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睡眠環境寝具指導士直伝!お布団の取り扱い方~敷布団は通常何年くらいで替えるものでしょうか?~

敷布団は通常何年くらいで替えるものでしょうか?

布団があまり干せないのですが、通気性の良いお布団はありますか?

お布団の湿気でお悩みでしたら吸湿・放湿・保温性が高い、キルト羊毛100%の日和シリーズがオススメです。
日和はセミダブルの取り扱いがございませんので、セミダブルをご希望の場合は羊毛50%ではございますが、日葵シリーズもオススメしております。

敷布団は通常何年くらいで替えるものでしょうか?

お布団の素材と、ご使用環境によって異なりますので、一概に何年と明確に回答は出来ません。 当店のお布団に関してですと、1日24時間のうち1/3を敷布団の上で毎日過ごしますので、2年を目安に買い替えを推奨しております。

フローリングや畳など床に直接敷いても問題ないでしょうか?

畳であれば、素材のい草が吸放湿してくれるのであまり気にする必要はないのですが、フローリング材は吸放湿性が全くないので湿気を溜め込まない工夫が必要です。
直敷きは湿気が抜けにくく、へたりやカビの原因になる場合がございます。
敷布団内部に湿気を溜め込まないことがへたり防止につながりますので、除湿シートなどを併用することをオススメいたします。除湿シートのご使用が難しい場合は、こまめにフローリングに接する面の換気をしてください。
日頃、風通しの良いところに立てかけていただき、可能であれば時々太陽にあてていただいたり、布団乾燥機をお使いいただければ良い状態が保て、長持ちできますので是非お試しください。

布団の厚みが戻りません。

経年のご使用で芯部分が締まってくると、日頃のお手入れでも回復しなくなってきます。
まめな天日干しや布団乾燥機のご使用でもやはり「床つき感」が出てしまう場合は、買い替えをご検討ください。

今回紹介した睡眠環境寝具指導士は?
中山 富巳子 
物流チーム