自己分析と仕事(圭)

たくみさん しゅんぺいさん

 先日は一緒に自己分析やってくださってありがとうございました。
一度自分でやっていましたが、新しいキーワードを拾うことができました。
 自分で話しながら思いましたが、「自己分析」とは、自分の歩んできた人生からしか語ることのできない「自分の価値観を語る自分だけの言葉」を探す作業なのかもと思いました。
 前田裕二さんの「メモの魔力」という著書に、自己分析をする際の質問がこれでもかと載っているので、本当に時間をかけてやりたいという場合はそちらをご参照ください。
 また、先日は一緒に共有しながらやったので、共有するのが恥ずかしい事柄は潜在意識の奥に押し込めてしまったことと思います。今後一人で実施する場合は、そうした事柄も無意識の底に追いやることなく、きちんと捉えてやると楽しいと思います。
 この往復書簡をご覧の方で「自己分析あらためてやってみるか」と思われた方は一緒にやってみませんか。

 さて。仕事に愛情、、、僕も求めてしまいます。僕が過去、最も泣いた瞬間というのがありまして、その話、してもいいでしょうか。

 これは大学四年生の最後、サークルのいわゆる追いコンの時なんです。僕はこういう性格なので、その時もあまりしんみりせずにギャーギャー騒いでいました。しかし飲み会の中盤で、四年間かなりの時間を一緒に過ごした一人と「おうおつかれい」と何の気無しに握手を交わした瞬間、お互いに涙が止まらなくなってしまったんですね。意味が分からないくらい涙がとめどなく出てきて、手に意味分からないくらい力が入っていて。お互いに何も言葉を発することができなくて、何秒も無言で泣きながらギッチギチに握手しているわけです。すると相手が泣きながら、絞り出すように一言「最高だ」って言ったんです。僕も(そうだ、最高ってこうだ、これが最高ってことなんだ)って思ったんですが、全然何も言うことができなくて、黙って泣きながら何度も頷くことしかできなかったんです。気付くと周りにいた後輩ももらい泣きしていて、そのあたりが全員黙ってしばらく泣き続けたんですね。

 この涙はもちろん「もう卒業だね寂しいね」という涙ではなく、お互いがお互いの頑張りを称えての涙だったと思います(自分と彼は、どちらもそのサークルの中でかなり大きなウエイトを占める役に就いていたので)。

 こうした経験があり、仕事でも毎回とは言わないまでも、こんな経験できないかなって常々思っています。大学時代みたいに人間全て賭けてやらないと、たぶん経験できないのかなって思いますが。人間全て賭けてやりたい仕事に出会うにはもう少し時間がかかりそうです。
 きっと、本気になってやってる時は周りから信頼を集めると思うので。

 とりとめもない話になりましたが、とりあえず投稿します。ではまた。



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