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船舶免許のリアルな試験内容【身体検査編】🚢🎣


今回は表題の通り、

船舶免許のリアルな試験内容【身体検査編】をお伝えしたいと思います。


実は少ないんですよ。

身体検査に関するネット情報が。


少ないというか、リアリティが薄いというかですね。


実際そこまで合否のために重要視する項目では無いのですが、

でも気になる方もいると思います。


例えば、


当日が不安だから少しでもイメージしておきたい

周りより少し体が弱くて受けられるか心配

乱視があって視力検査に自信がない

軽度の障がいがあって、車の運転はできるけど、船はいいのかな?
(これは実際にstand.fmの生配信中にリスナーさんから質問いただきました)


このような方がおられると思います。


そんな方のために、今回は書いてみました。



なので私の実体験を元に書いていきたいと思います。
(会場によって多少違うとは思いますが参考になればと思います)

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まず、学科試験の会場でもある

JMRA(日本海洋レジャー安全・振興協会)に9:00前に集合

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会議室のような大部屋でした。(写真はイメージです)

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コロナ対策(消毒液、空気清浄機、1つの長机に1人ずつ、パーティション完備)がされており、全20名ほど受験生が集まっていました。


実技試験のグループ振り分けと

実施時間が前のホワイトボードに書かれています。

①12:30 ②13:40 ③14:50
船内外機艇
④14:00 船外機艇

こんな風に書かれていました。

受験番号が割り当てられていて、私は①でした。


9:00〜身体検査 開始


3人1組で受験番号を呼ばれて、部屋の後ろの待合スペースへ移動


そこから1人ずつ呼ばれて

試験官のいる検査スペースへ移動します。

①視力検査

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✅左右ともに視力0.5以上が通過条件

覗き込むタイプの検査器です。

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通常の視力検査のような、視力別で大きさが違うCではなく、

全て同じ大きさ(0.5のみ)が2列×5個で合計10個並んでいました。


画面に表示された10個のうち1つが点灯するので、

Cが開いている方向を答えます。



ここで問われるのは、メガネやコンタクトを付けていて良いので

とにかく左右ともに正答すること。

当日、メガネを忘れてしまった受験生の方は大変苦戦していました。


試験官もわざわざこんな所で落とすことも無いという感じで、

対応に困っており、しぶしぶ通していた雰囲気でした。


なので、視力が微妙に低い人は絶対にメガネ、コンタクトを忘れずに!!



②色覚検査 

隣の機械に移ります。同じく覗き込むタイプの機械です。

✅【赤】【緑】【白】の法定灯火をしっかり認識できるか

を試されます。

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画面に上記のいずれかの色が点灯するので、色を答えます。

【白】は、いわゆる白というより薄い黄色に近いです。


③聴力検査 

これは試験項目に含まれてはいますが、
わざわざ実施する時間があるわけではなく、

✅①②までのやり取りで問題なく試験官との
コミュニケーションが取れているかどうか

を既に判定されています。

なので①②の流れができていれば、自動的に通過できます。


④疾病及び身体機能の障がいの有無

✅自分の座席に問題なく着席・起立できているか
✅①の段階で問題なく受験票の受け渡しができるか

により既に身体機能を判定されています。


②の最後に

『大きな怪我や病気はないですか?』


と質問されますので、

『はい、特にありません。』


など答えればOKです。


いろいろと細かいことも書きましたが実際には

1人あたり1分くらい

で終わります。


これが終わるといよいよ学科試験が始まります。



以上、船舶免許のリアルな試験内容【身体検査編】


でした。

ではまた!

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