。ONOFF関係なくアイドルとして輝きたい、皆を笑顔にしたいという思いがあるからこそステージでこれだけ輝けるのだと。これは実際にライブという場所で輝く望月杏奈さんを見たからこそ気付けたことだと思います。
そしてそう思わせてくれるほど夏川椎菜さんのパフォーマンスは凄かった(夏川椎菜さんはAct-4も凄かった)。
Act-1でこの曲を聴き、この曲だけでなく望月杏奈さんのことをさらに好きになることができたので本当に良かったです。今後もアイドル望月杏奈から目が離せません。

Let me… 裏側にいる「私」だって
ちゃんと現実-ここ-にいる「私」なの



Act-2

・グローインミュージック!

Act-2の名古屋の環境、地獄。
あおなみ線の混雑、金城ふ頭駅から会場までの長蛇の列、猛暑and猛暑……正直開演前の時点で疲労困憊で、頑張ってテンションをあげていかないとな~と会場で思っていました。そんな自分のテンションを勝手にあげてくれたのが矢吹可奈さんのソロ曲『グローインミュージック!』です。
この曲は9thday2でも聴いていたのですが、当時はあまり響かずぼんやりと元気な曲だなと感じていたくらいでした。しかしAct-2で聴いたこの曲はだいぶ自分の中で響いたのです。コールの入ったライブ向きの元気な曲調、セトリの順番などなど要因は色々あるかもしれませんが単純にこの曲が持つパワーに気付いたのかもしれません。
真っすぐでパワーあふれるこの歌を矢吹可奈さんが歌ってくれるのって嬉しいです。矢吹可奈さんは元気なアイドルだけど苦しいこともたくさんあって、でもそれを乗り越えてこの曲を歌ってくれてるっていう事実、それがもう、嬉しい。


・FairyTaleじゃいられない

もう1曲は2日間ショートverにて披露された『FairyTaleじゃいられない』です。メドレー形式での披露でしたが個人的にインパクトが強く、ライブ終演後はこの曲をひたすらに口ずさんでいました。なんというかこの曲はただただ演者の皆さんのパフォーマンスがすごかったです。力強い歌詞に力強い歌声が乗って力強い1本の槍になっていました。それに突かれました。ありがとうございます。



Act-3

・Thank You!

Act-3で好きになった曲は『Thank You! 』です。


違います、落ち着いてください。『Thank You! 』がもともと好きじゃなかったとかではないです。
違います、Act-1,2ではなんとなく聴いていたとかでもないです。
違います、「悪い曲じゃないけどライブで毎回やらんでもよくない?」とか思ってないです…



そうです、思ってました。もちろん嫌いではなかったですがわりとなんとなく聴いてたし「別に毎回やらんでもよくないか」とも思ってました。しかしAct-3day2でその考えは変わりました。
Act-3day2といえばAct-4の詳細情報が解禁され2月25日Kアリーナにミリオンスターズ39人が揃うことが発表された日です。会場はとてつもない熱気に包まれていましたし自分も喜びで胸がいっぱいでした。そして迎えたキャスト挨拶、感極まるキャストもいた中、山崎はるかさんは言いました。

「こうやってアニメも放送されて、アニメ公演もやって、ミリオンライブはここまできました!」

だいぶ記憶の中で脚色されているとは思いますがおそらくこんなニュアンスのことを言っていたはずです。そしてそれを聞いた自分は「あ、ミリオンライブは10年間本当に走り続けてきたんだな」とふと感じたのです。自分がミリオンライブを知った時にはもうアニメ化は決まっていたし10年分の思い出を100%体感することは出来ません。それでもキャストの言葉や表情をみて10年間の重みを感じ取りました。そして流れる『Thank You! 』

Thank you for… 
ようこそ私たちのステージ
この情熱止められない
コール響け 

10年分の重みと思いを感じ取った時、アイドルマスターミリオンライブの歩みを感じ取った時、『Thank You! 』が自分に「ようこそ!」と言ってくれたように感じたのです。もちろん自分勝手な解釈なのですがそれが本当に嬉しくて、この瞬間自分はミリオンライブをより一層好きになれたように思います。Act-3day2で聴いた『Thank You! 』はこの曲自体を好きになるだけではなく、ミリオンライブというコンテンツ自体もより一層好きにさせてくれる1曲でした。

きらめく出会いをありがとう



・Crossing!

やってないのに

やってないのにここに入ってしまいました。Act-3day2を経てからというもののミリオンライブの全体曲への解像度が上がりすぎて曲を聴いたときにそれまでと全く違う感じ方をするようになった結果、10周年記念楽曲であるこの曲が披露されてないAct-3を通して好きになるということに。

Thank you!
あの日生まれた声の架け橋が
今日も 夢を見る誰かの道を繋ぐ

歌詞の染みわたり方がすごい。

一番印象に残ったのがこのタイミングだったのでここで挙げましたが、10thツアー全体を通して好きになった曲となればこの曲になります。当たり前かもしれませんがAct-1で聴く『Crossing! 』よりもAct-4で聴く『Crossing! 』のほうが嬉しくて曲を育てるとはこういうことなんだなと思いました。



・Act-4

・UNION!!

Castle of Dreams 夢見る劇場(場所)
”なりたい”にワガママな 私じゃなきゃ!
Tulle like a Wing ぴゅあっと広げ
”カワイイ”の最先端 魅せつけちゃおう!

本気の夢だから ぶつかりあうこともある
不器用につないだ絆が(強さ)
ひとりじゃ届かない ひとりじゃ手放さない
叶えたい景色があるから

全力で目指そう 頂点
未完成に 見つけた輝き(可能性!)
鼓動を合わせよう 意思(こころ)掲げよう
トキメキの(ピンク!)
情熱の(ブルー!)
羽ばたきの光(イエロー!)

個性(ちがい)を 分かりあうことで(となりで)
無限大に 分かちあう世界
流した汗と涙が”ひゃくまんパワー”
アコガレだって超えられる
この歌声がUNION!!

これ以上説明がいるでしょうか、いやいらない(反語)。
ミリシタ1周年記念楽曲として作られたこの曲ですが、本当に2024年2月25日にKアリーナで流すために作られたのではないかというくらいAct-4day2とかみ合った曲でした。
Act-3以降全体曲以前よりも聴くようになった自分ですが『UNION!!』はそこまで聴いていなかったのが本当のところです。しかし各所で「Act-4はUNION!!をやる」という声を見かけ予習を開始。day2のKアリーナに向かう電車でも聴いていましたが歌詞が良すぎて危うく電車内で急に泣き出す異常成人男性になってしまうところでした。そしてライブ。39人での『UNION!!』は本当に良かったです。「ひとりも手放さない」で10周年、Act-4を迎えることができた喜びを強く感じましたし、ミリオンライブというコンテンツを知れて良かったと思いました。自分だけでなく、多くの人にとってこの曲はAct-4を経てより一層大切な曲になったのではないでしょうか。

旅路は果てしない 夢路に終わりはない
君とUNION!!
ひとりじゃ届かない ひとりも手放さない
行こう We are all MILLION!!



終わり

以上、10thツアーで好きになった曲について述べていきました。自分は10thツアー全公演に参加できたことでミリオンライブのことがより好きになれたと思います。また、ライブというのはそれまであまり聴いてこなかった曲と出会うことのできる機会でもあるんだなと文章を書きながら改めて感じました。
ありがたいことに11thライブもあるのでまたライブでいろいろな曲に出会い、ミリオンライブをもっと好きになっていければ最高です。



会場が名古屋なのは本当にイヤですが…

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