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お布団工房の内側見せます~固綿製造・品質管理~

お布団工房は「日本一の寝具メーカー」を本気で目指しており、この目標に向けてどんなことに取り組んでいるのか。今回は、お布団工房では普段どんな業務をやっているのかをご紹介したいと思います。

固綿製造・品質管理

お布団工房と言えば、敷布団だと認識される方も多いかと思います。敷布団の寝心地は、8割が中芯の硬さや体圧分散効果、沈み込み量によるものだと足利大学との研究から分かっています。

お布団工房ではお客様に喜んでいただけるものづくりのなかで、特に、敷布団の中芯である固綿の製造に注力しています。[お布団工房で働くスタッフ]で紹介した固綿製造チームリーダー ロランドからも言及あったように、

  • 天気によって品質がブレやすいことから、温度や湿度によって、原料の配合割合や乾燥機の温度を変更し、どんな条件でもブレのないものづくりを心掛けています。

  • 出力されてくる綿が綺麗に出てくるように静電気が起きないように細心の注意を払ったり、シリンダーやドッファーと呼ばれる機械のパーツ部分の掃除やメンテナンスにも気をつけています。

  • 毎ロットごとに、硬度・沈み込み量、体圧分散量を測定することで、クレームがあった場合に振り返りを行います。

職人的な感覚を要する技術も必要であることから、技術継承にも力を入れています。

また、お布団工房マガジン#10で紹介したコンパクト梱包用に固綿の原料配合割りを微妙に変更し、特許出願技術を施行しさらに体圧分散効果と耐久性を高めているんです!

これもすべては、価値観・行動指針にある「私たちは、親や親戚、友人にも心から勧められる、誇りあるモノだけを提供し続けます。」「私たちは、お客様の『ありがとう』のために全力を尽くします。」に基づく活動の一部なんですね。

今後は、さらにお客様満足向上のために、自分たちらしい企業風土の醸成のために、より徹底的に5S活動を展開していく予定です。さらには、お布団工房の工場見学ツアーも企画中です。