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お布団工房四代目のひとりごと〜循環経済のため利益の使われ方を考えたい〜

「日本一の寝具メーカー」を本気で目指すお布団工房四代目の想いを徒然なるままに書き散らかすコーナーです。

eumo加盟店にもなったし、会社のWhy(存在意義)「人生をもっと豊かに」ともとても関係する共感資本社会の実現のために何が出来るか、これに私はすごく興味・関心があります。循環経済のため利益の使い方を考えていきたいと思いますし、今後の取り組みをお伝えしたいと思います。


利益の使われ方を考えたいと思った経緯

大企業の内部留保500兆円を全て放出すれば、貧富の格差や環境問題といった社会課題は全て解決すると言われてます。失われた20年(30年?)を経験してきて、財務健全性こそが持続可能な会社に必要なものとして内部留保として貯めてきた背景があります。

しかし、その内部留保が社会に循環していかないことで、持続可能とは逆の社会問題を引き起こしてしまっているのです。

会社を潰してはならない、社員を路頭に迷わせてはならない、という不安や畏れのパラダイムを手放し、愛のパラダイムから循環する経済を創っていきたい、これが利益の使われ方を考えたいと思った経緯です。
(まさに所有や搾取という概念を手放さないといけないないし、共同所有・分かち合いの概念から循環するのが当たり前だというパラダイム、意識の変化が必要なわけで。誰もができるわけではなさそうだし、とにかく成人発達段階を上げていく努力、心がけが必要だと思った。)

大企業だけでなく、我々中小企業も同様に、用途のない内部留保は社会課題を引き起こす【社会悪】になりかねないのです。

今後の取り組み

前編では、持続可能な会社を目指し内部留保をしてきた結果、それが社会問題を招いている。だから、不安・畏れのパラダイムを手放し、愛のパラダイムから循環経済を創っていきたいとお話ししました。

お布団工房(株)コバックスでは、来年1月にMIKANシステム(プロフィットファースト)の導入を控えています。これは、利益を最初に入金口座の一定比率を確保するものであり、その他にもオーナー口座、税金口座、返済口座、経費口座へも事前に決めた比率で振り込んで、その振替された口座内の金額で事業を運営するものです。

経費口座の余剰分の1/4を3ヶ月ごとに配分、利益口座の1/2を3ヶ月ごとに出資者(社員出資制度を採用、出資額・出資機関によって按分計算)に配分するが、クラウド会計システムfreeeを社員にオープンにすることで、社員が使える経費口座、出資者の分配対象となる利益口座の運用に対して自分ごと化される仕組みです。

また、利益口座の残りの余剰分で新規事業投資に充当することもできます。つまりは、このMIKANシステム(プロフィットファースト)をちゃんと利益を出しながら正しく運営することができれば、新規事業に新たな循環経済の創出のために利用することができるし、社員や出資者への還元もできるので、まさに用途をもった循環が出来ると思うのです。

お布団工房(株)コバックスの事業は、寝具の製造・小売ですが、①製造過程で出てしまうゴミ排出量を減らしていく、②不要な寝具を回収→再生→再利用のスキームは以前から作りたいと思っていました。これもきっと循環経済の一助になるでしょう。

圧倒的な顧客・社員満足度で日本一の寝具メーカーになるために、社員のみんなと精進してまいります。みなさんに応援してもらえると嬉しいです!


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